広義のアミノ酸のLカルニチン
Lカルニチンは、細胞内での脂肪の燃焼などに関わる補酵素の役目をする特殊なアミノ酸です。脂肪酸が細胞内のミトコンドリアで燃焼してエネルギーに変換される際に、Lカルニチンは脂肪酸をミトコンドリアへ運ぶ役目をおこなっています。ビタミン様物質のLカルニチンは体内でもアミノ酸のリジンとメチオニンにより微量ながら合成される成分ですが、加齢などによりその量は不足がちとなります。Lカルニチンが不足すると、脂肪が効率的に燃焼されなくなるため、肥満につながります。Lカルニチンは、食品では肉類、特に羊肉に非常に多く含まれています。
Lカルニチンと同時に摂取したい栄養素
Lカルニチンは細胞内の脂肪燃焼・エネルギー産生に関わっていることから、同じく脂肪燃焼・エネルギー産生に関わる補酵素のコエンザイムQ10やαリポ酸を摂取すると、効率が高まります。またビタミンB1も一緒に摂ると良いとされています。1日の活動前の朝、摂取するのが効果的です。
Lカルニチンの摂取目安量について
Lカルニチンの摂取目安は、1日に200〜500mgとされています。上限摂取量は、1日1000mgとなっています。
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