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原因不明の痛みについて(線維痛筋症等)



1) めまい、頭痛、吐き気等が強く、脳外科や耳鼻咽喉科、あるいは循環器科等を受診をしても精密検査の結果、異常がないことがあります。

 このような時は筋緊張性頭痛等が疑われる事があります。このような時、鍼灸治療を一度受けてみて下さい。

原因が筋肉の凝りや緊張の場合であれば、軽減し回復の可能性があります。


2) 1と類似しているのですが、胸の痛みや浅い呼吸しかできず、深い呼吸が出来ない時に心臓の疾患を疑い、循環器あるいは呼吸器等を受診しても精密検査の結果、異状がない時があります。

これは、背中の凝りが原因になる時があります。このような時にも鍼灸治療を受けてもらえれば軽減し回復する可能性があります。


この症状に対する論文を札幌市立病院学会で「脊柱起立筋群のこり症状に対する電気鍼治療の効果について」で私が発表しています。

3) 線維痛筋症について

 最近その存在が明らかになってきているものに、線維痛筋症といわれるものがあります。

 一例として皮膚が何かにこすれると痛みがはしる、あるいは歩く時にガラスを踏むような痛みがでる等です。このような時、皮膚科、内科、外科、整形外科等を受診しても、原因が分からない事があります。
 このような時どうしてもあきらめがちになりますが、一度、鍼灸治療を受けてみて下さい。
 
 鍼灸治療の効果の一つに免疫力を高め、自然治癒力を促すというのがあります。その結果痛みが軽減し回復する可能性があります。

 当院では、このような原因不明の痛みから少しでも解放出来るよう、患者さんと一緒に努力しています。

 もし、このような原因不明の痛みで苦しんでいるならば、一緒に頑張っていきましょう!!

 (注意) このような原因不明の痛みの時は、まず病院に行かれて、精密検査を受けて診察をしてもらって下さい。その結果を踏まえて、はり灸施術を開始します。