スカンジウム以降
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原子番号２０のカルシウム（ Ca ）の後、原子番号２３のバナジウム（ V ）までは、 「マーデルングの規則」に従った電子配置です。  このルールに従うと、原子番号２４のクロム（ Cr ）の電子配置は、 1s22s22p63s23p63d44s2 になるはずですが、実際には、そうなっておらず、 1s22s22p63s23p63d54s1 となっています。・・・これは、なぜ？・・・「閉殻」「半閉殻」について学びましょう！ 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 （０１）３ｄ軌道の半閉殻・・・クロムの電子配置は、３ｄ軌道の半閉殻を完成させた結果です。 （０２）銅の電子配置・・・３ｄ軌道の閉殻を完成させた結果です。 （０３）ニオブの電子配置・・・４ｄ軌道の半閉殻を焦った結果です。 （０４）モリブデンの電子配置・・・４ｄ軌道の半閉殻を完成させた結果です。 （０５）ルテニウムの電子配置・・・４ｄ軌道の閉殻をかなり焦った結果です。 （０６）ロジウムの電子配置・・・４ｄ軌道の閉殻を焦った結果です。 （０７）パラジウムの電子配置・・・４ｄ軌道の閉殻を強引に完成させてしまった結果です。 （０８）銀の電子配置・・・４ｄ軌道の閉殻を完成させた結果です。 （０９）ランタンの電子配置・・・４ｆ軌道とあまり差がない５ｄ軌道に入った結果です。 （１０）セリウムの電子配置・・・４ｆと５ｄの差がほとんどないので、それぞれに１個ずつ入りました。 （１１）ガドリニウムの電子配置・・・せっかくできた４ｆ軌道の半閉殻を崩したくないと思った結果です。 （１２）白金の電子配置・・・５ｄ軌道の閉殻を焦った結果です。 （１３）金の電子配置・・・５ｄ軌道の閉殻を完成させた結果です。 「元素の周期表」に戻る |
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