正規分布
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身近な表計算ソフトに「エクセル」があります。 ちょっとした計算処理をするのに、とても便利です。 ただ、エクセルの能力にも限界があり、二項分布を用いて計算しようとすると、 サンプル数が1000を超えたあたりでパンクしてしまいます。 こんなときは「正規分布」に登場してもらいましょう! ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【スターリングの公式】・・・二項分布を近似するときに使います。 (01)対数関数(高2)・・・数学Uで登場します。 (02)積の微分(高3)・・・数学Uでは単なる公式として覚えるだけ。 正式には数学Vで登場します。 (03)部分積分(高3)・・・対数関数の積分って、どうすれば良いのだろう? (04)数列の極限(高3)・・・nを無限大にしたときの極限を使います。 【正規分布】・・・二項分布の極限として誕生しました! (※)事前に「テイラーの定理」について学んでおくと良いです。 → こちら (05)アブラーム・ド・モアブル・・・1733年に、二項分布の極限として、正規分布を導入しました。 (06)テイラー展開・・・高次部分を無視して、対数関数を整関数で表します。 (07)特徴@・・・x=μにおいて、極大値をとります。 (08)特徴A・・・x=μに関して対称です。 (09)特徴B・・・変曲点は、x=μ±σです。 (10)特徴C・・・すべてのxに対して、正の値をとります。 (11)特徴D・・・x → ∞、x → −∞ の極限は0です。 【標準正規分布】・・・平均や分散に関係ないようにするため、正規分布を標準化しました。 (12)変数の標準化・・・平均を引いて、標準偏差で割ります。 (13)Z検定(高2)・・・「標準正規分布」を用いた仮説検定です。 「アンケート」に戻る |
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