静磁場
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直線電流iが、そのまわり半径aの円周上につくる磁場は「i/2πa」で、 半径aの円電流iが、その円の中心につくる磁場は「i/2a」です。 よく似ていて、ややこしい。 そもそも、これらの式は、どのようにして導き出されたのでしょうか? 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 (※)事前に、「四元数」について学んでおくと良いです。→ こちら (01)ハンス・エルステッド(1777−1851)・・・電磁気学は彼の偶然の発見からスタート! (02)磁場(高1)・・・エルステッドが大学で電流について講義しているときに偶然発見! (03)ジャン・ビオ(1774−1862)・・・「ビオ・サバールの法則」を発見しました。 (04)フェリックス・サバール(1791−1941)・・・「ビオ・サバールの法則」を発見! (05)ビオ・サバールの法則・・・電流から磁場を導く式です。 (06)アンドレ・アンペール(1775−1836)・・・「アンペールの法則」を発見しました。 (07)アンペールの法則・・・「ビオ・サバールの法則」の比例定数を決めるきっかけになりました。 (08)磁束密度(高2)・・・「電束密度」に因んで、同じような関係式を考えました。 (09)透磁率・・・(磁束密度の大きさ)=(磁場の大きさ)×(透磁率)です。 (10)電磁力(高1)・・・電流が磁場から受ける力で、向きは「フレミング左手の法則」に従う。 (11)ローレンツ力(高2)・・・荷電粒子が磁場から受ける力です。 (12)電流と荷電粒子(高1)・・・電流と荷電粒子の関係式について知ります。 「電磁気学」に戻る |
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