面積と行列
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座標平面上の3点O(0, 0)、A(x1, y1)、B(x2, y2)を頂点とする三角形の面積が ![]() で表されることは【連載 面積(#10)】で学びました。ここで、これら3点を ![]() という行列で図形変換した場合、その面積がどう変化するか考えてみましょう。 点AとBの変換先を、それぞれA’(X1, Y1)とB’(X2, Y2)とすると、 ![]() となります。原点が、変換後も原点のまま変わらないことは、お分かりでしょう。 このとき、三角形 OA'B' の面積は、 ![]() となり、元の面積に対して | ad − bc | 倍されることが分かります。・・・次回へ続く。 |
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