遺伝子の本体
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「メンデルの法則」以降、 遺伝をもたらす“粒子のような要素(物質)”があるのでは? という考えを人類は持ち始めました。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【細胞分裂】 (01)サハリアス・ヤンセン・・・1590年に顕微鏡を発明したオランダの眼鏡職人です。 (02)ロバート・フック・・・1665年に顕微鏡で細胞(コルク)を観察したイギリスの博物学者です。 (03)アントニ・レーフェンフック・・・1719年に描写した細胞核は、現存する中で最古のものです。 (04)ロバート・ブラウン・・・1831年に細胞核を再発見したイギリスの植物学者です。 (05)細胞説(高2)・・・あらゆる生物は細胞から成り立っている、とする説です。 (06)マティアス・シュライデン・・・1838年に植物について細胞説を提唱したドイツの植物学者です。 (07)テオドール・シュワン・・・1839年に動物について細胞説を提唱したドイツの動物学者です。 (08)ルドルフ・フィルヒョー・・・1855年に、細胞は分裂して増える、と考えたドイツの生物学者です。 【DNA】 (09)フェリックス・ホッペザイラー・・・フィルヒョーの弟子。 ヘモグロビンの研究で有名です。 (10)フリードリヒ・ミーシャー・・・ホッペザイラーの弟子。 1869年に核酸を発見しました。 (11)アルブレヒト・コッセル・・・1885〜94年、核酸中の塩基を発見したドイツの医学者です。 【遺伝子の本体】・・・「タンパク質」ではなく「核酸」でした。 (12)核酸 対 タンパク質・・・遺伝をもたらす“要素”の本体は、いったい何なの? (13)フレデリック・グリフィス・・・1928年、「グリフィスの実験」を行いました。 (14)グリフィスの実験(高2)・・・肺炎双球菌を用いた実験により、形質転換を発見しました。 (15)オズワルド・エイブリー・・・1944年、「エイブリーの実験」を行いました。 (16)エイブリーの実験(高2)・・・形質転換を起こす物質が核酸であることを突き止めました。 (17)アルフレッド・ハーシー・・・1952年、「ハーシーとチェイスの実験」を行いました。 (18)マーサー・チェイス・・・1952年、「ハーシーとチェイスの実験」を行いました。 (19)ハーシーとチェイスの実験(高2)・・・核酸が自己複製し、それを子孫に伝えることを示しました。 「二重らせん」に戻る |
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