作品紹介W






「こんこんキツネのすむところ」
1989年度作品

 塩尻市や朝日村山形村に伝わる「玄蕃ギツネ」のお話を脚色しました。
キツネたちが森を守るために木を切りに来た木こり達を化かして追い返します。キツネが化けるところやけがをした仲間のキツネを不思議な術で直すところが面 白いです。知恵と勇気で人間から森を守るためにたたかったキツネたちの物語です。この人形劇に出てくるキツネの人形達はぜんぶ和紙で作りました。紙と木だ けでできている人形達ですが活き活きと舞台を駆け回ります。


「どうぶつえんはどこですか?」
1988年度作品

 小さなこぐまちゃんが動物園にいるお父さんを訪ねて山から都会へでてくるお話です。ノラネコさんに助けられたりネコとりのおじさ んに追いかけられたりゴ ミ捨て場に捨てられているへんなロボットにあったり大変な思いをしながら動物園にたどり着きます。だって山でお母さんが人間が切った木の下敷きになってけ がをしてしまったんです。最後にお父さんは動物園を抜け出し坊やをだっこして山へ帰ります。
 楽しい冒険活劇です。最後には心がほかほか温まるお話です。



「たぬきどんと雪だるま」
1987年度作品

 ホーボーズ・パペットシアターの記念すべき第一回作品です。
ホーボーズはこの作品で1987年5月5日に松本市で旗揚げ公演をいたしました。この作品は移り住んだ山の上の廃屋の蚕室から生まれました。この年の公演 に当たっては、移り住んだ池田町のみなさん、保育園や幼稚園の先生方、信州大学の学生のみなさん、友人知人に大変お世話になりました。

 寒いさむい冬の夕暮れ、子ども達の作った雪だるまが村のはずれにぽつんと残されます。そこへやってきたのがどろぼうタヌキ。たぬきどんはこれから村へ食 べ物を探しに行くところ。小さな寂しい雪だるまはたぬきどんをみて父ちゃんに間違えます。たぬきどんが行ってしまうと、雪だるまは「父ちゃん」と追いかけ て行きます。それからたぬきどんと雪だるまは番犬に追いかけられたりネズミのおじいさんに出会ったりします。最後にたぬきどんとネズミのおじいさんは雪だ るまのお父さんを作って上げます。とても楽しいお話です。



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