■水中ライトを付けるの巻




'97/3、DIV(あらゆるカメラの水中用ハウジングを作るメーカー)に依頼し、CASIOのデジタルカメラQV−100のハウジングを作り、4/29〜5/2、沖縄・宮古島で、進水式をしてきました。

QV−100はフラッシュがないので、果たしてちゃんと写るのかどうか心配だったのですが、沖縄の明るい海のおかげで、思ってた以上によく撮れてました。

しかし、ちょっと暗いと写りが悪く、伊豆では無理そうなので、やっぱり水中ライトを付ける事にしました。 最初から、デジカメにフラッシュが付いていれば、余計な手間&出費はいらないのですが、困ったもんです (T_T)

5/15に、DIVに電話注文し、バックオーダー待ち後、6/7にデジカメとハウジングを持ち込み、ついでに、カメラの絞り切替スイッチも付けてもらうようお願いしました。 6/10に完成との連絡があり、6/14に受取りに行きました。

水中ライトは、ライトとバッテリーが分離して、コードで繋がっています。 バッテリー部分をハウジング右側のストラップに固定し、その内側に手を通します。 最初、バッテリーをどこに付けるか、いろいろ相談したのですが、下に付けると、海底スレスレで撮る時じゃまになるし、上に付けるのはバランスが悪いし、アームを付けて左側に付けるのも大げさすぎるし、ということでこの位置に落ち着きました。 ちょっとグラグラするのが気にはなりますが、DIVの社長もこの位置で使ってて問題ない、との事です。

ライトは20Wのハロゲン球で、ハウジング左上のマウントに蝶ネジで取り付け、上下に動かす事が出来ます。 陸上では発熱で球が切れてしまうので、あまり長く付けることは出来ません。

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前から後ろから手に持ったところ

バッテリーは、ビデオカメラ用のニッカド ( Victor BN-V15 ) で、充電は約8時間、ライトの点灯時間は20分位だそうです。 チャージャー ( Victor BH-VC10 ) は、わずか75gと非常に軽く、サイズも幅47×高さ24×奥行117mmとコンパクトで、携帯に便利です。

料金は、水中ライト(替え球1個、バッテリー1個&チャージャー付)が取付料込みで28,000円、ストラップが2,000円、絞り切替スイッチが5,000円、プラス消費税でした。 ちなみに、デジカメに水中ライトを付けたのは2件目だとか...。 果たして、水中で、ちゃんと効果があるのかどうかは、潜ってみてからのお楽しみです (^^;;

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ライトなしライトあり

室内でですが、ライトの効果を試してみました。 被写体は、サメのホッチキスと、色見本の代わりのカラークリップ(青・緑・赤・黄・白)です。 QV-100は、さすが (^^;; 暗さに弱いだけあって、普通の明るさの室内で撮っても、こんなに暗くなってしまいます。 ライトを付けてみると、やはり効果は絶大で、ようやく普通に写ってくれました。 ただ、ライトが電球色っぽいせいか、黄色いクリップの色が飛んでしまいました。 となると、チョウチョウウオとか、黄色い魚を撮る時は問題があるかもしれません。

7/19八幡野で進水式をしてきました。幸いな事に (^^;、濁ってて透明度が良くなかったため、その効果がよく確認できました。


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