アルコール
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アルコールは、「価」で分けるか、「級」で分けるかで、分類の仕方が変わるので、御注意あれ! ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【アルコール】・・・ヒドロキシ基をもつ炭化水素です。 (01)ヒドロキシ基(高3)・・・酸素原子と水素原子からなる官能基「 -OH 」です。 【価】・・・1分子中に含まれるヒドロキシ基の数です。 (02)1価アルコール(高3)・・・1分子中のヒドロキシ基が1つです。 (例)メタノール (03)2価アルコール(高3)・・・1分子中のヒドロキシ基が2つです。 (例)エチレングリコール (04)3価アルコール(高3)・・・1分子中のヒドロキシ基が3つです。 (例)グリセリン (05)多価アルコール(高3)・・・2価以上のアルコールの総称です。 【級】・・・ヒドロキシ基に結合する炭素原子に結合する炭素原子の数です。 (06)第三級アルコール(高3)・・・ヒドロキシ基に結合する炭素原子に3つの炭素原子が結合しています。 (07)第二級アルコール(高3)・・・ヒドロキシ基に結合する炭素原子に2つの炭素原子が結合しています。 (08)第一級アルコール(高3)・・・ヒドロキシ基に結合する炭素原子に1つの炭素原子が結合しています。 (09)メタノール(高3)・・・第一級アルコールに含めます。 【アルコールの性質】・・・酸素原子の電気陰性度が大きく影響します。 (10)沸点・融点・・・分子量が同じくらいのアルカンに比べて、高いです。 なぜ? (11)水溶性・・・炭素数が少ないと、水に溶けやすい。 炭素数が多いと、水に溶けにくい。 なぜ? (12)液性・・・「 -OH 」があるのに、中性です。 なぜ? 「バイオディーゼル」に戻る |
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