プルゼニュ(Plzen)

ビールの街、プルゼニュ

10/7、朝7:00起床。30分後にPi-子を起こす。(Pi−子は朝がスゴク弱いので、毎日nogiが起こしてました。(笑)

さて、朝食、1Fへ…用意が出来てたみたいなので、厨房のおじさんに声をかけて食べ始める。 ドイツではブッフェ形式のホテルが多かったんだけど…ここはコンチネンタルみたいな感じで…。 でも、一泊の料金を考えると「こんなもんかな?」と黙々と食べていた2人。

しかしっ!しばらくすると、おじさんが焼きたてのパンを持ってきてくれた〜。(右写真。手前の菓子パン)
「えぇ〜!」驚く2人。
だって、最初に用意してくれてたパンだって結構な量だったよ。食べきれない〜。
こ、困った。残すなんてとんでもないっ!おじさんの善意をぶち壊し…になんて出来ない!
…ので…ガメタ。(笑)

素晴らしき朝食!(Sehr gut!(^-^)g)の後、チェック・アウトし、
駅へ。次の街、プルゼニュへ向かうのだ。
列車の時間をちゃんと調べてなかったんだけど…
そんなに待たずにあるかな?
そーれーがー甘かった。
9時すぎに駅に着き、切符を買う。
で、窓口の人に「次の列車は何時?」
やっぱりその人も英語はあまり話せず…筆談。紙に書いてくれた。

「11:58」

Pi-子:え?
nogi:うそでしょう?まだ9時すぎだよ。
固まる2人。


外は雨。
しかも中心地から遠いマリアーンスケー・ラーズニェの駅。
何もすることもないまま…3時間。



やっときた電車。待つのに疲れ果てた2人。
しばらく走りつづける列車。
ボォ〜と外を眺めてるnogi…あれ?駅じゃないトコで止まろうとしてない?この列車。 なんか、おじさんがいるなー。この列車に乗ろうとしてない???あれれ?
nogi:Pi-子、なんか外におじさんがいるんだけど…でかい籠を持ったおじさんがね、乗ろうとしてるんだけど…。
Pi-子:は?
(この車両はボックス席になっていたので、nogiの向かいに座っていたPi-子は何も見えてませんでした。)
nogi:だーかーらー、おじさんがね、この列車に乗ろうとしてるんだよ。ほら、やっぱり乗ったみたい…。
Pi-子:???すると何?駅でもないのに止めたの?
nogi:そーゆーことになるかなー。あ、来た来た。

そして、ふと見ると、おじさんの籠の中にはあふれんばかりのきのこの山!(「た○の子の里」もヨロシクね! by Pi-子)
nogi:え、えっとぉ、きのこ狩りしてたみたいだね…あのおじさん。(^_^;)
Pi-子:今夜のおかずかねぇ…それにしても…乗合バスみたい…。…フゥ〜
(ため息)。

そして、プルゼニュ到着。
さて、チェコ入りしてからというもの…雨、雨、雨の毎日ですが…。プルゼニュは一番ひどかった。
というのは、ヨーロッパの方では日本のようにどしゃどしゃとは降りません。
小雨が多いので、傘をさすほどではなく…nogiは帽子ですましてしまうことが多いのです。
でも、プルゼニュでは傘をささねばならず…しかも激しく降られてしまいました。

それも〜これも〜雨女、Pi−子のせいだぁ〜!

基本的にnogiは曇り女なんですね。むべもそうらしい…。
で、2人でPi-子の雨をなんとかしのいできたのですけど…。
チェコに入り、(ねじきと別れたとたん)やっぱり雨女の本領発揮というトコロでしょうか?(笑)
Pi−子に対抗する為、次回は"爆裂晴れ女"を連れてこなくてはっ!というねじきとの共通の見解。(帰国後決定)

スーパーなどではこんなかわいい瓶に入って売って
います
雨に降られつつも本日のお宿「Pension City」をGETし、ビール醸造博物館やら地下道博物館やらを見て…。
この地の目的、ピルスナー・ウルクェル(Pilsner Urquell)(nogiもPi−子もお酒は弱いですが、結構有名なビールらしいです)でも飲もう!
と、ペンションのそばの「ウ・ザルツマヌー(U.Salzmannu)」というお店へ…。

まだ、午後4時くらいだったんだので、店内には観光客らしき人たちが数人と常連さんらしき人たちが数人いるのみ。
ビールジョッキ1つに豚ヒレ肉のプルゼニュ風を2つ(こっちが本命?笑)オーダー。

待つこと数分・・・
店員:はい、どうぞ
目の前に黄金色の液体がなみなみと入った大きなジョッキをば〜んと置いていった。
nogi:・・・日本で言えば大ジョッキだと思うんだけど…。
Pi-子:こっちの人にしてみればレギュラーサイズなんだろうねぇ。


まずは一口。

おいしい!

とてもあっさりしていて、初心者にも飲みやすい感じ。のんべぇには物足りないかもしれないけど、私は日本のビールより好きかも。
そうこうするうちにメインの(といってもこれだけ)豚ヒレ肉がやってきて、豚ヒレ肉を食らいつつビールをごくり!

ジョッキの途中までは確かに最初はおいしかったのだが、お酒に弱い2人、1つのビールジョッキしかなかったんだけど…なかなか飲めずに最後は譲り合い。(というか…擦り付け合い)

てな訳で、真っ赤な顔の2人は5時半にペンションに着くと…ベットに横になり…。
ぐっすりと寝てしまったのでした。

     ピルスナー・ウルクェル(Pilsner Urquell)
    ピルゼンは日本の市販ビールの大半を占めているピルスナータイプの発祥の地で、その元祖というのが、
    この「ピルスナー・ウルクェル」。1842年10月5日から醸造され始め、売り出されると同時にボヘミアの田舎
    から外国にまで瞬く間に広まっていった…という、正に「ビールの王様」ですな。(アルコール分約4.1%) 

     

(nogi)

本日のお宿: Pension City  kc 1,360/部屋