お酒の豆知識
日本酒の種類 香味の分類 酒米について 杜氏について

 

酒米について

酒造好適米の代表は、山田錦・五百万石・美山錦・雄町等。これらの品種は気候風土を選ぶうえ、機械化栽培に適さないのもが多く、生産地、生産量に限りがあるので、ふつうの飯米よりもずっと割高になる。また同じ品種でも、産地によってランクづけされている。

酒米の特徴は、大粒で心白(米の中心のでんぷん質)が大きく、良く溶けて吸収が早いこと。食べておいしい飯米はたんぱく質が多く、それが旨味になるわけだが、酒を造るときにはそれがかえって雑味となってしまう。

つまり、飯米と酒米は基本的に性質がまったくちがう。

 

酒造好適米の特徴
山田錦 酒米の王様といわれ、醸造適性がすぐれている。大吟醸酒など高級酒に多く使われている。大正12年、兵庫で誕生。昼と夜の温度差が激しい、山麓地帯の栽培が適している。
五百万石 作付け面積は日本一。新潟で生まれた品種であるが、北陸、近畿、山陰、九州と広く栽培されている。
美山錦 寒冷地での栽培に適していることから、東北地方で多く栽培され、使用されている。

 

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