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喜明山慈円寺は出雲のお寺です。永代供養・墓地管理のご相談は当寺へ。

0853-62-3554

〒671-0012 島根県出雲市西代町193番地

 由  緒COMPANY

 

    由  緒

    創建年月不詳。当山は元、楊林庵という。貞享年間(1680年代)玉木氏九代の孫、平左衛門正義本願主と
   なり、その子長右衛門正盛と力を合わせ新たに一寺を建立、喜明山慈円寺とした。
   寺伝によると「敏庵和尚を請じて開山とする」とある。
    その後、霊隱義苗、松江大野西光寺より来て慈円寺を再建、大本山妙心寺開山夢相大師の法孫、松江万寿寺
   中興開山龍関紹寅を勧請開山とし、自ら中興開山ちなり、これより妙心寺派となる。
   当山は地方の大豪族玉木家の菩提寺として確立され、歴代住職にも傑出した僧が多かったといわれる。
   とくに四代榮獄懐倫和尚は地方民の教化に尽くし、またこの寺の興隆と再建に尽力。次代西峰懐俊和尚に
   引き継ぎ再建された。また、学匠としても地方に於ける道俗の尊敬を得、特に「富興山康国寺再建上棟草稿」
   並びに「新川地藏尊銘並序」を康国寺、出東仁照寺各住職に代わり著した。
    その他、康国寺に伝わる巻物「納勝軒記」(康国寺書院名)も著している。
   境内に十王堂あり。言い伝えによると昔、鳶巣落城の時、ひとりの武将負傷して逃れ、慈円寺西畑において
   死亡。 村民相憐みこの地に十王堂を建立し五輪の石碑を建て、その霊を弔ったという。
   その後堂宇廃絶して、後慈円寺境内に安置し、現在は十王堂を建立、安置されている。
    また、境内に歌人の江戸二条派の師匠釣月(こうげつ)法師の碑が現存するが風化し碑文の判読不可。
                             (以上 国富村史から)
      
        
 本山 臨済宗妙心寺派大本山妙心寺
        

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喜明山慈円寺

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