ドレスデン・1 (Dresden)
聖十字架教会
(Kreuzkirche)
さってと、ドイツに再入国!
・・・その前の前に、プラハのホテルのチェックアウトの話から始めましょう。
列車(国境を越えるので急行です)の時間もあるし、余裕をみて出発!
・・・をしたかったので、(ひじょーに朝の弱い)Pi-子をたたき起こし、仕度も整え、ホテル受付へ「チェックアウトするよ!」と一言、言う為に内線をかける。 (このホテル、普通のホテルと違ってフロントがなく、内線で従業員(たぶん家族経営だと思うんだけど)を呼び出す仕組みになってたんです。)
しかし、ホテルのおにーちゃん、
来ない
来ない
来ない〜!
10分ほどウロウロして、また電話。「今、行きます」という返事だったんだけど
それでも、
来ない。
列車の時間もあるし・・・ここ、郊外だから早めに出たいんだよね。どうしよう・・・イライライラ (-ε-)
その後もやはり来ず・・・いい加減(待つのが)嫌になったので、部屋の鍵を置いて出発することにした。支払はすでに済んでいたから良かったんだけどね。
焦って出発した割には余裕で(列車の)時間に間に合ってしまった。(^^ゞ
でも、乗ったところは指定席車両。(今回は自由席2枚)
ほんとに
全然席が空いてなかった。
ドレスデンまで約3時間・・・立ちっぱなしはちょっとつらい・・・。
nogi:どうする?
Pi-子:とりあえず、ここに荷物置いて探してくるわ。
と、nogiと荷物を置いてPi-子は行ってしまった。
さて、どうするかな〜?としばらく
ボー (-_-)
としていると、前からPi-子が帰ってきて…。
Pi-子:一番前の車両の一番前なら空いてるってさ。行くよー。
(←車掌さんに聞いてきたらしい)
・・・って、ここってまだ真ん中より後ろなんだけど…。(T_T)
で、やっと席に座ったのは良かったが、
喫煙車両。
(nogiもPi-子も煙草は吸いません。)
出発してからかなり時間が経っていたので、nogiとPi-子が空席に辿り着いた時には、すでに車両の中は白かった…。
目が痛い〜。(+_+)
列車はドイツ国境へ近づいて来ました。お約束の(当たり前)出入国の手続きが…。
チェコは入国時にスタンプ押してくれなかったから、出国時にスタンプくれないと「チェコへ行った」って証がパスポートに残らないんだよね。
nogi&Pi-子「早く来ないかな〜、スタンプ押してくれないかな〜」とチェコの管理官を待つが・・・これまた、
来ない!
ここってホントに端の席だから回って来るの遅いのかもしれないけど、早く来ないとチェコを出ちゃうよ。
(国境を越えると最初の駅で列車の乗務員も全員交代になります。それまでに管理官もパスポートチェックを終わらせなければなりません。)
しばらくして・・・ドイツ入国寸前に管理間の人達がnogi達の乗ってる車両に来ました。
時間がないのは分かるが・・・私らのパスポートは外側をちらっと見ただけ…質問も何もあったもんじゃなかった。
まぁ、確かに混んでたけど・・・あまりにもズサンすぎません?(私らスパイかもしれないじゃないか(笑))
↑「Monster」でテンマとカールが待ち合わせした駅前広場
も工事中。(分かる人だけ分かってください。)
・・・何はともあれドレスデンに着いたから、よしとしよう。
早速、街へ出よう!・・・って、あれれ???駅の前が工事中。都市開発工事中って感じで掲載されてる地図と微妙に違ってない? でも、とりあえず進む。(こうしていつも迷子になっているんですね〜 (^_^;)
nogi:ホテルはどうする?
Pi-子:う〜ん、ここなんかどぉ?ホテル・ヘルベルケ
nogi:ヘルベルケ?変な名前だねー、ま、いっか。どの辺り?
Pi-子:あっちじゃないかな?
Pi-子、言い終わらないうちにスタスタと歩き出す。
Pi-子:ここがここだから、あそこがこれで、だからあの信号の先かな〜?
と行ったはいいが、そのような建物はない…。
nogi:
(目の前の建物を指して)
これじゃないよね〜?スペルはHからでしょ?
Pi-子:そぅ。H・E・R・B・E・R…。もう少し先まで行ってみようか?
と、進む。・・・でも結構な時間を歩いてきたので荷物が肩にくいこんできた2人。
Pi-子:な〜い〜!道間違えたかな?
nogi:どーする?駅の方のホテル
(一応、第2希望も決めておいた)
にする?
Pi-子:う〜〜〜ん
(第2希望のホテルよりヘルベルケの方が値段が安いので捨てがたかったらしい…。)
Pi-子:もしかしたら、道間違えたのかも…(地図を見て)こっちの道から行ってみない?
nogi:う〜ん、まぁいいけど…
(-ε-)(←結構疲れてた。ちなみに昼食はまだ食べてない)
この時に、nogiはちょいと遠目の建物に"City"という文字を見ていたんですが・・・。違うよな。"H"から始まるんだもんね。
黙々と歩く2人。
C=┌(*・_・)┘ C=┌(*・_・)┘
歩き続ける2人。
。。(((o;-_-)o 。。(((o;-_-)o
不安になる2人。
..(((o;_ _)o ..(((o;_ _)o
すると、目の前に地図らしき看板が…。
駆け寄る2人。
...すたた..(((ノ゚听)ノ ..すたた..(((ノ゚听)ノ
↑nogiが遠目に見ていた"
City
-Herberge"の看板
Pi-子:あったー!ここだ!
nogi:ほんと?良かったぁ!
(^-^)
と、着いてみると、目指したホテルの名前は
"City-Herberge"
nogi:あ゛〜!さっきの建物〜!あの辺まで来てたのにー!
Pi-子:ほんとだ…き、気がつかなかった…。
ドレスデンの駅に着いたのが12時30分。
ホテルを探し当てたのが13時30分。
1時間もぐるぐる回ってたのね、私達。駅からそんなに遠くないホテルだったのに…。
なんか、一気に疲れが…。(>_<)
疲れた体を引きずって、ホテルの中へ。
部屋は空いてる、ということですぐに入れた。フロントのおば−さんが
めちゃ無愛想
だったのは旧共産主義の名残なんだろうか?(ドレスデンは旧東ドイツです)
ともあれ、部屋の方へ。
nogi:へ???広すぎない?ここ。いくらだっけ?
部屋の第一印象は、ともかく
広い。
照明もホテルには珍しい蛍光灯でオフィスを改造したのかな?・・・という感じ。
Pi-子:バス・トイレ別で100DM。(1人50DM)とはお得だ。
nogi:なんかスペースを無駄にしてる気が…3人でも余裕じゃん、この部屋。ねじきいてもOKだったねー!(笑)
Pi-子:でも、ねじき居たら、あんなに歩き回れなかったよ。駅前のホテルになってたかも…。
(ねじきは燃料不足になると(お腹がすくと)動かなくなります…笑)
さてと、ちょっと休憩をとったので、再び街へ繰り出そう。
ツヴィンガー宮殿のアルテ・マイスター絵画館・・・はもう時間がないから、明日ゆっくり見ようか。
じゃ、今日のところは
アルベルティーヌムのノイエ・マイスター絵画館
に行こう。
エルベ川沿いに建っているネオ・ルネサンス様式の建物で昔は兵器庫として使われていました。1Fはギリシャ彫刻、2Fは宝物館グリューネゲヴォル、3Fに美術館ノイエマイスターが入っています。入場料は7DMで全部見られます。 有名な作品にドガの「二人の踊り子」、フリードリッヒの「山上の十字架」があります。
しばらく倹約してたし、ドイツ再入国祝!ということで今夜は豪華に食べたいな〜♪
・・・と、話してたにもかかわらず、露店のケバブにつられた2人は…1個5DM(約250円)の豪華な?夕食になったのでした〜(笑)
(でもホントおいしかった!)
(nogi)
本日のお宿: City−Herberge DM 100/部屋