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  Finale-《Editorial notes on this Contents of textbook》― このホ−ムペ−ジ制作の筆者の覚え書 ―
 

「完全初心者の大人がピアノを弾けるに至る独習法」=本製品の内容・情報は、日本語を理解できて基礎英語を理解で
きる大人の皆様を対象にしました内容です。
「頑迷なる迷信」=大人になってからピアノを弾けるようになる、は不可能だこれは全くの誤解です。この誤解は 「この技術の習得は、聴者の皆さんに聴くに耐える水準に至るには、成人してしまった自分ではもう遅い」 という“大人の計算”が無意識のうちに働いているからでありましょう。この思い込みが原因してピアノに実際に触りもしない、練習にも入りもしないでいるだけのことです。
「音楽するの三分野」“@ 聴く・A奏する・B創る”=当内容は、大人の初心者がB創る、を未来の目標としつつも先ずはA奏するを存分に習熟していただく、を目的としております。そのAの件ですが…。10本もの指を使うピアノ演奏上達に短期間で弾けるようになる近道はありません。しかし、幼児からの基礎訓練の練習曲コ−スを踏まなくても、弾かんとする一曲に練習を集中すれば、成人は誰しもある水準までは到達できるように脳・身体は創られています。一方、ピアノ曲作品は数知れずあり、それらが要求する技術レヴェルは千差万別です。そこで肝要なことは、ご自身が愛好してきた曲(それらはほとんどが高速あるいは高難度な運指を要する曲)の練習開始に執着しないこと、ゆっくり歌う曲から始めること、が核心のキ-なのです      タムラマ 2015年9月 

 [Profile] :
 ・1938年(昭和13年)生 (新潟県新発田市生)
 ・1961年(昭和36年/23歳);社会人となる(就職)
 ・1962年(昭和37年/24歳);初めて中古ピアノ(品名
Barkel/10万円)
  を買い得て嬉しさのあまり、仰向けになり、下からピアノを仰ぎ見る。
 ・1977年(昭和52年/39歳);自営開始
 ・1979年(同54年12月);会社登記(出版&印刷)
 ・2015年(平成27年); 会社全く発展しえず、倒産もせず現在に至る。
  音楽に関しては、音楽科卒でもなく完全アマチュアからの−authority
  なしの−音楽マニア「爺」です。
  
 
[“音楽”と“情報”について]:宇宙には、人知の想像力を超えたあらゆる事象が存在します(beings)。人間世
界にも同様です。
「情報」とは、「事実・知識・知恵の意味と、それらが人間世界に移動すること」の二つの意味
が含まれています。森羅万象あらゆる存在(beings)は 「情報」 となって人間世界に駆け巡る、が本性です。
和音の知識(=和声学)の日本における応用の始まりは明治維新(1868年)後でした。ヨ−ロッパから移入され
てきました。このヨ−ロッパ発の輸入文化の音楽は過去にキリスト教(教会)の強い影響を受けて発展してきまし
た。そのキリスト教(教会)について少し触れます。BC.1250年頃(?)、イスラルの民(ユダヤ人)は、エジプト国
内で奴隷とされていました。モ−ゼは200万人の彼らを率いてエジプトから脱出し、神から約束地「カナン」に向
かいます。途中シナイの山にこもり、神からお告げを受けました。それを2枚の石板に刻銘しました。これを 「
モ−ゼの十戒」といいます。これがユダヤ教(旧教) の始まりです。キリスト教はユダヤ教を基に生まれました。
キリスト教の聖典の中味はその約8割が旧教であり2割が純粋キリスト教とのこと。そのモ−ゼの十戒ですが…。
第1条に「あなたは、私の他に何物も神としてはならない。」とあります。これは
何を意味するのでしょう?この綱
領的思想を過去未来のあらゆる事象に無意識的に当てはめ 対比してみます。するとそこに連結して生まれく
る究極の事象は
“情報の独占”です。“情報の独占”は、宇宙にはあらゆる存在(beings)が存在するというこ
とを認めないのです。私はここで宗教・政治を語ろうというのではありません。私のここでの記述の髄は 「この
“情報の独占”は人間の本性(能)であり、かつ良かれ悪しかれ≒好きでも嫌いでも未来永劫に次々生れてくる
事象だ。」ということであります。
最近のマスコミを見渡せば“情報の独占”を根本起因とする事象のon parade
ですね……。
キリスト教(教会)は、ロ−マ帝国が国教と定めて以来(313年)、ルネッサンス期(15世紀〜17世紀中葉)まで、
ヨ−ロッパにおける精神世界を「独占的」に支配してきました。現代の歴史家はこれを暗黒の1,000年間といっ
ています。しかしその間、幾多の優れた文化も生み出しました。その中で最も傑出したものが音楽文化であり
ましょう。その音楽文化を非キリスト教徒の私は心底深く愛してしまっています。これは自己矛盾私はそれを
秘かに感じつつもそれを解決する力・意図もありません。蓄積しえた和声学の知識を吐き出しつつ“情報の独
占ならぬ情報の発信”を残余人生の終点までつづけられないものか、とヘボ努力の継続にもがいております。

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