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中高年の・・
肥満と健康・食生活
 肥満になる原因、カロリーの取り過ぎを知る!
1 肥満・・肥満になる原因
 1-2 肥満になる原因(エネルギー)  
  肥満になる原因として、「食べすぎ」という原因が当然あります。 
日本でも食文化の変化が進み、伝統的な日本食から、欧米型の高カロリーな食事が主流になってきました。
飲食して体内に取り込む(摂取エネルギー)が消費するエネルギーより多いならば、当然体重は増えていきます。
この「摂取エネルギーと」「消費エネルギー」のバランスが、太る・痩せるの状態、肥満を予防するための鍵になります。 
 ○  摂取エネルギー   
  食物から取り込む栄養素・エネルギーの事です。
具体的には、三大栄養素「糖質」「たんぱく質」「脂質」によって
得られる熱量(エネルギー Kcal)を指します。 
 
  三大栄養素(たんぱく質・糖質・脂質)のカロリー換算率
 たんぱく質1g=4kal 糖質(炭水化物)1g=4Kcal 脂質1g=9kcal


 
 ○  消費エネルギー      
  体が、日常の生活や運動を行なうために使われるエネルギーの事です。

 
  基礎代謝
 (生命活動維持に使われるエネルギー)

60%

70%
  生活活動代謝
    (運動等も含む)
20%

30%
 食事誘導性熱産性 約10%
 
 100%
日常活動での
消費エネルギーの多くは、「基礎代謝」で使われます
   基礎代謝は、年齢を重ねていく毎に低下してきます。(1年で約10Kcal) 
基礎代謝量は減っていくのですが、食べる量や運動量が変わらないと、摂取カロリーの方が多くなり、肥満の原因の一部となります。  
 基礎代謝量を維持・向上する事が肥満予防の良策とも言えます。
 基礎代謝は、適度な運動を行なう事により向上するため、運動を行なうことも必要です。(運動療法)
 
体重を 1kg 減らすのに 7200 Kcal必要 です 
1日300Kcal(ケーキ約1個分)多く摂取していたとして、それを1年間続けると、1年で約15kgも体重が増えるのです。(計算上)
  
 ○ 食事のカロリー   (次回掲載)  
       
         
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