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松尾芭蕉紀行の道
芭蕉行脚の道


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赤のライン・・・芭蕉の道・松尾芭蕉紀行の道・芭蕉行脚の道
 
芭蕉行脚の道
 
松尾芭蕉紀行の道の標柱
岩手県一関市
JR一関駅南側の国道284号とJR大船渡線が平行して走っているあたりの一関市 沢にカッパ崖と呼ばれている所がある。この前の道が「奥の細道」で芭蕉が通ったとされる「芭蕉の道」である。この道は岩手日日新聞社~あの道この道に「芭蕉の道」として紹介された事がある。
元禄2年(1689年)5月12日(新暦6月28日)芭蕉と曽良はこの前の道を通り一関に入っている。現地には「ここは松尾芭蕉のおくのほそ道」と書かれた屋根のあるかなり立派な解説板が設置されている。関ヶ丘住宅からの坂道下には「俳聖松尾芭蕉紀行の道」の標柱が立てられている。これと同じ標柱は二夜庵跡から磐井川を渡った対岸の旧道にも立てられている。また、芭蕉二夜庵跡近くの観光案内地図にも「松尾芭蕉紀行の道」として載っている。
一関市は「奥の細道」での芭蕉の最北の宿として知られており、「芭蕉行脚の道」は昭和61年、建設省により「日本の道100選」の1つに選定されている。駅前の通りには記念碑が立てられているがこれには一関市道金沢線・一関市道岩ガ崎線と書かれている。その下の説明文には「日本の道百選 おくのほそ道」となっている。芭蕉が通った道筋には「芭蕉行脚の道」の標柱が何本かたてられている。一関市と花泉町の境の導心塚から旧一関街道~宮城県金成町境、上片烏合までの松山街道(迫街道)の延べ18.6㎞区間が、「芭蕉行脚の道」として建設省の日本の道百選に選定されている。芭蕉が通った道の通行不能箇所はどの様に繋いでいるかは不明である。

 
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