ミュンヘン(Muenchen)

Residenz Museum(レジデンツ博物館)
朝、起きたら、雨だった。
Pi-子が雨女だからなのか?それとも昨日、ねじきが珍しいことをしたせいか・・・?
nogi:おはよう。
Pi-子:・・・・・・(朝は機嫌が悪い)・・・おはよ・・・
nogi:今日、どうしようか?ノイシュバンシュタイン城へ行く予定だったけど・・・
Pi-子:・・・・・・
nogi:車の運転、あんまりしたくないな〜。視界悪いし、石畳すべるし・・・
Pi-子:・・・・・・
nogi:なによりも、あの車、ワイパー動かすと、真っ黒になってよけい見えなくなる
んだよね。
(洗車して少しはましにはなったようだが)
Pi-子:・・・・・・
nogi:今日は車、休みにしてミュンヘンへ行こうか。
Pi-子:・・・・・・・・・・・・・(まだ眠い)
こうしてnogi&Pi-子の密談(?)により、本日はミュンヘンへ。
(ブーフロエ駅にて)
Pi-子:ミュンヘンまで、大人3枚。
駅員:大人3枚ね・・・はい、40マルク。(切符を1枚だけくれる)
Pi-子:?
駅員:それ1枚で5人まで乗れるんだよ。それから・・・え〜と、ドイツ語できる?
Pi-子:(思いっきり首を横に振る)
駅員:う〜ん・・・じゃ、これを・・・(何やら説明されるが理解できず)

(列車の中にて)
nogi:Pi-子、さっき何もらったの?
Pi-子:時刻表・・・だね。午後4時から午後6時の所、赤ペンで囲んであるけど、どういう意味かな?よく分からなかった。
ねじき:午後4時から午後6時の電車で帰ってこい、ってことじゃん?
Pi-子:あ〜、そうかもね〜。親切な駅員さんだったんだ。
nogi:そうだよ。ドイツの人、親切だし。
ぎぎぃぃ〜〜〜〜、がたん!(突然、列車が止まった)
Pi-子&ねじき&nogi:???
車内アナウンスが流れるが、当然ドイツ語の為、理解不能。
周りの人は落ち着いてるし・・・車両故障、かな?

こうして、3人は列車の中で2時間、足止めをくらったのでした・・・。
nogi:ミュンヘンに着いたけど・・・もう、お昼になっちゃったね。
Pi-子:うん。そんなにいろいろは行けないね。
ねじき:まずはお昼食べて、お土産見に行こうか。
まずは、ねじきのたっての希望で白ウィンナーのお店へ。
その後、お土産を買いにサッカーショップへ(左写真)。
ドイツにはプロリーグ(ブンデスリーガ:Bundesliga)が1部18チーム 2部18チームあり、
ここにはおそらく1部のチームのグッズなら、一応揃っていますが・・・一応、というのは、ここミュンヘンにもサッカーチームが、 Bayern Muenchen と
TSV Muenchen 1860、2つありまして、前者のBayern Muenchen グッズが圧倒的に多いんですわ。
欧州サッカーとバイエルンミュンヘンについては↓
ドイツの巨人&トヨタカップ(Der Deutsh Riese & Toyota Cup)
をご覧ください。
サッカーの試合は見ずにお土産だけ購入。しかし、ビアマグに「I love Muenchen」なんて書いてある
いかにもお土産!より、グレードが高いような気がしませんか?
(キャラクターもんと同じだから、値段はちょっとお高めだけど)
お次はレジデンツへ。
ヴィッテルスバッハ家(バイエルン王家)の宮殿。
建築は1385年、それから約400年かかった・・・ということですが、19世紀半ばにルードヴィッヒ1世が大々的に手を入れ、今のようになった・・・ので、結局、500年ぐらいかかってるのね (^_^;)。 現在はレジデンツ博物館になっています。
歴代の王たちの遺品が展示されており、華麗な宮廷生活の気分に浸れる・・・かも。
先祖の画廊(右写真)。121人のバイエルン王たちの肖像画が両側の壁と天井にまで飾られている廊下。
・・・この絵は下へ伸びていったり、目が光ったりしないのかなぁ・・・(Pi-子、ホーンテ○ド・マン○ョンと間違えているようです。)
ねじき:Pi-子さん、噴水の前で写真撮って。
Pi-子:(ねじきからカメラを手渡される)いい?撮るよ
ねじき:いいよ〜
Pi-子:!?・・・ねじき・・・
ねじき:どうしたの?
Pi-子:・・・このカメラ、シャッターボタンがないぞ・・・。
ねじきのカメラ、本来シャッターボタンのある場所から、バネがびよ〜んと1本出ている。
ねじき:え〜、今ケースから外す時にとれたのかな・・・
ねじき、コンタクトレンズを探すかのように、下を見る。
ねじき:あ、あった、あった。(バネを無理やり押し込んでシャッターボタンをつける)これで、大丈夫。じゃ、Pi-子さん
ヨロシク!
Pi-子:・・・私はこのカメラ、壊れたんだと思うんだけど・・・。
ねじき:大丈夫だよ・・・分かんないけど。
・・・・・。ま、いいか〜っつーことで・・・パシャ!・・・(シャッターを押すPi-子)
(後日談:現像した写真を見るとちゃんと撮れていましたが・・・・・・同じ物を撮っていてもnogiの写真とねじきの写真、なんか違うんだよね〜。
カメラのせいなのか(nogiは一眼レフ使用)腕のせいなのか、それとも両方か・・・)
しかし、ここレジデンツって、なんて広いんだろう・・・
つ・・・疲れた・・・ (@_@).。o○

帰りの列車の中では3人とも爆睡。
ブーフロエ駅で駅員さんからもらった時刻表の赤枠の時間内に帰れて、ちょうどよかったね。
車掌:すみません、切符を拝見・・・
nogiが起きて、切符を渡す
車掌:・・・・・あ、これはダメだよ。
nogi:?
車掌:この割引切符は16時〜18時の帰宅ラッシュ時には使ってはいけないんだよ。ほら
切符を指差して何やら説明してくれるが・・・・・・ドイツ語、読めないけど数字だけは読めた。う〜ん、そんなことが書いてあるような・・・。
車掌:う〜ん、違約金+通常乗車料金、3人分合わせて51マルク(約\2,500)だね。
nogi:ええ〜、せっかくの割引切符だったのに・・・(ToT)。
nogi、泣く泣くお金を払う。
ブーフロエの駅員さん、親切にも「この時間は乗っちゃダメ」って赤ペンで書いてくれていたのね・・・。
・・・この間、Pi-子は最後まで熟睡していました。
(補足)
この切符は、Bayern Ticketと言いまして、バイエルン州内でのみ有効。平日9時〜16時、18時〜深夜2時の間、使用可能。
通勤ラッシュの時間帯はダメ、というものだったそうです。
(Pi-子)
本日のお宿: GASTHOF EICHEL DM 45/部屋(シングル)