脂質の合成と分解
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脂質は、もちろん撮り過ぎれば肥満につながるのでダメですが、 だからと言って、控え過ぎると、乾燥肌になったり、脱毛したり、これも良くないです。 「恒常性(ホメオスタシス)」は、体内を一定に保つしくみですが、 これは、放っておいても勝手にそうなるわけではありません。 維持する意識を常に持っておかねばなりません。 地球環境と体内環境は同じですね。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 【脂質の生合成】 (※)事前に、「解糖系」について学んでおくと良いです。→ こちら (01)ジヒドロキシアセトンリン酸・・・解糖系により、グルコースから生合成されます。 (02)グリセロールリン酸脱水素酵素・・・ジヒドロキシアセトンリン酸を還元します。 (03)グリセロール−3−リン酸・・・ジヒドロキシアセトンリン酸の還元により生合成されます。 (04)アシル CoA・・・脂肪酸と補酵素のチオエステルです。 (05)1−アシルグリセロ−3−リン酸・・・グリセロール−3−リン酸の1位がアシル化されたものです。 (06)ホスファチジン酸・・・グリセロール−3−リン酸の2位もアシル化され脂肪酸が結合したものです。 (07)ホスファチジン酸ホスファターゼ・・・ホスファチジン酸の加水分解により、ジアシルグリセロールへ。 (08)トリアシルグリセロール・・・ジアシルグリセロールのアシル化により、3つ目の脂肪酸が結合。 【脂質の分解】 (09)中性脂肪・・・トリグリセリド、トリアシルグリセロールとも呼ばれます。 (10)リパーゼ・・・中性脂肪を加水分解して、グリセロールと脂肪酸にします。 (11)グリセロール・・・グリセロールキナーゼにより、グリセロール−3−リン酸になります。 (12)グリセロール−3−リン酸・・・脱水素酵素により、ジヒドロキシアセトンリン酸になります。 (13)ジヒドロキシアセトンリン酸・・・解糖系に送られます。 (14)脂肪酸・・・β酸化により、炭素数が2小さい脂肪酸になります。・・・どのような仕組み? 「栄養素の代謝」に戻る |
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