素直な心(2)

傷つく事を怖れない心

傷付くことを、怖れないことです。

傷つく事によってまた、人の痛みを知るのです。
傷つくことを知らない人は、
傷つく他人を理解出来ないことが多いのです。
体験して初めて本当の理解が出来ます。
そして、人として深くなるのです。
自分の心が傷ついて、初めて他人の心の痛みが解る、そんなもの…。
一度ぶつかり合った人の方がより深い繋がりになる、よくあることです。

心を閉ざすのは、自分中心の我儘な心。

傷付く時は、相手の気持を判ろうとする心が不足するからなのです。
人間によくある事は、自分の気持は解って欲しいのに、
他人の立場になろう、人の立場を判ろう
とする努力が足りないことです。

「えっ、そんな事を思うの…?」、「どうしてそんな事を言うんだ?」
と、自分の感情で受け止めてしまうことが、多いのです。
だからと言って、感情で受け止めてしまう人を、否定しないことです。
否定しては、感情にはまってしまう他人も自分も悪者にしてしまいます。
取り敢えず思ってしまう事実を、そのまま認めて受け入れましょう。
ありのままのその人を、そのまま受け入れる事が大切です。

そこから、より良い思いかえを見つけましょう。
共同作業で、これで良いのかを話し合いましょう。
決して、面倒臭がらずに、分かり合えるまで話し合いましょう。
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