アウグスブルク(Augsburg)

Dom(大聖堂)

ブーフロエには意外と早く着いたので(←前ページ)午後は列車に乗ってアウグスブルクへ。
ブーフロエからアウグスブルクまで…えっ?3人で35マルク(約¥1,800)!?
安すぎません?…と、思ったら、これはWochenend-Ticket(ハッピーウィークエンドチケット)といって、土・日専用割引切符で1枚で5人までOK!とのこと。 今日は日曜日なので、これが使えるんだ。
素晴らしい!JRにつめの垢を煎じて飲ませたい。



(アウグスブルク着)
ねじき:ちょっと、お腹すいた…。
(注:昼食はちゃんと食べました。)
Pi-子:ん〜、まず、どこから行こうか?
nogi:先にDom(大聖堂)へ行こうか。

ねじきのつぶやきを無視して、まずはDom(大聖堂)へ。
確かにケルンの大聖堂のような派手さは無いけれど、落ち着いておごそかな感じが…
nogi:Pi-子、Pi-子。これ、何て書いてあるの?
何やら禁止事項が書いてある看板(ドイツ語/英語)を指差すnogi。
Pi-子:え〜と、(英語を読んでます)ここは教会です。大声を出さないように…おごそかな祈りの場なので…
空腹のあまりゾンビ化するねじき
             撮影:nogi
nogi:じゃなくて、その下。

カメラ×という絵が描いてある。
Pi-子:ああ、ここね。…写真を撮ってはいけません…
nogi:やっぱり、そうか。
(一眼レフを抱えて、がっかり)
Pi-子:…商業的な目的では…
nogi:…ってことは、個人的な目的ならいいわけ?
Pi-子:いいんじゃん。

nogi、さっそく、撮影開始。…さすが、カメラ小娘(?)やね。

数分後、写真を撮り終えて、納得したらしく、nogiが戻って来た。
nogi:教会内、一回りしたし、そろそろ出ようか。
Pi−子:そうだね…そういえば、ねじきは?
nogi:…どこだろ?
Pi−子:さっきまで、一緒にいたんだけどな…あ、いたいた。

ちょっと離れた所…教会の隅の方にねじきを発見。
nogi:ねじき〜、出るよ〜(小声)
それにしても、ねじき、超スローペース。秒速5mmってとこですかねぇ。
さらにお腹へってきたんだ…分かりやすいヤツ。
nogi:ねじきっっ!
の…nogi…ここは、おごそかな祈りの場だぞ…。

そんなわけで、お茶タイム。
市庁舎(右写真)の前にある広場にカフェが集まっています。
ここにカフェが集まってる…というか、ここしか営業している店が見つからなかったんだよね。今日、日曜日だから。
(ドイツに限らず、ヨーロッパ諸国には「閉店法」が存在します。平日は午後8時半、土曜は午後4時には店を閉めなければならず、 日・祭日はガソリンスタンド、駅、空港などを除き、店を閉めなければいけません。カフェなど、飲食店は全部…というわけでは ないようですが、営業しているお店は少ないです。)
ねじきが本当に幸せそうにケーキを…じゃなくて、幸せなんだろうな。ケーキの前にいるのが…。

あと、一箇所。
ザンクト・ウルリヒ&アフラ教会(St.Ulfich und Afra)へ行ってみたいな。
あ、雨が降ってきた…そろそろ、帰ろうか。



ねじき:夕飯どうする?
nogi:
(ホテルの)下のレストランで食べようか。I(アイ)さんも「おいしいよ」って言ってたし。
Pi−子:いいね〜。でも、まだ夕飯には早いから、先にシャワーでも浴びようか。

こうして、1時間後に食事にすることに決定。

○曜○スペンス劇場ならここで無意味なシャワーシーンが入る(はず)。

・・・・・1時間経過・・・・・
さ、ご飯にしよう。間食しているとはいえ、やっぱり入るところが違うんだよね〜。
…あれ?…れれ?ホテルからレストランへ行くところのドアが閉まってる。…カギも閉まってる!?
Pi-子:帰って来た時はお店やってたよね?
nogi:うん…やってたような気がするけど、今は人の気配もなさそうだよ。

外を見てみると…やはり、灯りが消えている…こ…これは…。
ねじきが未練がましそうにドアノブをガシャガシャ…。
こんな小さな街じゃ、他に営業している店なんて…ないだろうな。アウトバーンのサービスエリアかガソリンスタンドのスタンドショップなら やってるかもしれないけど、雨降ってて、夜だし…車、出すのは、ちょっとなぁ…。
nogi:…昼間、スタンドショップで非常食として、ワッフルとポテチとかお菓子、買ってたよね…。
Pi−子:…本日の夕食はあれか…。
ねじき:…しょうがないよね…。


そうだ、日本から持って来たカ○リー・メイトもあるぞ!これも食べよう!
はぁ、わびしい夕食…。ヨーロッパの日曜日は嫌い!

(Pi-子)

本日のお宿: GASTHOF EICHEL DM 45/部屋(シングル)