特殊相対性理論
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光は1秒間に地球を7周半もします。 つまり、めちゃくちゃ速いです。 でも、速さは無限大ではなく、あくまで有限なんですよね。 私たちの日常生活の感覚だと、時間と空間は絶対的で不変なものだと思っており、 古典力学(ニュートン力学)は、この考えに基づいています。 もし、この考えが揺らぐような事態が起こった場合には、パラダイムシフトが起こります。 アインシュタインの相対性理論は、当時、まさにパラダイムシフトでした。 「絶対不変なのが、時間や空間ではなく、光速である。」・・・と考えたのです。 光速不変の根拠は「マクスウェル方程式」から導くことができます。 光速不変だと、私たちの日常生活の感覚からすれば随分と奇妙なことが起こりますよ〜。 “時間が遅れる”とは、どういうことなのでしょうか? “光子の質量がは0(ゼロ)”なのですが、質量のない粒子って、どういうことなのでしょうか? ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 (01)アルベルト・アインシュタイン(1879−1955)・・・「相対性理論」の生みの親です。 (02)ガリレイ変換・・・時間一定を仮定する、私たちの日常生活の感覚と一致するものです。 (03)ローレンツ変換・・・光速一定を仮定する、相対性理論の感覚です。 (04)時間の遅れ・・・光速に近い速さで移動すると、時間がゆっくり進みます。 (05)ミュー粒子・・・単純に考えると地表まで到達できない素粒子が、なぜ地表に到達できる? (06)エネルギー・・・(1/2)×(質量)×(速さ)×(速さ)じゃなくて、(1/2)が要らない? (07)光子の質量・・・0(ゼロ)なのですが、どこから出てきた結論なの? 「電磁気学」に戻る |
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