プラハ（Praha)

プラハ城（Prazsky hrad）

さて、プラハへ。
マリアースケーラーズニェでの教訓を活かし、プルゼニュではちゃんと時刻表をチェック！電車もそんなに遅れることもなくお昼前には到着。（＾＾）

nogi:ガイドブックに「プラハのホテルはいつも込んでいて､（飛び込みは）きびしい」と書いてあるけどどうする？
Pi-子：そうなんだよね｡手短に駅構内にある､ツーリスト・インフォメーションで宿を紹介してもらおうかなと思ってる。
ぐるぐるぐる…２人､バックパックを担ぎながら､駅の中を練り歩き…おお！それらしい窓口を発見！
が､そこはシャッターが閉まっていて、「ご用があったら､街中の本店まで来てね｡」という､親切そうに見えて､ちっとも親切でない張り紙がしてあった｡　さて…？
あぁ〜こんな重い荷物を背負って街中のインフォまで行かねばならないのね…。(T_T)
（↑ドイツに再入国後、もっととんでもないことがあるのだが…、それはまだ先の話。この時はそんなことは思いもよらなかったのである。）

とりあえず、街中のＣｅｄｏｋ（チェドック/チェコのツーリスト・インフォメーション）に行くしかない！
そして､再び重い荷物を背負って歩き出すのでありました｡
…やっと見つけて入ってみたら、ものすご〜くガラガラ。
窓口のお姉さん？（う〜ん、年齢的にこれはムリがあるかな〜？）と警備員のおじさん。そして、nogiとPi-子の２人。
広い店内にこの４人だけ…。それもそのはず、１０月８日は日曜日。
営業しててくれただけ良かったかも…。(^^;)

窓口のおば…お姉さん：予算はどのくらい？
Pi-子：２,０００ｋｃぐらい…。
窓口のお姉さん：安すぎよ！そんなのないわね〜…２,２８０ｋｃなら、ここから地下鉄で六つ目の駅の所に…。

う〜ん､ま、いっか、それで！
で〜は、行ってみよ。地下鉄Ｂ線（ちなみに、プラハの地下鉄はＡ．Ｂ．Ｃの３本です）で“ＪＩＮＯＮＩＣＥ”に。
だけど、この地下鉄、照明が暖かい光なのよねー、結構コワイんだなー、これって。
でもって、乗ってる方々がジロジロ見るんですね。そんなに珍しいのかな〜東洋人。

極めつけは、エスカレーター！ものすごっっいっスピードっ！なんなのっこれっ！
日本のエスカレーターの倍のスピードは出てると思う…。(^_^;)
その上、整備ちゃんとしてるのかな？壊れそうじゃん！と心配させられるような音が出てるし…、う〜ん。

…ま、とりあえず、無事に駅に着いた。
う〜ん、でもホテルの周り、何もない。
ここってプラハの近郊のはずなんだけど…おかしいなぁ。

立ち止まっててもしょうがないので、ホテルのインターフォンを押してみる。
でも、応答なし。（よみがえる マリアースケーラーズニェのＨＯＴＥＬ　ＬＩＯＮ。）

また、押す。すると何か声。でも、また何を言ってるのかわかんなーい！（もち､チェコ語です）
もう慣れてしまった２人。なんとかなるさ…と開き直り。
すると、なんとかなった！（笑）

出てきたおにーさん、部屋に通してくれた。これが結構良い部屋。
あぁ〜お得！お金もあまってる（両替のしすぎで）ことだし、もう一泊しない？Ｐi-子？
…ってことで、プラハは３泊になったのでした。なんて行き当たりばったりな２人。（爆）

塔の上よりカレル橋を望む
では、プラハに３日間いることだし、地下鉄３日券を購入して、街中を散策しに行こう！
火薬塔、ミュッシャ博物館、ティーン教会、ヤン・フス像、旧市庁舎、聖ミクラーシュ教会、天文時計、カレル橋…などなど、何も考えずに歩き回り…。
もぅ疲れたから帰ろうよ、そんでもって、マックが食べたいな〜。（実はドイツのマックは大きかったので、物価の安いチェコではもっとお得度が増すのでは？とnogiは考えていたのですが…）

ホテルに帰って、袋から出してみたら・・・･なんかサイズ小さいよね？このハンバーガー。
ドイツのはもっと大きかった〜！

もしかして、チェコは日本サイズ？！(T_T)
くやし〜い〜！ドイツでは絶対マック食べてやる〜！
（でも結局食べずに帰国。nogiだけ食べられなかった。Pi-子とねじきは食べたのに…。号泣）

　　　 　　　

さて２日目。
本日のメインはプラハ城。
地下鉄Ｂ線の“ＭＡＬＯＳＴＲＡＮＳＫＡ”下車。
黙々と旧登城道の坂を登り（プラハ城は結構高台）黒塔(後になって気づいたのだけど､裏門)から中へ。

するとすると、観光客だらけ…、それも日本人ばっか！
どうもねー、日本のツアーは朝早くにプラハ城を見て、午後は移動してチェスキークルムロフに行くのではないかな？と思われるんだよね。だって、すぐに居なくなったもん、日本人観光客。そのかわり、その他の外国の方々は後から後から増えてったけど。（笑）

２人は時間を気にすることもないので、ゆっくりと見て回り、最後の締めは聖ヴィード大聖堂！（ここにはアルフォンス・ミュッシャのステンドグラス（左写真）があるのです。）
大聖堂の中はやっぱり混んでいましたが、ミュッシャのステンドグラスの前はその中でも際立って混雑してました。ステンドグラスは綺麗だったんだけど、なんか人を見に行ったみたい…。(T_T)

実はｎｏｇｉは高所恐怖症ですが、今回の旅では塔に登ることを覚えました。
塔の上からの眺めの良い景色を見るのはとても気持ち良いし、石造りの螺旋階段を登るのは、そんなに怖くないのです。
（↑登っている時は景色が見えないので）
…ってな訳で嫌がるPi-子をなんとか説得し、聖ヴィード大聖堂の塔の上へ。)

ぐるっと一回りしてみると、補修工事個所が結構多い。そこでとび職の方々が仕事していたので、「あんな所によく登れるっ！」と２人して感心したのでした。

もとは国営スーパーだったが、民主主義になってから
英国系チェーンスーパーTESCOになったらしい
お腹も減ったことだし、夕食はＴＥＳＣＯ（右写真)で買い物して帰ろう！
と、ＴＥＳＣＯに入ってみたはいいが…

買い物かごがない〜っ！

でも皆さん持ってる。どこにおいてあるんだろう？

…２０分ぐらいウロウロして、もーいいよ！と､品物を手で持ってレジへ並ぶ？…｡
すると、えぇっ？！レジで清算の済んだ客がこれから買い物をする客に手渡してる！
客よりも買い物かごが圧倒的に少ないため…のようですが…｡

またもや呆然 (・o・) …とする２人。

そうと分かったら、会計の済んだ人からカゴをゲットし､もう一回､品物（つーか食料｡）を物色｡
おお！マリアーンスケーラーズニェのスパワッフルを大量に発見！しかも安い！（土産物屋じゃないから）
他にもクネドリーキの素（粉）やら､TVで見たプリンの素（おいしそうだった）やら…しばらく食べ続けても困らないくらいの量を買って帰ったのでした。

　　　 　　　

では、３日目。
１日目、２日目で主な観光スポットは回ってしまったので、ちょいと郊外に出かけてみようか？と、トロヤ城へ。

ところが、行ってみると、ちょいと郊外なんてもんじゃなくて、すごい辺鄙なトコで、地下鉄Ｃ線の終点の駅･･･それから、バスに乗り換えて、その終点にあったりしたのでした。

ここはバロック様式の貴族の居城跡で、城というよりは巨大な館といった感じ。（左写真）
庭園も広いので、のんびりとするには良いかもしれない、天気が良ければ…ね。
この日、雨は降らなかったものの、どんよりとした曇り空。

広〜い庭園にほとんど２人っきり。 う〜ん、Ｐｉ−子と２人じゃねぇ？余計に寒いじゃん。（笑）
（熱そうなんだか､寒そうなんだか､よく分かんないカップルさんはいたけどねぇ…｡ あれは絶対に不倫と見た｡ ｂy Pi-子）

この日もＴＥＳＣＯで大量に買い物をして、「明日はドイツに再入国！早く寝ようぜ！」と２人して早々と寝てしまいました、とさ。

（nogi）

本日のお宿：　Villa Jinonice kc 2,280／部屋