カーナビの最新地図をSDカードにダウンロードする
4年半前に取り付けたKENWOODのカーナビ、初の地図更新です。
2022年4月、親族の葬儀があって、告別式会場から斎場まで霊柩車の後、車列を組みマイカーで向かいました。念のため目的地を確認しカーナビで案内させましたが、まっすぐ進むと思いきや、道中リルートしまくりでした。
なんで遠回りにリルートするの?
高槻市立葬祭センター付近の古い地図
斎場の近くの高速道路にJCTとICがあります。供用開始はかなり前ですが、カーナビの古い地図にはありません。その付近の道路が整備されて、ルート案内に支障をきたしたようです。
カーナビ購入にあたって、地図更新サービスを検討しました。いわゆるサブスクリプションで継続的に最新の地図データを更新するか、地図データ入りのSDカードを随時商品購入するか、マイカーの運用とも勘案して結構悩みどころでした。
そんなこんなで、このカーナビの地図更新サービスもあと2年を残すところ、サブスクリプションで地図データを更新することにしました。
まず、カーナビのファームウェア更新
ついでながら地図データの更新前に、カーナビのファームウェアを更新しておきます。KENWOODのカーナビWebサイトで、然るべき更新プログラムをSDカードにダウンロードして、カーナビに読み込ませると自動的に完了します。
更新前の地図データ(2016年03月版)
地図データの提供元はMapFan。サブスクリプションの手続き(年額3980円の会員登録・クレジット契約)を済ませてダウンロードIDを入手し、KENWOODのカーナビWebサイトで地図更新手順に従って最新の地図更新データをSDカードにダウンロードするだけ。お手軽で何ら問題なしと思っていましたが、ここでハマりかけました。
さぁ 最新地図をダウンロードするぞ
えっ? Cドライブが書き込みできないって??
エラー・ダイアログが出て、その先(ダウンロード)に進みません。ダウンローダーのエラーメッセージでもなさそうです。
・・・もしかして、これのせい?・・・
Windows10 “32bit版”の利用可能なメモリ
メインで使っているPCは Windows10 の“32bit版”。実用上、利用可能な空きメモリは1GBもありません。メモリ使用量が限度に達すると、経験上いろいろ障害に見舞われます。
ダウンローダーのエラーメッセージ一覧に「HDDの空き容量1GB以上」とあるので、ふつうのPCでは問題にならない暗黙の仕様(空きメモリも1GB以上?)があるのかも。
仕方ないので、ここは素直にサブで使っている“62bit版”PCでダウンロードすることにしました。
地図データ(5GB)のダウンロード、気長に待ち続けるうちに完了しました。PCの電源管理でスリープ・モードが入っているとヤバイかも。
地図更新用SDカード(K:)
カーナビのファームウェア更新と同様、SDカードを読み込ませるとデータ更新が始まります。
更新途中でバッテリー切れを起こすと大変なので、普通はエンジンをかけた(アイドリング・停車)状態で作業します。
エンジンのスタータをかけるとカーナビが動作リセットすることがあるので、要注意。エンジン・キーONでカーナビを起動させて、そのままデータ更新を始めたので、このときはエンジンをかけずに(気長に待つ)更新作業を完了させました。
地図データの更新
カーナビの地図を表示させて確認。ルート案内が現状に即したものになることを期待します。
高槻JCTが表示された新しい地図
地図更新後初となる、遠距離ドライブ旅行に出かけました。土地勘のない旅行先だったので、事前にGoogle Mapで入念に下調べしました。それに加え、カーナビに道案内を任せて目的地まで迷わず直行できる安心感は、やはり最新地図情報の賜物と思いました。