アフリカ
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【人類のアフリカ起源説】 生物の分類によると、ヒトに近いのがチンパンジーやゴリラなどの類人猿ですから、 類人猿の種類が多いアフリカこそ、人類の起源地だろう!・・・と思うのは、自然な発想です。 オーストラリアの人類学者レイモンド・ダート(1893−1988)は、 南アフリカで、コンクリートの原料となる石灰石の採掘をしていたところ、 アウストラロピテクスの骨化石を発見しました。 これがきっかけで、アフリカにおける古生物の研究が盛んになり、 恐竜の化石も発見されていくようになりました。 【アフリカで見つかった恐竜】 以下に、アフリカで発見された恐竜を、時代別にまとめます。 これらから、どのようなことが言えるでしょうか? それぞれの恐竜の特徴なども調べていくと、見えてくるかも知れません。・・・一緒に考えてみましょう! (カッコ内の丸印は、ジュラシック・パーク・シリーズに登場した作品番号) (三畳紀後期) ・メラノロサウルス(竜脚形類 / 8m / 南アフリカ) ・エオクルソル(原始的な鳥盤類 / 1m / 南アフリカ) (ジュラ紀前期) ・メガプノサウルス(獣脚類 / 2.5m / 南アフリカ・ジンバブエ) ・マッソスポンディルス(竜脚形類 / 4m / 南アフリカ・ジンバブエ・レソト) ・アールドニクス(竜脚形類 / 6.5m / 南アフリカ) ・ブルカノドン(竜脚形類 / 6.5m / ジンバブエ) ・ヘテロドントサウルス(原始的な鳥盤類 / 1m / 南アフリカ) ・アブリクトサウルス(原始的な鳥盤類 / 1.2m / 南アフリカ・レソト) ・リコリヌス(原始的な鳥盤類 / 1.2m / 南アフリカ) ・レソトサウルス(装盾類 / 1m / レソト) (ジュラ紀中期) ・スピノフォロサウルス(竜脚形類 / 13m / ニジェール) ・ジョバリア(竜脚形類 / 24m / ニジェール) (ジュラ紀後期) ・ケラトサウルス(獣脚類 / 6m / タンザニア)(B) ・エラフロサウルス(獣脚類 / 6m / タンザニア) ・ディクラエオサウルス(竜脚形類 / 14m / タンザニア) ・ジラファティタン(竜脚形類 / 26m / タンザニア) ・ケントロサウルス(装盾類 / 5m / タンザニア) (白亜紀前期) ・デルタドロメウス(獣脚類 / 8m / エジプト・モロッコ) ・クリプトプス(獣脚類 / 6m / ニジェール) ・スピノサウルス(獣脚類 / 16m / エジプト・モロッコ)(B、F) ・スコミムス(獣脚類 / 11m / ニジェール)(B) ・カルカロドントサウルス(獣脚類 / 12m / ニジェール・エジプト・モロッコ・アルジェリア) ・ニジェールサウルス(竜脚形類 / 10m / ニジェール) ・レバキサウルス(竜脚形類 / 20m / モロッコ) ・マラウイサウルス(竜脚形類 / 12m / マラウイ) ・オウラノサウルス(鳥脚類 / 8m / ニジェール) ・ルルドゥサウルス(鳥脚類 / 9m / ニジェール) (白亜紀中期) 記載なし (白亜紀後期) ・マシアカサウルス(獣脚類 / 1.5m / マダガスカル) ・ルゴプス(獣脚類 / 6m / ニジェール) ・マジュンガサウルス(獣脚類 / 7m / マダガスカル) ・ラホナビス(獣脚類 / 70cm / マダガスカル) ・ラペトサウルス(竜脚形類 / 15m / マダガスカル) 「恐竜の研究」に戻る |
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