最近のメガピクセル(100万画素)クラスのデジカメに、3倍ズーム付きが続々と登場してきて、いよいよコンパクトカメラと機能的にも並んできました。5月に続き、再び勝手にランキングをしてみました。
何といってもトピックスは、やっと発売された水深30mまで対応したオリンパスの防水プロテクタです。おそらくそのままではフラッシュが弱いかと思いますが、18,500円と言うのはお手頃です。D.I.V.にハウジングを作ってもらうと5万円以上しちゃいますから。ぜひ他のメーカーからも発売される事を期待しています。
ただ、全般的に不満なのが、ワイドとマクロに弱いところ。ワイドは28mmからぜひ欲しいところです。水中では1.33倍になるので、28mmでも約35mm相当になってしまいますから。ホントは24mmからあるといいんですけどね。あとマクロが20cmからというのは不満です。私の使っているQV-100の14cmからでも、小さいものはホントに小さくしか写りません。せめて10cmから対応してもらいたいものです。
私の使っている、35万画素、コマ落ちの激しい液晶モニター、フラッシュなしの化石デジカメQV-100は、2年弱の使用で、ハウジング+ビデオライト+改造に9万円弱もつぎ込んだのに、早くも引退時なのかも...(;_;)。でもボーナスも減っちゃったし (T-T)。
定価 89,800円 記録画素数 1280×960(131万画素) レンズ 35〜105mm(F2.8〜4.4)20cm〜 メモリー SM モニター 1.8in P/TFT 立上時間 約3秒 画像記録時間 約6秒 大きさ 127×67×53mm(本体 270g) 電池 単3×4本
○ 何といっても専用『防水・防塵プロテクタ PT-003』(定価 18,500円)があるのは素晴らしい。
立上がりが約3秒と素早い。△ 液晶モニターはやや小さめ。
マクロが20cm〜というのはやや物足りない。
画像記録時間はやや遅め。
SMメモリーはやや不安。→ 一部の『防水・防塵プロテクタ PT-003』に、水深10m以上でズーム操作をするとフリーズしてしまうという初期不良があり、4月にできる対策版と無料交換してくれるそうです(99/3/20)
定価 99,800円 記録画素数 1,280×960(130万画素) レンズ 38〜115mm(F2.4〜3.6)20cm〜 メモリー CF モニター 2.0in P/TFT(30コマ/秒) 画像記録時間 約6秒 大きさ 157×35×75mm(本体 360g) 電池 単3×4本(アルカリ 60分)
○ レンズが明るい。
外付フラッシュが使えるのはポイントで、2灯も可。△ レンズはもう少しワイドが欲しい。
マクロが20cm〜というのはやや物足りない。
画像記録時間はやや遅め。× レンズ部を回転させないとモニターが見えず、ハウジングへの収まりが良くない。
定価 84,800円 記録画素数 1280×960(132万画素) レンズ 35〜105mm(F2.8〜4.7)8cm〜 メモリー SM モニター 1.8in TFT 大きさ 137×64×34mm(本体 285g) 電池 単3×4本(アルカリ 60分)
○ マクロが8cmからで、切手サイズが画面いっぱいに撮れる。 △ 液晶モニターはやや小さめ。
SMメモリーはやや不安。× ズームが遅い。
レンズ部を回転させないとモニターが見えず、ハウジングへの収まりが良くない。
定価 89,800円 記録画素数 1280×960(130万画素) レンズ 34〜102mm(F2.8〜4.7)20cm〜 メモリー 内蔵4MB+CF モニター 2.0in P/TFT 画像記録時間 約6秒 大きさ 138×62×76mm(本体 310g) 電池 単3アルカリ4本(約90枚)
○ 液晶モニターが「内蔵バックライト・外部光採光式」切換式で、屋外でも見やすい。 △ マクロが20cm〜というのはやや物足りない。
画像記録時間はやや遅め。× デザインが好かん (--ゞ
定価 94,800円 記録画素数 1,280×1,024(150万画素) レンズ 35〜105mm(F3.8〜5.5)25cm〜 メモリー SM モニター 1.8in 大きさ 122×85×60mm(本体 330g) 電池 充電式リチウムイオン(約100枚)
○ ズームが2秒と素早い。 △ 液晶モニターはやや小さめ。
SMメモリーはやや不安。× レンズが暗め。
マクロが25cm〜というのは物足りない。
もちろん、詳細についてはご自身でよくご確認下さいませ。またD.I.V.ですでにいくつも作られてると思いますので、機種選定を含め相談してみると、工藤社長をはじめ詳しく説明してくれると思います。HPを見ると「貧乏ヒマ無し」とあるから、相当数作ってるのでしょう (^^)。