家相と地鎮祭


最近、よく御自宅の家相方位について御質問を受けますので、家相(かそう)のことと、これに関連した建築儀礼である地鎮祭(じちんさい)について紹介致します。

家相について

 家相とは、古代中国からの伝承で、その考え方は易経・陰陽五行・干支・九星・暦法など様々な説に基づいています。

 日本には奈良時代に伝わり、都市計画や宮殿建築に用いられるようになりました。建物のみならず、その敷地など立地条件をも考慮したもので、四神相応(しじんそうおう)の地を吉相とします。これは東に清き水の流れがあり、南下がりに緑の土地が広がり、日照が充分で、西に大きな道があり、北には寒風をさえぎる丘陵のある土地で、京都はこの条件に合う土地であったため、長い間、我が国の都として栄えました。

 家相とは、敷地を含めた家のたたずまいや様子・形状をみて吉凶を占いますが、現在、都市部に家を設けるにあたり、すべての条件が吉相となるようにするのは、なかなか難しいことです。


地鎮祭について

 地鎮祭は、家相に関連して古くから行われてきたお祭りで、「とこしずめのまつり」、「じまつり」とも呼ばれます。

 このお祭りのもととなる考えには、大地は神々からの借り物であるというところにあります。つまり人間同士のやりとりによって求めたものであっても、その土地を使用する際には、土地を支配する産土神(うぶすながみ)と大地主神(おおとこぬしのかみ)に許しを請う必要があり、これが地鎮祭のお祭りを行う意義です。

 大小に関わらず、土木工事や道路工事、ビル・家屋・工場などの建築物を設ける際、地鎮祭を行う必要があり、地鎮祭を省略して建築物を設けることは、家相からみても凶相となります。

 土地の神々に家内安全や社運繁栄を願い、その土地を有り難く使わせて頂くという心をこめて、ぜひとも地鎮祭を行うようにして下さい。

 なお、建売の住宅やマンションのように、建築前に地鎮祭を行うことができない場合は、入居前や入居直後に家祓い(やはらい・家屋の清祓い)のお祭りを行い、土地と家屋の神々をお祭りすることにより、これに代えることができます。

 地鎮祭や家祓いのお祭りを御希望の場合や、御不明な点がある場合は、お気軽にお電話にてお問い合わせ下さい。当社では御依頼により、旭区内及び近隣地域まで出張致します。


                                 


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