はんだ・鏡
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「はんだ」は、鉛とスズの合金です。 学校の「技術家庭科」の授業でラジオを作ったことはありませんか? 「鏡」の多くは、現在でも、銀の膜を張り付ける「銀鏡反応」で製造されています。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【はんだ】・・・鉛とスズの合金です。 金属を接着させることができます。 (01)接着剤・・・メソポタミア文明で生まれた、人類最古の接着剤は「アスファルト」です。 (02)アスファルト(瀝青)・・・日干し煉瓦を積み上げていく時に、隙間を埋めるのに使用します。 (03)日干し煉瓦・・・メソポタミア文明を興したシュメール人の建築様式です。 (04)疑問・・・なぜ、鉛やスズの融点は低いのでしょうか? (05)というよりは・・・遷移元素金属の融点が高いのです。 その理由は? (06)新たな疑問・・・鉛やスズよりも融点が低い金属があるのに、なぜ、それらは注目されなかったのか? 【鏡】・・・現在の製鏡技術の起源は、有機化学で登場する「銀鏡反応」です。 (07)水鏡・・・最初は、水溜りの水面に自分の姿を映していたと考えられています。 (08)黒曜石・・・チャタル・ヒュユクの遺跡から、黒曜石を磨いた石板の鏡が出土しています。 (09)チャタル・ヒュユク・・・アナトリアにある、新石器時代から金石併用時代にかけての遺跡です。 (10)アナトリア・・・現トルコ共和国のアジア部分に相当する地域です。 (11)表面鏡・・・青銅鏡は、銅の表面にスズの鍍金をすることで作られていました。 (12)青銅鏡・・・現存する最古のものは、古代エジプト第6王朝時代のものです。 (13)裏面鏡・・・ガラスの片面に銀などの金属鍍金をしたものを、ガラス面から眺めます。 (14)ユストゥス・リービッヒ・・・1835年に「銀鏡反応」を開発したドイツの化学者です。 (15)銀鏡反応(高3)・・・硝酸銀溶液を用いて、ガラス面に銀を沈着させます。 「酸化と還元」に戻る |
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