マリアーンスケー・ラーズニェ(Marianske Lazne)

温泉/コロナーダ(Kolonada)

ねじきと別れたnogiとPi-子はこれから、チェコのマリアーンスケー・ラーズニェに向かいます。
ところで、何故?マリアーンスケー・ラーズニェ?
とお思いの皆様!(マリアーンスケー・ラーズニェは全然有名ではありません。)
ここに決めたのはPi−子です。ここは、チェコでも有数の温泉地。
Pi-子は温泉に入りたい!という当初の予定とは大幅にズレることになろうとも知らず、ここに行くことを決定したのでした。

さて、ニュルンベルク駅、13番ホームでちょうど入ってきた電車に乗り込む。
その辺の適当な座席に大きな荷物をほぉり投げ・・・座席に身を投げ出し・・・のんびりと発車を待つ2人。
そろそろ発車だね、の一言が出る頃「ここは自分らの席だぁ!」という家族づれの乱入!

Pi−子とnogiはあたふたと「うそだろぉ〜!」って感じで他の席を探す・・・がっ!
ない・・・ない・・・ないよぉ〜!自分らの席が。(ToT)×2。



ピー! 発車しま〜す。

いやいや、お恥ずかしい…(#^_^#)。
指定席をとってたのだが、気付いてなかったのでした。

改札口がないので、車掌さんが来ます。
(nogiの隠し撮り)
なんとか(自分達の)座席を見つけ、ほっとしてる間もなく車掌さんが切符確認にやって来た。 で、切符2枚を見せる。
すると・・・車掌さんのヘンなリアクション。
…実は指定券のみ購入してて、乗車券を買ってなかったらしい…。
で、車掌さんから乗車券を購入(40.5DM)。
車内発券なので別途(9DM・手数料(?))かかってしまった。
そうだよねー!ニュルンベルクから10DM(約500円)だなんて・・・安すぎだよねー!気付くべきだったわ。

で、国境越え・・・ドイツからチェコへ。…すごく簡単だった。
監査官が来て、パスポート見せるだけ。ドイツの監査官はスタンプを押してくれたけど、チェコは見ただけで何もしてくれなかった・・・。ちょっと悲しい(T_T)



何はともあれ、マリアーンスケー・ラーズニェに到着〜!
まずは両替。し、しかし2人ともチェコの物価がとっても安いとは露とも知らず。
結果として、両替をしすぎてしまったのであった。
ドイツマルクが紙幣100マルク札が5枚だったのに対し、こ…こんなに!?というぐらいの紙幣が返ってきた。
実際、ドイツよりかなり物価が安かったので、オトクな気分でした。

さて、宿探し。目を付けてた「Hotel LION」(駅の近く)へ行ってみる。
しかし、看板は出てるけど、ここ営業してるの???ってぐらい人気がない…。
nogi:ど、どーしよー!やってんの???ここ…。ぐるっと回ってみたけど、窓も開いてないし…。
Pi-子:と、とりあえず、インターフォン押してみる?
(おそるおそる…)

しばらく待つが、何も物音せず…。

Pi-子:も、も1回押すね。
で、また…しばらく待つ。すると、インターフォンから人の声。
しかし、チェコ語なので何を言ってるのか全然わからず…。またまたパニック!
nogi&Pi-子:ど、どーしよー!

でもPi−子は果敢にも英語で話しかける。すると「ちょっと待ってて」というようなことを言われたらしい。
(nogiは英語全然駄目です)
そして、ドアを開けておじさんが出てきた。
しかしそのおじさん、英語は片言らしく…Pi−子が話しかけてもあまりわからないみたいで…Pi−子も困った
で〜も!最後の手段だぁ〜!と、地球の○○方を見せてみた。(「Hotel LION」は載ってます)
すると、おじさん大爆笑!それも2000年〜2001年度版ってトコにうけたみたい…何故?
…しかし、ま、いっか!だって、この旅一番のお宿に泊まれることになったんだもん!(笑)
さて、デカイ荷物を部屋に置き、温泉に行くか…と駅からトロリーバスに乗って中心地へ。 (マリアーンスケー・ラーズニェの中心地は駅周辺ではありません。トロリーバスに乗って数十分かかるトコに温泉街があるのです。)

ここは温泉地。 しかし、日本と違って“飲む温泉地”なのです。
そりゃ、まぁ、日本にも飲む温泉はありますとも!しかし、あくまでもそれは温泉に入って
「ここの温泉は飲めるの?じゃ飲んでみよか?」というモノで…。
しかし、ここは逆なのです。
ま、確かに入れるトコもありました。リゾートホテルで$10
「高〜い!入るのやめっ!」と2人はすぐに決定。←という訳で、当初の予定がズレたのでした。(笑)
↑なにしろ一泊1,800円のホテルに泊まる2人なので、1,300円も払って温泉に入る気がしなかったのですね。(^^ゞ

温泉を飲むにあたり…ここには専用のコップがあります。(左写真) 陶器で出来ていて、把っ手が空洞になっていて、ストローみたいになってます。 そこから飲むんです。何故そのようなコップなのかはわかりませんが…。

さて、温泉の源泉は3つほどありまして、微妙に味が違います。
でも、それを語れるほどnogiは飲みませんでした。
何故って?めちゃめちゃまずかったからです!(+_+)
でーもーですねー、Pi−子は「これはまっずー!」とか「うぺぺっ!」と言いつつも飲んでたんですねぇ。「もうやめたらぁ?」と聞いたら「なんか温泉に負けたような気がするからまだ飲む」とか言って飲んでるんですよ!
ヘンなとこに競争意識を持っちゃって…。
Pi−子は飲みすぎで、その日の夜、お腹をこわしたのでした。

散々飲んで気がすんだらしく…では口直しにスパワッフル(風○堂のゴーフルみたいなの)でも食べようか?とお店へ。
これがすっごいおいしい〜!のです。日本にお持ち帰りが出来ないのがくやしくて、(まだ、旅行日程の半分くらいだったので荷物を増やしたくなかった訳です)いっぱい食べてしまいました。(笑)

さて、しつこいようですが、マリアースケーラーズニェは温泉地です。
しかも、ドイツとの国境近くにあります。
だから、ドイツからの湯治客が多いんですね。それもおじいさんおばあさんの団体客ばっかりなんです。
そのせいなのか、町全体がのんびりとした感じで…。 緑も多く、噴水も多いです。(←散歩用でしょうね。)

散歩にもあきた2人は夕食でも食べようか?とその辺のレストランへ…。
これがおいしかったんですねー!どっちもnogiの好みです。(nogiはうす味の方が好きです。ドイツは結構味が濃くて…。)
「クネドリーキ」というのは蒸しパンみたいなもので(右写真・奥のお皿の白いの)ドイツのパンと比べると、とっても柔らかくて、2人とも感動!したのでした。

では、夕暮れになってきたし…帰ろうか…
でも、その前にインターネットカフェによって良い?Pi−子?
と、nogiはこの旅最初のネットカフェに行ったのでした。

(nogi)

本日のお宿: Hotel LION kc 1,200/部屋