人 生 の 意 味
               いのちの意味を考えて

大きな心の痛みに出会うまでは…
生きる意味など、取り立てて考えずに生きていた。
自分が生きている位置で、自分なりに、一生懸命(?)生きる。
生き方について、特に疑問もなく、日々を過ごしていました。 

子供の肉体的な少々の問題 と、夫婦間のトラブルに遭遇し考え始めた
自分はこれで良いのか・・・・・・と
それ以前は人生の意味など、深く考えることもなかったと思います。

長女が中学三年生の2月末、突然歩けなくなった。
その時初めて、特殊な力で治療する人に出会ったのです、
半信半疑で求めたのですが、なんと、その日に歩けるようになりました、
そして二週間後には、以前よりはるかに楽に歩けるようになったのです。

それは不思議な体験でした。
この体験によって初めて気付いたのです、
目に見えない存在、未知の力が存在する事実を…。

未知の力とは…、
子供の頃からよく聞かされてきた言葉では「神様」という表現があります。
「そんなことをすると神様の罰が当たるよ」と言われた経験は結構あるのでは…。
最近では「宇宙意識」と言う表現があります。
守護霊と言う言葉もありますし、ご先祖様と言われる存在である場合もあります。
精霊、聖霊という言葉もありますし、ハイヤーセルフまたはハイスピリット等
どの表現が正しいかは別にして、要するに、
人間として目に見える者、以外の存在があるということを体感し始めました。

現パナソニックの創始者故松下幸之助氏には、当時十三体の守護霊が付いていると、
その言葉を聞いた時
私には守護霊などいないのだと思いました。
しかし今は違います、誰にでもサポートしてくださる存在がいるのです。
だから私たちは生きていけるのです。
目に見えない力で支えられているのです。

その後、治して頂いたこの悦びをなんらかの形でお返ししたいと考えました。
助けて下さった方に直接、沢山のお金で返すことには無理がありました。
そこで私達親子が貰った悦びを、人にお返しする事が良いと心に決めたのです。

その時から私たち人間が認識しがたい力、未知の存在があること、
私たちはただ命を生かすために生きるのではないのだということ、
生きる事の目的に気付く必要があるということを、人に伝え始めました。
人が身体を壊した時に、長い治療で苦しまなくて良いように、
私たちが楽になったことを、人にも分けたいと願いました。

そして三年後、夫婦間にあるトラブルが起きてきましたが、
この出来事は「あなたの修行だ」と言われました。
でも…その瞬間、 
「私は宗教なんてする気はないのよ、修行だなんて納得出来ないよ」
と、思ってしまいました。
(宗教をされている方ごめんなさい、宗教という言葉の響きに抵抗があったもので…)
普通の人でありたかったというべきかもしれません。

後に、人生とは 魂の発展、向上の為の旅であるから
自分だけの幸せに浸って、他人を顧みることを忘れてはいけないのです。
また、他への愛が小さくなると、必ず試練が訪れるのだ

と、いうことを知るまでは…

人生において体験する
他人とのトラブル、交通事故、家族に起こるトラブル、病気等
自分は悪くない、ではなく、その出来事に係わるという事そのものが、
他への愛について 問われている、試練 と気付く必要があります。

一つトラブルが起きたときに、きちんと自分自身を省見る時間を持つことが大切です、
ゆとりを持つ為にフッ〜と一呼吸、空を仰ぎ見ることも一つの方法です。

冷静に受け止める習慣を持つことで、必ず、何かが見えてくるのです、
見ようと努める事によって、すべての事が見えてくるのです。

自分の感情のみに捉われて、自分の内側に入り込んでしまわない事です、
トラブルに係わる相手の立場や、気持を汲む努力を忘れないことです。
そうすれば…必ず何かが見えてくるのです。
自分中心な心で生きると、必要なことが見えなくなってしまうのです。

忙しさを理由に心のゆとりまで失くすのは悲しい事です。
相対する他人に ,愛を持って生きていたのか…、
自分は人に対して何が足りなかったのか…、

決して何時如何なる時も、人の所為だけには決してするまい

だからと言って、自分が悪い自分が悪いと責めても、解決の道は遠くなる、
つまづいたその一瞬を如何に乗り越えるか

素直に見つめれば、答は自ずと見えてきます。

人は誰でも困ったことに出会う、そんなときに役に立てればと、
体験したこと、見えてきたことを,伝えて行こうと思います。

前向きな姿勢で、いのちをどのように捉えるか
(病いの意味、痛みの真の意味、健康である為にそしてより良い人生の為に等)
人生を見つめなおす為に,病いがあること等について、十八年間ほど、
私なりに真剣に考えて 、自分の身体で感じることを通してつかんだ事 です。
(人の痛みを解ろうと決めたことによって、身体が様々な反応をします。
自分の身体で、まさしく体験することによって…
心の動きが身体にどの様に影響するのかが、実に良く解ってきました)

「人生とは 重き荷を背負うて 長き坂道を登るが如し」
人生とは、自分と言う人間の精神を発展、向上させるための長い坂道です
その長い坂道で苦難に遭遇する時、その時が魂の成長のチャンスなのです
決して、遭遇している困難を人の所為にすることなく、自己を省みる事が大切です。
決して、誰かを憎んだままにしない、
自分に必要な出来事なのだと受け止める、
そうすれば必ず!未来に希望が生まれ始めるのです。

過去に人が体験しないような忌まわしい出来事を持っていたとしても、
辛い体験のせいにして、自分の人生を否定しては、
生きて行くことがさらに辛くなります。
自分自身の魂の成長の為に、必要なことなのです。
過去のつらい体験をも、決して後悔しない、人の所為にしないことが、
自分自身の命を輝かせる為の幸せになる為の秘訣です。

とても辛い出来事に出会った人を、本当に理解し癒せるのは、
同じ痛みを持った人が一番出来るのです。
ただ、何げなく幸せに生きた人には出来ない事が…、
本当に理解することが…、体験しているからこそ出来るのです。
人に何かして欲しいと求めるよりも、人の為に何か役に立った時の喜びは、
何ものにも換え難いものです。

自分を変えていこうと決めた時
必ず変わっていけるのです
年をとっても嘆くことなく、重ねた年輪を悦びと出来る自分を目指しましょう。
愛深き人へと 自分自身を向上させる努力を続けましょう。

そうすれば必ず、人生が終わる頃には,
病で苦しむこともない、爽やかな人生の旅立ちとなることでしょう。

人を大事にする心構えで日々を過ごしましょう、
そうすれば、自ずと心をプラスの方向に運ぶことが上手になります、
プラス思考は人生を活かす為に 必要不可欠ですね

ところが、生まれ持った性質や、育った環境などによって
なかなかプラス思考が出来ない、 という人も決して少なくないのです

プラス思考が得意な人は、とかく、マイナス思考の人を批判しがちですが、
人は支えあって生きる、その為に出逢っている。そして、
育てあって生きる為に出逢っていると思います。
だから、プラス思考が得意な方々は

マイナス思考の癖がある人に対して、先ず、
その人を心から受け入れる姿勢を持つことです。
決して批判することなく、その思いを聴かせて貰う、そして、
プラス思考が出来る様になる為の、手助けをさせて貰う謙虚さが必要です。
その事は必ず、あなた自身を大きく成長させることに成ります。

人生の目的は人それぞれだと思われます、が
人は総じて、魂の成長の為に、人生を生きているのです。

魂の発達の段階は、当然人によって違いがあります、だからこそ、
一歩成長出来たら、後から来る人に手を差し伸べて、
他人も共に成長出来るように、人の心の成長の手助けをする必要があるのです。

他人の手助けをさせて貰う事によって、また、自分自身が確実に成長する。
他人によって、自分が育てられるわけです。
人に手を差し伸べることは、誰の為でもなく、
真の意味で、、自分自身が心豊かになり、人生を豊かにする
大事な役割をするものと確信します。


どのようなトラブルがあろうとも、
うんざりするほどの、マイナス思考の他人に出遭うときも、

全ての出会い、全ての出来事が、あなたに必然なのです。
自分自身が、出遭う必要があったことに気付けばいいのです。

決して、あいつはつまらんあの考え方じゃダメだと、人を決め付けないことです。

必ず、必要があって出会っている。あなたのために人がいる。
そして人の為にあなたがいる。人は互いに必要があって出遭っている。
あなた自身が、もっと人を支える力を大きくする為にもまた出逢いがある。
マイナス思考の他人に対し、根気強く真のサポートが出来る心が必要です。 
これが真のプラス思考と言えると思うのです。

どのような講演会に行って、どのような素晴らしい話を聴こうとも、
また、一流の大学にいき、一流の講義を受けようとも、
聞いただけ、学んだだけでは机上の空論に過ぎません。

日々の暮らしの中でこそ、他人との触れ合いの中でこそ、
本当の意味で自分自身が磨かれていくものです、
自然な暮らしの中で、心を磨く事を忘れたままで生きていると、
大きな人生の転機となる為の、試練が訪れるのです。

決して、神様が罰を与えるなどという事ではありません。
自分自身が種をまいたとおりに全てが返ってくるのです。

試練とは…、
人は平穏だとあまり変わろうとしない生き物ですから、
「急いで変わりなさい」と天が与えてくれる愛なのです。

どのような人の出会いも大切に、「愛と根気と勇気」を培いながら生きよう。 
私には勇気がないからなどと逃げないことが大切です。
逃げさえしなければ、いつか勇気が湧いて来る!
逃げないということは、戦うことではありません。
困難から逃げ出さずに、困難を乗り越えようとする勇気です。


そのことはあなた自身を健康に導き、病の恐怖から解き放つ最善の方法です、 
認知症の恐怖からもぬけでることができる、
人生の、最良の道程ではないかと思います。
人生とは、他への愛を大きく育む為の、大切な時間だと感じています。

細部の考え方について 学び続け伝え続けていきたいと思っています。
これからも時々、ご来訪くだされば幸いです。
このページを訪れて下さってありがとうございます。

あなたと貴方の周囲の人々の、より良い繋がりを心から祈ります。
あなたに、そしてみんなに、より良い明日がありますように…!
ご意見をお待ちしています。 



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