孤長の計算
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【連載 測量(#18)】で、子午線の曲率半径(M)を用いて、孤長(S)は ![]() と表されました。 最後は、孤長(S)を「長半径a」と「扁平率f」で表すことを考えます。 長半径(a)と短半径(b)を用いると、離心率(e)の定義により、 ![]() これより ![]() であり、これを M に代入すると、 ![]() となります。ここで、テイラー展開により、 ![]() これを用いて孤長(S)を計算すると、 ![]() となります。離心率(e)と扁平率(f)の関係は ![]() なので、 ![]() これで、孤長(S)・測地緯度(θ)・長半径(a)・扁平率(f)の関係式が得られました。 今年の初めに 2地点の緯度とそれら2地点間の距離を求める、という行為を2ヶ所(極地方と赤道地方)で行うと、 地球の形状が分かる。・・・これは、なぜ? と書きましたが、この式を用いれば、この問題が解決します。 どういうことなのか?・・・詳しくは、塾で一緒に学びましょう! |
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