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『アメリカン・ハッスル』(American Hustle) | |||||
監督 デヴィッド・O・ラッセル | |||||
ヤマのMixi日記 2014年02月05日23:56 『スリーキングス』['99]も、 『ザ・ファイター』['10]も 『世界にひとつのプレイブック』['12]も 今一つ相性の悪かったラッセル監督の映画なのだが、 これまでの作品と同様に、ろくでもない連中のドラマを描いていながらも、 思いのほか面白く観ることが出来たのは何故なんだろう? やっぱ脚本がよく捻られていて、芸達者がそろえば、 モノが違ってくるということかなぁ。 特に二人の女優が圧巻で、乳房の漏れ出そうなドレスで品のない愛嬌を滲ませ、 面妖な魅力を放っていたシドニーを演じたエイミー・アダムスにしても、 自分の事しか頭にないバカ女まる出しなのに、 妙に気を引く始末の悪いロザリンを演じた ジェニファー・ローレンスにしても、天晴れと言うほかない(笑)。 とりわけ、ジェニファーの♪死ぬのは奴らだ♪には、呆気にとられた。 これまでの作品にも描かれながら、それに救われるまでには至らなかった、 ろくでなし連中の純情なり真情に、 今回は結構ほだされるところがあったからかもしれない。 インテリとは違う形での頭の良さが際立っているのに、 妙に優柔不断で中途半端なアーヴィン(クリスチャン・ベイル)のキャラが 効いていたのかなぁ(笑)。 ともあれ、最も気に入ったのは、レーガノミクス以前の、 ケータイ電話も出てこないアメリカの 世知辛いようで大らかな空気感だったような気がする。 デ・ニーロも冴えてたし、カーマイン市長(ジェレミー・レナー)の 「だから一回は出て行ったのに」 との弁明の少々気の毒な感じの情けなさに笑いを誘われ、結構面白かった。 コメント 2014年02月06日 00:46 (超兄貴ざんすさん) >インテリとは違う形での頭の良さが際立っている おまけに、頭髪の方まで際立っていて、ファーストシーンの“イジリ”からして大爆笑でしたね。 2014年02月06日 20:27 ヤマ(管理人) ようこそ、超兄貴ざんすさん カツラに手を出して挑発するリッチー(ブラッドリー・クーパー)との関係は、一体なんなんだろーって思ったら、そーか、そーゆーことか、と…(笑)。 推薦テクスト:「映画通信」より http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1921005597&owner_id=1095496 推薦テクスト: 「TAOさんmixi」より http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1921667048&owner_id=3700229 | |||||
編集採録 by ヤマ '14. 2. 5. TOHOシネマズ5 | |||||
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