この写真は許可を得て使用しております。

他の数秘術占いとの違いは？

　この『三上流数秘術』では、ミセス・バエリッタが築き上げたモダン・数秘術とゲマトリア式数秘術を組み合わせて心及び精神性と本人の持つ意図を導き出す手法を用いています。

　現在主流の数秘術の流れは、身体と魂は別個になる考え方でございますが、名前の持つ本来の力は、言霊として影響するため、普遍なるものとして生み出されたメッセージとして着目しています。そのため、旧姓は吟味になって扱うことにしています。さらに、名前の音一つ一つにも独創性があり、『さ』という文字一つにも、母音と子音で二つの要素が生まれます。また、母音の活用は子音の活用に影響することもあり、5つの母音には錬金術と同じように属性付けを施し、文字の変化を確認しつつ、名前の持つ全体のダンスを読み取ります。

　また、生き方を左右する天命数は、計算方法を複数利用し、判断するようにしています。これは、数字が当てはまるから良いという考え方よりも、人間のように複合的な要素を含めていると感じ取ったためです。

　次に日本人向けの数秘術を生み出すために、ヘボン式のローマ字をそのまま採用せず、一部のスペル変換を変えて鑑定しています。ヘボン式の成り立ちは、英語を話す人が日本語を勉強しやすいようにスペルを並べたものであり、日本人が本来発声している声を十分に聞き取れないために、発音上誤った作りで記入されているものがあります。ピタゴラスが生み出した数秘術とは、元々音階変換ができる機能を備えた自己分析システムで、音が間違ってしまえば、鑑定結果に深刻なダメージを及ぼしかねません。

　日常生活からの疑問を常に抱き、研究や気付きの末、英語圏との違いを明確にし、日本人に当てはめられる数秘術に変化していました。

計算式から割り出せる運命

1.天命数

　人生の波を総合評価する数になります。自分の生まれてきた理由や潜在意識から生まれてくる行動を引き出します。雰囲気としては、女性の持つような大らかな受容と順応の力と捉えています。

2.運命数

　運命の波の乗り方を示します。名前に隠された環境からの影響を割り出し、顕在意識が作り出す思考や行動を引き出します。雰囲気としては、男性が持つ、力強さを持ち、天命数の持つ女性性に刺激を与え、進化させる要素と捉えています。

3.人格数

　自分が行動していて相手から見られている印象です。自分が知らず知らずに動いてしまっている行動傾向を見るときに使います。発音の子音を司ります。

4.魂数

　行動を移すときの根幹となる判断材料になります。心の中で何を良し悪ししているか判断する時に使います。セフィロトの木というカバラの根幹を司るイメージの中の、ケテル・マルクトに対応させて使用しています。発音の母音を司ります。

5.実現数

　天命数と運命数がそれぞれ影響しあった結果生まれる性質になり、生まれてきた性質と名前の持つ運命が作り出した子供のようなものです。３０代以降から発生すると言われています。

　ここでは代表的な５つを記載しましたが、大まかな成長の流れを調べる方法や運気の流れを確認する方法、名前から生まれるエネルギーの算出方法など複数の計算が存在します。

誕生日占いの方法と手段

　数秘術では簡単に運命を図れる天命数、運命数、目標数があります。

これは、生年月日を足し合わせる方法で、フッと出てくる勝手に動いてしまう気持ちや行動を表します。

天命数で『大まかな生き方』。
生年月日を足し合わせて算出する。

生まれ日で『性格』
日付のみを読む。

目標数で『人生において克服し、得意になる課題』
生まれた月日を足し合わせる。

それらを求めることになります。

非常に明確に正確と生き方を表せ、何がしたいのか自己認識に役立ちます。
考え方は、数字の配列や使われている量を解析し、数字に割り振られている意味を割り当て、どうなるか予想する占いになります。

時間がない時に素早くで占うときや本心を暴くときに有効で、何をしたかったのかを見据えるのに有効な手段になります。相性占いにも活用できることでしょう。
クライエント様へ「どうしたらいい」とアドバイスやアファメーションを与えるコーチングに導くときに使いやすく、自分を許す方向で扱う手段です。また、気持ちを拡大させて解放させる目的にも使えます。

現代社会で気持ちを抑圧されて、「自分って何だろう？」と考えている方にはお勧めで、即効性があり、自信もつきます。
どんな生き方をするかを知ることは、ある意味目標を持って生きている、ゴールを知っていることに近い話ですので、今後の人生を見据えるのに役に立ちます。

また、生年月日はライフサイクル、年齢や月日が予言する試練や習得する力を読み取れます。
大きく分けて、3つの分類メジャーサイクルと4つの分類ピナクル・ナンバー、チャレンジ・ナンバーとなり、生きていく上での心構えを見つけます。

誕生日占いの欠点

誕生日占いでは、生き方の傾向が見れました。

しかし、重大な問題点があります。

なぜ、自分の行動と運命が適合していないかが、見つけられないのです。

生き方は人によって、環境によって異なりますの細かい意味を割り出せない部分を誕生日のみでは割り出すことが出来ず、同じ誕生日の人で「なぜ、職種が違うのか」と、誕生日による環境からの性格傾向は読み取れません。
占い結果から、自分の生き方を決めつけて、生まれ日に合わせた対応を見据えることになります。

これは実際にあった事例でしたが、生年月日が同じ方二人と食事をする機会がありましたが、生き方は全く異なりました。一人はかなりおおざっぱですが、自分に素直でした。もう一人は、気持ちはざっぱなのに、人に合わせることが人を立てることが上手。
この違いは、数秘術の生年月日だけでは割り出せませんでした。
性格傾向は一緒で、初対面にも関わらず、兄弟のように楽しく話をしていました。
これが、現代数秘術の生年月日のみで相手を判断することの限界でした。

自分の生きる手段、興味を持たれる相手を見つけるとき、誕生日は当てにならなくなってきます。

誕生日占いの利点

前著の即効性に加えて、相性を見るときに最適です。
気持ちが合う、雰囲気が合うということで、自然な流れで会話を進めたり、長い付き合いを得たりできます。
居心地いいので、近くにいることにストレスを感じることがなくなる、いわゆる、息が合う人を見つけやすいです。
会社で利用するときは、性格傾向がわかるため、コミュニケーションの対応を取りやすくなります。

どんな気持ちになりやすいのか、何を嫌っているのか、どんな生活を求めているのか。

質問は人により多数に及ぶものと思います。
それにも、応じれる柔軟性が数秘術にはあります。
数秘術では、その大本を読み取りますので、応用の効く性格判断が可能です。
占った結果を総括し、平均的かつ応用の効く対応方法を見つけ出せることは、数秘術の一番の強みになります。

名前占いで忘れてならないこと

太古の昔から名前は、大事なものです。　一語一語に魔力を持っていて、本人の印象や生活をガラッと変えてしまう性質があります。むやみやたらと子供に楽しい名前を付けたりした後に辛くなるのは、名前を付けられた子供になります。そして、言葉が社会や行動として反映されます。
「バカ」と言われた子供は、「バカ」だと思い込み、人より劣った行動を起こす可能性が高くなります。これを『ピグマリオン効果』、別名『教育効果』と言います。逆を言えば、「いい子」と言われて育てられれば、悪いことをしない「いい子」として育ちやすくなります。周囲の言葉は、その言葉を受けた人に、アファメーションを与え、人を教育してしまいます。

小さい子供なら、なおさら。

子供を委縮させる「ダメ！」。

毎日親に使われていたら、何をしたら喜んでもらえるかわからない子供になってしまう。

子供は、親が大好きだから、喜んでもらえることをしようとします。

子供にとっての初めの世界は親。

そして、親が子供に初めに与える世界が、名前。

名前は神からの授かりもの。
付けるときも大切に。
変えるときも、本当の意味で意識して。

日本は言霊の文化を持つ国。

たかが名前、されど名前。

でも、もう一度、意識して名前を注目していただき、今ある自分の生きている証を噛み締めて頂きたいです。


運命数を占う際、モダン式数秘術とゲマトリア数秘術の2パターンを重視してみますが、私の数秘術は、数字の座標合わせとして扱いますので、その他にモダン式数秘術の行動面とゲマトリア数秘術の精神面と両方を組み合わせて、最終判断を下し、現在の自分を引き出すことに着目します。
また、文字の流れを読むことで、算出したナンバーの動きを読み取っています。
運命を知ることより、あなたを知って頂きたい。
それが、私の運命数算出の根幹になります。

自分の名前が大好きになるように。

占いを通して、素晴らしい自己発見があれば本望です。

数秘術占いで解き明かせる悩み

自分が何者なのかわからなくて、人生に迷っている。

隠れた性格を知りたい。

運命にあった適職・転職の選び

好きな人との相性

自己実現・自己改革

引きこもってしまい、何を行動すればいいのかわからない