2007.10.8 カンタ JAPAN 1st Concert 2007 (3)

●再登場は、ダンス曲。そしてリメイク曲ステージへ。

日本1stコンサート

 映像は、2002年のソロコンとか、北京愛心コンサートのとかで、あの北京での前はだけ映像に大興奮でしたが、映像が半分終わったくらいで、真っ暗なステージの中央にさっさと本人やってきまして(笑)、暗闇の中のカンタ君ばかり見ていて、その後の映像は全く見ていませんでしたー(´Д`)

 映像が終わるとすぐに照明がついて『カミョン(仮面)』へ。衣装は、黒の革ジャン、シルバーのキラキラが胸についた黒タンクトップに黒パンツと、黒ずくめでした。踊る姿が見られるのもうれしいですね^^ そのまま続いて『マビ(麻痺)』へ。久しぶりにマジックとかやってくれないかな〜なんて密かに期待しましたが、さすがにそれは無かったです^^;

 2曲終わったところで、ダンサーの一人がグレーのジャケットを持ってきて、ステージ上で生着替え★ 革ジャン脱いで、タンク姿になったところで、当然、「着なくていいよー」の声が(爆)。ま、もちろん、残念ながら着ちゃったんですけどね(´Д`) ジャケットに着替えた理由は、ここからまた、穏やかな曲になるから、ということで、またもや、「アンジャジュセヨ〜(座ってください)」と座らされましたー(´Д`)

 「次は、韓国の先輩たちの曲を僕がリメイクした曲です。」と言って、まずはシンスンフンさんの『オヌルガッチ イロン チャンバッキ チョア(今日みたいなこんな窓の外がいい)』へ。何でこうも自分の曲になっちゃうんだろうと、この人の才能には本当に頭が下がる思いでした。次は、2002年の「SUMMER SMTOWN」のアルバムでカバーした、イジョンソクさんの『ヨルムナレ チュオク』。これは、意外な選曲でしたー。2002年の、しかもSMTOWN曲をなぜ、今?!と思ったけれど、軽快なリズムが心地よい曲で、この場にとても合っていて良かったです♪

●イメージは修学旅行、アコースティックステージ

 「ここからはちょっと雰囲気が変わりますよー」とステージ上に4つの椅子が用意されました。2002年ソロコンの時のあれっすね! あの時は当時のマネージャーがコーラスで入ったり、ソングヮンシクさんがピアニカ(カンタ君は、「メロディオン」と言ってました。私は、コレ、「ピアニカ」って呼んでるんですけど、どっちがメジャーな呼び方?)を弾いたりと、大所帯でしたが、今回はこじんまりと★

 「修学旅行に行くと、ギターに合わせて歌を歌ったりしていたのですが、そんな雰囲気でみんなで歌いたいです。もし知っている曲があったら、一緒に歌ってください」と、和やかな感じでスタート。曲は『コベク(告白)』です。ええ、もちろん、一緒に歌いますよ。言われなくても、ここまでもずっと一緒に歌ってましたから…(-_-;)

 続けて『クヘヨルム(その年の夏)』へ。これも2002年と一緒の流れですね(はあと) 大好きな曲です^^ 2番では立ち上がって前へ出て歌い始め、当然のごとく、「ヘンボッケ〜ナン ノマン ヘボッケハミョン〜♪」「サランヘ〜オレン シガニ フルロド〜♪」と歌わされました(´Д`) ええ、もちろん、覚悟はできてましたよ、しつこく何度も歌わされるだろうと…(-_-;) 一度終わったかに見せかけて暗転して、また、「ヘンボッケ〜♪」と始まるパターンです。何度でもやっちゃってください(´Д`) 暗闇の中をそそくさと右隅へ移動してる姿がかわいかったです(笑) まだまだやるのかと思ってたら、案外あっさりしてましたね、今回は。どうせなら、「もういいよ(´Д`)」ってくらい、やってほじがったです★

●ファンへのメッセージ、そしてラストへ

 暗転した後、中央のスクリーンにカンタ君からのファンに向けてのメッセージが映し出されました。ドキドキしながらこのステージを準備したこと、最近、大きな悩みを抱えて眠れない夜が続いたこと、でも、そんな自分にはファンのみんながいること、そして思うのは、自分は世界中で一番幸せだってこと…。

 軍隊への入隊を前に、大きな不安を持っている率直な気持ちがすごくよく表れていましたね。そして、そんな苦悩の中に見える、カンタ君のファンに対する深い愛情が読み取れて、じーんとくるメッセージでした。テロップが流れ終わって、会場中から大きな拍手が起こったのは、みんな同じ思いでそのメッセージを読んだからでしょう。

 そんな気持ちでいるところへ、歌ったのは、『サンノクス(常緑樹)』。来たよ、コレ(´Д`) いつでも君がここへ戻ってこれるように遠く離れずに待ってるよ、という歌詞が、カンタ君を兵役に送り出さなければならない自分の気持ちとオーバーラップしちゃって、かなりヤバイ感じになってました(-_-;)

 …が…

 一番のみで終了(´Д`) オイオイ、出そうな涙も引っ込みますって。『サンノクス』は絶対にフルで聴きたい曲なので、ここだけがこのコンサートの惜しかったところでした^^;

 でも、それに続いたのが『プッククソン(北極星)』でして…。一瞬で出そうな涙は引っ込んだので(笑)、そう簡単に涙は戻っては来なかったけれど、『プッククソン』、めちゃめちゃ良かったです。『サンノクス』への思い入れがもうちょっと低ければ、この2曲のこれでもか!ってくらいの攻めに、陥落間違いないでしたね。今まで聴いた『プッククソン』の中で、一番良かったです! 「イジェ ト イサン…」の後のタメ、驚くくらい長かったんですけど、会場中がまさに息を呑んでいるという感じの静けさで、ものすごい緊張感がありました。酸欠になるくらい(爆)。オトナな日本コンサートでなければ、絶対なしえないタメでしたね。思い出しただけでも、身震いがします。絶品でした。

 歌い終わった後、カンタ君の口から直接、「来年、2年間の兵役につきます。行って帰って来たら、健康な姿でみなさんにお会いしたいと思います。」というコメントがありました。

 …あんでぇ〜〜〜!!!ヽ(`Д´)ノ

 わかっていても、直接聞くとショックです…。最後に、「こんなコンサートは初めてです。みなさん、どうでしたか?」 もちろん、「チェゴ!」っすよ!!! 「アイシテル〜!」「ドーモアリガトーゴザイマシター!」と、本編が終了したのでした。