カーナビにリアビューカメラを追加する
昨秋レンタカーを運転する機会があって、初めて見るリアビューカメラの利便性に触れました。不慣れなクルマのバックでも、後方視界の死角をカバーする絶大な安心感。自分のクルマにも欲しくなりました。
汎用のリアビューカメラが何種類も市販されていて、どれを選んでもカーナビとの接続・連動に難しいところはなさそうです。が、ここは簡便・確実に済ませたいとの思いで、現在使っているカーナビの専用品を調達しました。
カメラのコードはコルゲートチューブで被覆する
リアビューカメラをクルマに取り付ける前に、カメラコードは例のごとく別途調達したコルゲートチューブで被覆しておきます。
リアビューカメラの取付けで少々面倒(?)なのが、クルマの外側から車内へ引き込むカメラコードの通し方です。
取扱説明書には車体に配線用の穴を開ける例が示されていますが、このクルマには車体後部トランクに未使用のグロメットがあり、工作の手間が省けて好都合でした。
車体後部トランクのグロメット
あと、車内のカメラ・電源コードの引き回しは、何度も経験した手慣れた作業です。
リアビューカメラの取付けで難題(?)なのが、車体への取付け方法です。
ヒントはナンバープレート灯。リアバンパーに直付けされて、ナンバープレート上に程よい隙間があります。それに倣ってリアビューカメラのブラケットを留める台座を設け、リアバンパーに直付けする方法をとりました。
バンパー直付けの取付け台座(自作)
バンパーに直付けする取付け台座の大きさと形は、まず現物合わせで厚紙の型を作り、それを基に利用できそうな材料を探して自作します。
手元にあったコンパクトデジタルカメラのバッテリーケースがこの要件にぴったりでした。リアビューカメラの垂直画角(仕様)を勘案して開き角度を決め、エポキシ・パテを適当に盛って成型すれば取付け台座の完成です。
リアバンパーの裏側でカメラコードを固定する
リアビューカメラの納まり具合を確認・調整して、取付け台座を強力両面テープでバンパーに貼り付けました。カメラコードはバンパー裏で固定しておきます。
バックでリアビューカメラの映像が出るよう、カーナビを設定します。
本来ならリアビュー映像を見てカメラの向きを微調整するところですが、ほぼ狙いどおりの映像が得られたので、ここで取付け作業を完了します。
リアビューカメラ取付け向き 程よい俯瞰角度
リアビューカメラの取付け外観 隠れず、目立たず
カーナビのカメラ映像にガイド線が表示されます。駐車スペースにバックで上手く誘導できるようにカーナビで設定しておきます。
カーナビのリアビュー映像
リアビューカメラ、いいです。
バンパーに直付けしていた取付け台座が(2か月ほどで)剥がれました。強力両面テープといえど、貼り合わせる材質を選ぶようです。なので、ナンバープレート灯と同じように、タッピングビスを使って取付け台座を固定しました。補修ついでに、リアビューカメラが真後ろに向くように微調整しました。