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登米市制作、郷土料理「はっと」のコマーシャル

はっとの歴史

今からおよそ四百年も昔の藩政時代のこと,当地方は伊達藩でも有数の米どころでした。伊達藩では藩をあげて北上川水系の改修と湿地の新田開発に取り組み,江戸への産米輸送に力を注いでいました。当時,伊達藩では「買米制」という制度をつくり,お百姓さんが年貢を納めたあとの余った米をも藩が買い上げ江戸へ送っていたのです。このため米どころであってもお百姓さんは満足に米を食べることができませんでした。「百姓食物常々雑穀ヲ可用食之事」(米を食わず雑穀を食うべし)という「百姓法度」が出されるほどでした。こうして伊達藩の米は,江戸では「本石米」と呼ばれ,米相場の基準にもなるほどで,伊達六十二万石は,実質百万石と言われるほどの経済成長を遂げたのです。
 こうした中,米を満足に食べられなかったお百姓さんは,麦飯(二番米,三番米に大麦を混ぜたご飯)の他,畑で作った小麦を粉にし練って茹で上げ「はっと」として食べていました。当初,「はっと」は米の代用食でしたが,長年のお百姓さんの知恵で,より美味しい食べ物へと工夫されていったのです。こうして,美味しい「はっと」がお百姓さんの間で好んで食されるようになると,当地方を治めていた領主は,このままではお百姓さんが小麦づくりに精を出し過ぎて米づくりが疎かになるのではと心配し,この料理を食べることを禁止(法度)するようになり,それ以来「はっと」と呼ばれるようになったと言われています。
 このように「はっと」は,米どころが故に生まれたお百姓さんの知恵と工夫の小麦の食文化なのです。そして,その後の度重なる食糧難の時代においてもこの地の人々に命を与え,そして,その食文化は現代まで脈々と受け継がれています。

(パンフレット「登米はっと街道」より抜粋)
カーレンでは、はっとパスタ、はっとグラタンとして、オリジナル洋風料理で提供しています。


お知らせ

今月の銘品(こだわりの珈琲) パナマ ジュルトゥンゴ・ラサンタ

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生産国:パナマ ◆エリア チリキ県 ジュルトゥンゴ地区 ◆品種 カトゥアイ、ティピカ、カトゥーラ ◆精選 フルウオッシュト

パナマは中央アメリカの南側に位置し、カリブ海と太平洋を結ぶ「パナマ運河」で有名です。国土面積は北海道とほぼ同じ大きさで、国土の約8割が山岳地帯で占められています。ラ・サンタ農園は、チリキ県レナシミエントのジュルトウンゴ地区の標高1,100m~1,400mに位置しており、自然の熱帯雨林保護区とコスタリカの国境に挟まれています、この農園の立地環境は厳しく、夜は寒く、昼夜の寒暖差は10度~12度ほどに至ります。また風が強く、年間降水量が約3,500mmと雨も多い環境です。それでも、農園主のホセ氏は、強い情熱を持ってコーヒー栽培に取り組んできました。ホセ氏は、「このような厳しい環境だからこそ、コーヒーの生産量は多<ないが強烈なフレーバーをもたらす」と言います。これまで、本農園は国内のマーケットへ対する販売が100%でしたが、少しずつ海外への輸出も始めております。個性が引き立つようにじっくりと焙煎を行い、プルーン、ピーチを思わせる酸味、ジャスミンの花のような香りをお楽しみいただけます。

2021年10月21日