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音楽や映画を中心に執筆活動をしている前島秀国のオフィシャル・サイトです。お仕事の様子などをアップしていきます。


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最新情報
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・2012年11月15日(木)と12月6日(木)に朝日カルチャーセンター新宿教室で全2回の講座「指揮者列伝 ウィーン・フィルと巨匠たち」の講師を務めます。時間は両日とも13:00~14:30です(それぞれ単体のみの受講申し込みは不可。2回で1セットの講座となります)。募集要項など、詳しくはこちらをごらんください。お待ち申し上げております。

・10月2日(火)に、すみだトリフォニーホールで開催されるミシェル・ルグラン・シンフォニック・スペシャル・ナイトの楽曲解説を書かせていただきました。当日も配布されますが、こちらからオンラインでもお読みいただけます。

・タワーレコード「intoxicate」vol.99(8月20日発行)に、寄稿しました。
ひとつはフランス在住のカナダ人ピアニスト、チリー・ゴンザレス氏へのインタビュー。今年6月にスカイプで本人と直接やりとりしたものです。こちらから、オンラインでもお読みいただけます。
もうひとつは、デヴィッド・クローネンバーグ監督「危険なメソッド」のレビュー。ハワード・ショアのスコアとワーグナーのライトモティーフについて、やや高度な分析を行いました。こちらから、オンラインでお読みいただけます。

モーストリー・クラシック」2012年10月号(8月20日発売)のムービーの連載は「最強のふたり」です。

「ケトル」VOL.08(8月10日発売)に「ダークナイト・ライジング」の音楽評を寄稿しました。

・アレクセイ・リュビモフのECM盤新譜「ドビュッシー:前奏曲集」のライナー翻訳を担当させていただきました。ドビュッシーの前奏曲集全2巻に加え、「夜想曲」と「牧神の午後への前奏曲」の2台ピアノ版も収録された面白いアルバムです。8月22日発売です。

・ドラマティックシンガー、KAIのファーストアルバム「愛という名前」の日本盤書き下ろしライナーを書かせていただきました。8月22日発売です。

・ピアニスト、牛田智大のアルバム「想い出」の曲目解説を書かせていただきました。8月22日発売です。

・8月9日(木)と23日(木)に朝日カルチャーセンター新宿教室にて全2回の講座「指揮者列伝 ベルリン・フィルと巨匠たち」の講師を務めます(時間は両日とも13:00~14:30)。9日の第1回はフルトヴェングラーからラトルまでの歴代音楽監督、23日の第2回はベルリン・フィルの客演指揮者にスポットを当てる予定です(それぞれ単体のみの受講申し込みは不可。2回で1セットの講座となります)。受講のお申し込みは、こちらのサイトにて。お待ち申し上げております。

・8月4日に,、すみだトリフォニーホールで開催される「特別演奏会 新日本フィルハーモニー交響楽団&久石譲 ペンション・ファンド・コンサート アメリカン・ミュージック・ヒストリー」のプログラム解説を書かせていただきました(来場者のみ配布)。アイヴス、ガーシュウィン、コープランド、バーバー、バーンスタイン、ジョン・アダムズ、それに久石さんの作品が演奏される盛りだくさんのコンサートです。こういう形でアメリカの作曲家が特集される演奏会は、なかなかないと思うので、ぜひ。チラシにも寄稿しました。こちらからPDFがダウンロードできます。

Yahoo!ミュージックに「ベスト・オブ・スター・ウォーズ ミュージック・アンソロジー」の紹介記事を寄稿しました。こちらからお読みいただけます。

・ハンス・ジマーの最新作「ダークナイト・ライジング」オリジナル・サウンドトラックの日本盤書き下ろしライナー(とクリストファー・ノーラン監督のオリジナルライナーの訳)を書かせていただきました。7月25日発売です。

・ジョン・ウィリアムズ生誕80年&「スター・ウォーズ」誕生35年を記念して発売されるCD「ベスト・オブ・スター・ウォーズ ミュージック・アンソロジー」のライナーを書かせていただきました。ジョン・ウィリアムズ指揮ロンドン交響楽団のオリジナル・サウンドトラック音源を使用した、ルーカスフィルム公認による初のベストアルバムです。収録曲は「エピソードⅠ」から「エピソードⅥ」までの時系列順に収録され(一部例外あり)、今年2012年に新たに施されたDSDマスタリングによって音質の統一と向上が図られています。「スター・ウォーズ」サーガ全6部作の音楽を包括的に論じるというのは、めったにない機会ですので、がんばって1万5千字の大論文を書き下ろしちゃいました(CDブックレットに掲載されます)。7月18日、ソニーミュージックより発売です。

・タワーレコード「intoxicate」vol.98に寄稿した記事がオンラインで読めるようになりました。
まず、ヒラリー・ハーン&ハウシュカ両氏へのインタビュー。6月3日にタワーレコード渋谷店でMCさせていただいたトークショーと、翌日改めて設けていただいたインタビューセッションをまとめたものです。こちらから
続いて、クラウス・フローリアン・フォークト氏へのインタビュー。こちらから
それから、ジョニー・グリーンウッドのオーケストラアルバム「Krzysztof Penderecki/ Jonny Greenwood」のロングレビューです。こちらから。

・「モーストリー・クラシック」に寄稿した記録がしばらく抜けてましたので、まとめてアップしておきます。
2012年9月号(7月20日発売) 映画「あの日あの時 愛の記憶」レビュー
2012年8月号(6月20日発売) 映画「グスコーブドリの伝記」レビュー
2012年7月号(5月20日発売) ブルックナー特集(ショルティ)と映画「ファウスト」レビュー

・キャサリン・ジェンキンスの来日記念盤「ある晴れた日に」のライナーを書かせていただきました。7月25日発売です。

・マウリッツハイス美術館展の公式コンピレーションCDの解説を書かせていただきました。
ひとつは「フィール・フェルメール クラシック」。クラシックのオムニバスです。
もうひとつは「フィール・フェルメール ジャズ」。オランダ出身のジャズ・シンガー、リタ・ライスのベスト盤的な内容となっています。2枚とも6月26日発売です。

・「intoxicate」vol.98(6月20日発行)にインタビュー記事を2本寄稿しました。
ひとつはヒラリー・ハーン&ハウシュカ両氏へのインタビュー。6月3日にタワーレコード渋谷店で開催されたトークショーと、翌日もう一度お会いした時の内容をまとめたものです。
もうひとつはクラウス・フロリアン・フォークト氏へのインタビュー。新国立劇場「ローエングリン」リハーサル期間にお会いしてお話を伺いました。
あとはジョニー・グリーンウッド&クシシュトフ・ペンデレツキのノンサッチ新譜のレビューも書いてます。

・ファジル・サイの来日記念盤DVD「展覧会の絵」の封入解説用にエッセイを書き下ろしました。6月20日、エイベックス・クラシックスより発売です。

・小松亮太氏の映画音楽作曲デビュー作「グスコーブドリの伝記」オリジナル・サウンドトラックの解説を書かせていただきました。今回は多忙な小松さんに時間を割いていただき、じっくりお話を伺った上で、映画音楽作曲家としての小松さんの魅力に出来るだけ迫ろうとがんばりました。これが映画音楽デビューとは思えない、すばらしいスコアです。6月6日、ソニーミュージックより発売です。

・ウラディミール・アシュケナージ生誕75年&来日記念盤「ラフマニノフ・レアリティーズ」のライナー翻訳と、日本盤用書き下ろしライナーを担当させていただきました。アシュケナージのラフマニノフ・ピアノ録音プロジェクトの完結編で、世界に先駆け、日本盤が大幅な先行リリースとなるそうです。6月6日、ユニバーサルクラシック&ジャズより発売です。

・ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)とハウシュカ(プリペアードピアノ)の最新アルバム「シルフラ」のオリジナルライナー翻訳と、日本盤書きおろしライナーを担当させて頂きました。来日記念盤として5月30日発売です。

・6月9日(土)、彩の国シネマスタジオ(彩の国さいたま芸術劇場映像ホール)の「ピアノマニア」アフタートークは、終了しました。ご来場ありがとうございました。

・ルネ・フレミングがラヴェル、メシアン、デュティーユの歌曲を歌ったCD「ポエム」のライナー翻訳と、デュティユー作品の歌詞の翻訳を担当させて頂きました。4月25日発売です。

「intoxicate vol.97」に寄稿した、映画「アーティスト」のオスカー作曲家ルドヴィック・ブールス氏の取材記事がこちらから読めるようになりました。

「intoxicate vol.97」に寄稿したエッセイ「祝100周年 パラマウントの歴史」がこちらから読めるようになりました。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭東京公演映画上映プレトークは盛況のうちに終了しました。ご来場ありがとうございました。上映作品の概要は、「モーストリークラシック」2012年6月号(4月20日発売)のムービーの連載で紹介しています。

・朝日カルチャーセンター横浜教室の講座「見どころ徹底紹介! ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭の楽しみ方」は終了しました。当日の様子がLFJ公式レポートブログにアップされています。

ラ・フォル・ジュルネ 「熱狂の日」音楽祭2012 公式ガイドブックに 執筆しました。4月上旬発売です。

・映画「アーティスト」でアカデミー最優秀作曲賞を受賞したルドヴィック・ブールス氏にインタビューさせていただきました。以下の媒体に取材記事が掲載されます。
映画「アーティスト」劇場販売用プログラム(4月7日より公開劇場にて販売)
「モーストリークラシック2012年6月号(4月20日発売)
「intoxicate vol.97」(4月20日よりタワーレコードその他で配布開始。こちらからオンライン版が読めます)
たいへん充実したインタビューでしたので、媒体ごとにトピックごとを分けて書き分けることにしました。劇場プログラムは本編の音楽について、「モーストリークラシック」はクラシック寄りのトピックについて、「intoxicate」はサントラ寄りのトピックについて、それぞれ記事を書いています。もちろん、全部お読みいただけると嬉しいです。
このほか、「ケトルVOL.06」(4月14日発売)にサントラ盤のレビューを寄稿しました。

・映画「アーティスト」オリジナル・サウンドトラックのライナーを書かせていただきました。音楽は、この作品でアカデミー作曲賞を受賞したルドヴィック・ブールス氏。4月11日、ソニー・ミュージックより発売です。

「intoxicate vol.97」に、パラマウント映画100周年に寄せたエッセイを寄稿しました。4月20日よりタワーレコードその他で配布開始です。

「ザ・クラシック2012」のライナーを書かせていただきました。4月11日発売です。

・2012年3月29日(木)13時~、朝日カルチャーセンター新宿教室の講座「指揮者列伝 フルトヴェングラーと巨匠たち」は、おかげさまで盛況のうちに終了しました。ご来場ありがとうございました。

「MOSTLY CLASSIC」2012年5月号(3月19日発売)のムービーの連載は「アーティスト」です。ヴァイオリニスト格付け特集のところにも、少し書いています

・「intoxicate vol.96」に寄稿した映画「マリリン 7日間の恋」のレビュー記事が、こちらから読めるようになりました。

・「intoxicate vol.96」に寄稿した映画「ミケランジェロの暗号」のレビュー記事が、こちらから読めるようになりました。

・ヘイリーの最新ベスト盤「祈り~ヘイリー・シングス・ジャパニーズ・ポップス・ベスト」のライナーノーツを書かせていただきました。3月28日発売です。

・NHKドラマ「開拓者たち」オリジナルサウンドトラックの解説を書かせていただきました。音楽は菅野祐悟氏。菅野氏のサントラ解説を書かせていただくのは、NHKスペシャル「MEGAQUAKE 巨大地震」以来これが2枚目ですが、今回はわざわざご本人にインタビューに応じていただきました(そのインタビューも解説に収録されています)。3月21日発売です。

・ジョン・ウィリアムズ生誕80年記念リリース「ベスト・オブ・ジョン・ウィリアムズ」(フィリップスレーベル時代のボストン・ポップスのベスト盤)解説に、序文を寄稿しました。3月21日発売です。

・チェロ奏者ミクロシュ・ペレーニのECM最新盤「チェロのための無伴奏作品集」のライナー翻訳を担当させて頂きました。ブリテン、バッハ、リゲティが収録されています。3月21日発売です。

「キッズ・ピアノ・ベスト」の解説を書かせていただきました。3月14日発売です。

・映画「戦火の馬」の劇場プログラムに寄稿しました。ジョン・ウィリアムズの音楽についてのエッセイです。3月2日公開です。

「世界最古の壁画3D忘れられた夢の記憶」の劇場プログラムに寄稿しました。エルンスト・レイスグルの音楽についてのエッセイです。3月3日より3週間限定公開です。

・3月26日にすみだトリフォニーホールで開催されるトリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ第13回定期演奏会のプログラムに寄稿しました(来場者のみの配布)。例によって、高校生以下は入場料無料です(要座席指定券)。

「バンド ジャーナル」2012年4月号に、田中靖人氏の2月14日紀尾井ホール公演のコンサートレビューを寄稿しました。3月10日発売です。

・3月9日にすみだトリフォニーホールで開催される「平和祈念コンサート2012」のプログラム解説を書かせていただきました。こちらのページの公演情報では、事前に寄稿したエッセイがお読みいただけます。

・2月8日に80歳を迎えるジョン・ウィリアムズの最新作「戦火の馬」オリジナル・サウンドトラック の書き下ろしライナーノーツと、スティーヴン・スピルバーグ監督のオリジナル・ライナーの訳を担当させていただきました。2月22日発売です。

・ケント・ナガノ氏のベートーヴェン・プロジェクト第4弾、ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」のライナー翻訳と、昨年ケント・ナガノ氏に取材したインタビューを基に構成したライナーノーツを担当させて頂きました。2月22日発売です。また、「レコード芸術」2012年3月号にもケント・ナガノ氏のインタビューを寄稿しました。こちらは2月20日発売です。内容はかぶっていませんので、両方あわせてお読みいただけると幸いです。

タワーレコード「intoxicate」vol.96に、「マリリン 7日間の恋」(新作)と「ミケランジェロの暗号」(DVD)のレビューを寄稿しました。2月20日発行です。

「MOSTLY CLASSIC」2012年4月号(2月20日発売)のピアソラ特集に寄稿しました。ムービーの連載は「戦火の馬」です。

・サックス奏者・田中靖人氏の最新アルバム「モリコーネ・パラダイスのライナーノーツを担当させていただきました。プロデュースは、マイケル・ナイマン・バンドにいたことでも知られるジョン・ハール氏。昨年9月の録音セッションからずっと取材してきた記録の集大成です。アレンジと演奏に豪華なメンバーが参加した、近年ではちょっと珍しいほど大掛かりなプロジェクトです。2月15日発売です。
 また、このアルバムの取材過程の一部として、昨年9月、田中靖人氏の最新アルバム「モリコーネ・パラダイスのプロデューサーを務めたジョン・ハール氏にインタビューしました。その時の動画が「モリコーネ・パラダイス」特設サイトにアップされています。トータルで約50分あり、アルバムやモリコーネのことはもちろんのこと、サックス奏法や現代音楽、映画音楽など、たくさんの話題が登場します。こちらからご覧ください。

・すみだトリフォニーホールで開催されるレイチェル・ポッジャー《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》公演のために寄稿しました。こちらの特設ページにある「公演の楽しみ方」で御覧いただけます。

「ケトルVOL.05」に、久石譲氏の最新アルバム「フェルメール&エッシャー」のレビューを寄稿しました。2月15日発売です。

・昨年のニーノ・ロータ生誕100周年を記念して録音された「リシャール・ガリアーノ・プレイズ・ニーノ・ロータ」の書き下ろしライナーと、オリジナル・ライナーの訳を担当させていただきました。2月8日発売です。

・毎年恒例のコンピレーションアルバム「image12」の解説を書かせていただきました。1月25日発売です。

・イギリスのピアニスト、ベンジャミン・グローヴナーのデッカレーベル専属契約第1弾CD「グローヴナー・デビュー」のライナー翻訳と曲目解説を担当させていただきました。ショパン、リスト、ラヴェルをユニークに配置したプログラミングです。1月25日発売です。

・タワーレコード「intoxicate」vol.95に寄稿した、フランチェスコ・トリスターノ&勅使川原三郎両氏への取材記事がこちらからオンラインで読めるようになりました。

「MOSTLY CLASSIC」2012年3月号(1月20日発売) のムービーの連載は「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」です。

・映画「ミラノ、愛に生きる」の劇場販売パンフレットに寄稿しました。ジョン・アダムズの音楽についての評論です。Bunkamuraル・シネマ リニューアル・オープニング作品として、12月23日より公開になります。

・フィギュアスケート関連のCD解説を2枚、担当しました。ひとつは、オフィシャルアルバム「キム・ヨナ~銀盤の女王」、もうひとつは「フィギュア・スケート・ベスト2011-2012」。12月21日発売です。

「MOSTLY CLASSIC」2012年2月号のムービーのレビューは「ブリューゲルの動く絵」です。12月20日発売です。

「ケトルVOL.04」に、窪田ミナ氏の最新アルバム「Crystal Tales」のレビューを書かせていただきました。12月15日発売です。

・フランチェスコ・トリスターノ、勅使川原三郎、佐東利穂子の3氏が来年2月に予定している公演「リユニオン~ゴルトベルク変奏曲」のチラシに寄稿しました。「リユニオン」オフィシャルページでお読みいただけるほか、こちらからPDFがダウンロードできます。さらに、フランチェスコと勅使川原両氏への最新インタビューを含む「リユニオン」の特別記事を、タワーレコード「intoxicate」vol.95に寄稿しました。12月10日発行です。

・タワーレコード「intoxicate」vol.95にルドヴィコ・エイナウディ氏へのインタビューを寄稿しました。12月10日発行です。

・ジョン・ウィリアムズ作曲の最新作「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」オリジナル・サウンドトラックの書き下ろしライナーノーツと、スティーヴン・スピルバーグ監督のオリジナル・ライナーの翻訳を担当させていただきました。スピルバーグ=ウィリアムズ作品のライナーとしては、「宇宙戦争」「ミュンヘン」以来となります。今回は、全トラックを本編の場面と照らし合わせて分析することができました。11月23日、ソニーミュージック[SICP-3359]より発売です。

「レコード芸術」2011年12月号に、映画「ミラノ、愛に生きる」と音楽のジョン・アダムズについて書かせていただきました。11月19日発売です。

「MOSTLY CLASSIC」2012年1月号に、映画「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」のレビューを書かせていただきました。11月19日発売です。

「JAZZ JAPAN」Vol.15 に映画「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」のレビューを書かせていただきました。10月24日発売です。

「MOSTLY CLASSIC」2011年12月号に映画『ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~ 』のレビューを書かせていただきました。この作品を、音楽的な側面から批評したレビューは、他にあまりないと思います。10月20日発売です。

・テノール歌手ヴィットリオ・グリゴーロのセカンドアルバム「アリヴェデルチ」のオリジナル・ライナーの翻訳(グリゴーロ自身が書いています)と、書き下ろしライナー、楽曲解説を担当させていただきました。10月26日、ソニークラシカルより発売です。

「ケトル」VOL.03にスティーヴ・ライヒの最新盤「WTC 9/11」のレビューを書かせていただきました。10月15日発売です。

・「intoxicate」Vol.93に書かせていただいたアレクサンドル・デプラ(デスプラ)・インタヴューが、こちらからオンラインで読めるようになりました。

・10月に来日が予定されているピアニスト、ルドヴィコ・エイナウディの来日記念ベスト盤「エッセンシャル・エイナウディ」 のライナーを書かせていただきました。日本独自の選曲で2枚組です。10月5日、EMIミュージックより発売です。

・マーラー没後100年を記念して公開される映画「ベニスに死す」の劇場パンフレットに、エッセイを寄稿しました。マーラーをモデルにしたヴィスコンティの名作ですが、その中で音楽がどのような役割を果たしているのか、今までに分析を試みた評論はほとんど存在していなかったので、今回、ぼくなりに答えを出してみたつもりです。10月1日より上映される銀座テアトルシネマほか、全国の上映館で販売されます。

・ラグビーワールドカップ2011公式アルバム「ワールド・イン・ユニオン」の解説を書かせていただきました。タイトルからもわかるように、大会アンセムの「ワールド・イン・ユニオン」をはじめ、各国代表のラグビーアンセムや応援歌が収録されています。「ワールド・イン・ユニオン」を歌うのは、決勝戦で歌唱を披露する予定のヘイリーです。「インビクタス/負けざる者たち」オリジナル・サウンドトラックのライナーを書いた時は、いろんな事情で「ワールド・イン・ユニオン」の対訳を載せることができなかったのですが、今回は「ワールド・イン・ユニオン」の歌詞を日本語に訳し下ろしました。いまのところ、9月21日発売予定とのことです。

・久石譲氏関連で、いくつか書かせていただきました。
まず、久石さんがベートーヴェンの交響曲第5&7番と藤澤守「5th Dimension」(世界初演)を指揮したライブ盤「Joe Hisaishi Classics vol.4」の解説書にコメントを書かせていただきました。久石さんのレーベル、ワンダーランド・レコーズより9月7日に発売されます。
それから、6月9日に東京国際フォーラムで開催された「久石譲3.11 チャリティーコンサート“The Best of Cinema Music”」を収録したライブ盤「THE BEST OF CINEMA MUSIC」の解説書に、当日の演奏の模様などを綴ったコメントを書かせていただきました。こちらのライブ盤は演奏会の時と同様、売り上げが東日本大震災で楽器を失った子どもたちの為に寄付されるということです。ユニバーサル・シグマより9月7日に発売されます。
そして、上記2つのCDが発売される9月7日に、サントリーホールで開催されるコンサート「久石譲Classics vol.4」のプログラム解説に、マーラーの交響曲第5番の楽曲解説を書かせていただきました。当日、来場者のみの配布です。

・先日、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1/2」の音楽を担当したアレクサンドル・デスプラ氏に電話インタビューしました(ご本人に確認したところ、“デプラ”ではなく“デスプラ”が正しい発音だそうです)。以下の媒体にインタビュー記事が掲載されます。
「CD Journal」2011年9月号(8月20日発売)
「レコード芸術」2011年9月号(8月20日発売)
intoxicate vol.92(8月20日発行)
当然のことながら、記事の内容は全部異なります(たいへん長いインタビューでしたので、これでも記事が足りないくらいです)。デスプラ氏の単独インタビューが日本で本格的に紹介されるのは、おそらくこれが初めてになると思いますので、3誌ともお読みいただければ幸いです。

・8月29日13時より、朝日カルチャーセンター新宿教室にて、新設講座「指揮者列伝」の講師を担当いたします。講座内容の詳細と申し込みはこちらから。裏話満載の楽しい講座にしようと考えています。6月7日より申し込み受付開始です。

「ケトル」VOL.02にCDレビューを書かせていただきました。8月12日発売です。

・8月8日と9日にすみだトリフォニーホールで開催される、トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ第12回定期演奏会のプログラムを書かせていただきました。8日の夜公演と9日の昼公演では、演奏曲が若干異なります。詳しくはこちらをご参照ください。例によって高校生以下は入場無料(要座席券)、プログラムは来場者のみの配布です。

・ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団のベートーヴェン・プロジェクト第3弾、ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」&第8番、大フーガのオリジナル・ライナー訳と、書き下ろしライナーを担当させていただきました。今年に4月にモントリオールで開催された演奏会が土台になっていますが、当日のコンサートでナレーションを担当した日系三世のカナダ人遺伝学者/環境運動家デヴィッド・スズキの「相互依存宣言」(Declaration of Interdependence)の朗読も収録されています。8月24日発売です。

・ヨナス・カウフマンの最新録音盤、ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」のライナー訳と、台本の部分訳を担当しました。指揮はクラウディオ・アバド、昨年のルツェルン音楽祭のライブ録音です。8月10日発売です。

・ヨナス・カウフマンのDVD、プッチーニ:歌劇《トスカ》のライナー訳を担当させていただきました。8月24日発売です。

・アレクサンドル・デスプラ(デプラ)作曲「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」オリジナル・サウンドトラックのライナーノーツ(およびデイヴィッド・イエーツ監督のライナーの訳)を書かせていただきました。「謎のプリンス」「死の秘宝 PART1」に続き、これが3枚目のライナーとなりますが、10年前にシリーズ第1作を劇場で見た時は、まさか自分が最後の作品のサントラ・ライナーを書くことになるとは予想もしていませんでした。一足先に音を聴かせていただきましたが、かなり凄い仕掛けが施されています。7月13日、ソニークラシカル[SICP-3177]より発売です。

・「ぴあクラシック vol.19 2011夏」に、「赤い靴」と「ブラック・スワン」の2本のバレエ映画の音楽を比較考察したエッセイを書かせていただきました。6月25日より各地で配布されます。ebookのデジタル版でも読めるようになると思いますが、おそらく権利の関係により、映画のスチールなどはデジタル版には掲載されない可能性が高いです。

・ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ(フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ)氏の来日公演プログラムの曲目解説(6月10日名古屋・電気文化会館コンサートホール6月30日東京・津田ホール)を書かせていただきました。例によって、普通の楽曲解説になっていません。それぞれの会場で配布されると思います。

・6月26日(日)14時より、NHK-FM「サンデークラシックワイド 海外オペラアワー」に出演いたします。曲目はジョン・アダムズ作曲・指揮「ニクソン・イン・チャイナ」のメトロポリタン歌劇場ライブ録音を中心に、スティーヴ・ライヒの2010年トロント公演なども放送します。もともと3月に放送される予定でしたが、震災の影響でお蔵入りになっていました。今回の放送にあたっては追加収録をおこない、ライヒ作品の解説ではちょっとした実験も試みましたので、ぜひともお聴きいただければと思います。4時間枠です!

・ベルリン・フィル八重奏団&仲道郁代オール・シューベルト・コンサート(6月26日渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール)の曲目解説を書かせていただきました。会場で来場者に配布されます。

・ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団によるベートーヴェン交響曲全曲録音シリーズの第2弾、交響曲第3番「英雄」&「プロメテウスの創造物」よりのライナー翻訳と日本盤用追加ライナーを担当させていただきました。第1弾の交響曲第5番の録音がそうだったように、今回もベートーヴェンと現代作家のコラボレーションという形がとられていまして、ブッカー賞受賞作家ヤン・マーテルが「プロメテウスの創造物」演奏のために書き下ろした戯曲を、ぼくが翻訳しました。第1弾の時のテキストも翻訳を担当させていただきましたので、3年ぶりの続編という形になります。6月22日発売です。

「intoxicate」vol..92に指揮者のデニス・ラッセル・デイヴィス氏のインタビューを書かせていただきました。6月20日発行です。オンラインではこちらからお読みいただけます。

「モーストリークラシック」2011年8月号に、佐渡裕氏のインタビューとベルリン・フィル客演のレポートを書かせていただきました。シネマの連載は「黒い神と白い悪魔」です。6月20日発売です。

「ケトル」VOL.01にCDレビューを書かせていただきました。6月14日発売です。

・すでに報道されている通り、「ぴあ」首都圏版が7月に休刊となります。その「ぴあ」に2002年1月から連載してきたコラム「聴くならこんな曲」も休刊に伴い、あと数回で終了となります。連載期間約10年、連載回数も実に400回以上と、こんな大連載になるとは当初は予想もしていませんでした(「ぴあ」全連載の中でも、かなり長い部類に入ると思います)。あと5回分くらいありますので、何かの形で「ぴあ」をお手にとって、おつきあいいただけると幸いです。

・映画「プッチーニの愛人」の劇場販売用パンフレットにエッセイを寄稿しました。6月18日より東京公開です。

・ヘイリーの最新アルバム「癒しのピュア・ヴォイス」のライナーを書かせていただきました。伴奏は、なんとエンニオ・モリコーネ(プロデュース、アレンジ、指揮も担当)。楽曲解説はモリコーネ研究の第一人者、江守功也さんが執筆なさっています。6月8日発売です。

・ヨナス・カウフマンの新譜2枚、シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」(CD)マスネ:歌劇《ウェルテル》[DVD] のライナー翻訳を担当しました。シューベルトが5月25日発売、マスネが6月1日発売です。

「MOSTLY CLASSIC」2011年7月号(5月20日発売)のシネマの連載は「ブラック・スワン」です。

「intoxicate」vol.91に書かせていただいた、「マーラー 君に捧げるアダージョ」のレビューがこちらから読めるようになりました。

・グスタフ・マーラー没後100年の命日にあたる5月18日水曜日、朝日カルチャーセンター新宿教室で開講される「グスタフ&アルマ・マーラー夫妻の愛と音楽- 没後100年・映画『マーラー 君に捧げるアダージョ』公開記念」で講師を担当します。講座内容と申し込みに関しては、こちらのページをご覧ください。さらにパーシー・アドロン監督のご厚意により、本講座のための特別映像をお見せできることになりましたので、映画をご覧になった方も、あるいはこれからご覧になる方も、どうぞ奮ってご参加ください。

・クリント・マンセルがチャイコフスキーの「白鳥の湖」をリミックスした、映画「ブラック・スワン」オリジナル・サウンドトラック のライナー(とマンセルのオリジナルライナーの訳)を書かせていただきました。「白鳥の湖」の原曲と、マンセルがリミックスした箇所の分析を載せています。4月27日発売(ソニーミュージックSICP-3033)です。なお、クリント・マンセルについては、10年前に出た「レクイエム・フォー・ドリーム」オリジナル・サウンドトラック国内盤 でもライナーを書いているのですが(曲自体は、すごく有名ですね)、現在は廃盤になっていて入手困難です。ただ、レンタルCDショップのサントラコーナーに、あるところはあるみたいなので、そちらで借りてお読みいただけると嬉しいです。

ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2011東京公演(LFJ)関連プログラムの講演会は、盛況のうちに終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

・ヨナス・カウフマン主演のワーグナー:歌劇《ローエングリン》DVDのライナー翻訳を担当しました。今年9月に予定されているバイエルン州立歌劇場の来日演目です。4月27日発売です。

「マーラー 君に捧げるアダージョ」オリジナルサウンドトラックがついに出来上がりました!

予定通り、キングレコードより4月27日発売となります(KICC-930 税込2800円)。

・公開が迫った映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」関連の記事を多く執筆しましたので、まとめてご紹介します。当然のことながら、全部内容は異なります。
劇場パンフレット掲載のエッセイ「マーラー夫妻の愛と苦悩を分析した“究極の音楽映画”」(こちらの公開劇場のみの販売。4月30日より)
「レコード芸術」2011年5月号(4月20日発売)パーシー・アドロン監督インタビュー(4ページの特集です)
「MOSTLY CLASSIC」2011年6月号(4月20日発売)ムービー連載内でのレビュー
「intoxicate」vol.91(4月20日発行)o-cha-no-ma CINEMA内でのレビュー
なお、事後報告になりますが、「マーラー 君に捧げるアダージョ」と「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」を含む音楽映画に関して朝日新聞の取材を受け、4月4日全国版朝刊に記事が掲載されました。

・去年、CDレビューを担当させていただいた雑誌「リバティーンズ」が、装いも新たに「ケトル」VOL.00として創刊され、引き続きCDレビューを担当することになりました。4月14日、太田出版より発売です。

・4月9日より公開される映画「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」で、音楽を担当したジャン=マリー・セレロ氏にメールインタビューしました。公開劇場で販売されるパンフレットに掲載されます。

・すでに報道などで伝えられているように、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭東京公演(LFJ)は、会場の不具合と演奏家の来日中止により、開催内容が大幅に変更されることになりました(変更告知はこちら)。これに伴い、4月23日土曜日にぼくが講師を担当させていただく朝日カルチャーセンター横浜教室「音楽の巨人たち- マーラー・ブラームス・リスト」は講座内容を一部変更し、前半はLFJの新プログラムをご紹介するような形にしたいと思います。講座の後半に予定されている映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」のご紹介は変わりません。詳しくはこちらのページをご覧ください。なお、受講者にプレゼントされる予定だったLFJ公式ガイドブックは、発売が中止されたため、お渡しすることができなくなりました(印刷そのものを止めたそうです)。ご了承ください。

・4月23日に発売予定だったラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭東京公演公式ガイドブック(ぴあ)は、公演の内容変更に伴い、発売中止となりました。ただし、ぼくが書かせていただいた部分に関しては、読み物として独立しているため、何らかの形で公開しようかと考えています。

マーラー 君に捧げるアダージョ」オリジナル・サウンドトラック (キングレコード KICC-930)が、ようやく完成しました。こういう時期ではありますが、いや、むしろこういう時期だからこそ、予定通りリリースすべきだということで、4月27日にリリースされます。収録曲は以下の通りです。
・マーラー:交響曲第10番~第1楽章(全曲)

・アルマ・マーラー:「私は花の下をさまよう」「なま温かい夏の夜」「激情」「あなたのそばに居ると」

・マーラー:交響曲第5番~第4楽章「アダージェット」(抜粋)

・マーラー:交響曲第4番~第3楽章(抜粋)

・マーラー:交響曲第10番~第1楽章(パーツ録音、全26トラック)
パーツ録音というのは、楽譜の中から特定の楽器パートを抜き出して、分解録音したものです。このパーツ録音が、第1楽章の全曲録音と共に、映画全編に使用されています。それぞれのパーツ録音は、トラックタイトルとして、小節番号と演奏楽器が明記されます。また、全音楽譜出版社とのタイアップにより、交響曲第10番の主要主題とパーツ録音箇所の譜例も収録されます。さらに、パーシー&フェリックス・アドロン両監督による書き下ろしライナーノーツ、アルマの歌曲の対訳、ぼくの分析と、解説ブックレットも盛りだくさんの内容となっております。演奏は、マーラーの交響曲(パーツ録音含む)がエサ=ペッカ・サロネン指揮スウェーデン放送交響楽団。もちろん、映画のための録り下ろしです。アルマ・マーラーの歌曲は、ソプラノがニーナ・ベルテン、ピアノ伴奏がリコ・グルダ。このサントラのために、映画完成後、ウィーンでわざわざ録音されたものです。世界初発売、日本独自企画となります(海外盤はリリースされません。ダウンロード販売もされません)。


・ギドン・クレーメルのECMレーベル最新アルバム「チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲<偉大な芸術家の思い出>のライナー翻訳を手がけました。来日記念盤として、ユニバーサルクラシックスより4月16日に発売されます。


・ヨナス・カウフマンの新譜のライナー翻訳をいくつか手がけました。まずDVD「ビゼー:歌劇《カルメン》 」 のライナー翻訳(ユニバーサルクラシックスより2月23日発売)。以前、ukオペラ@シネマとして映画館上映された映像のソフト化です。それから、ワーグナーやモーツァルトなどを録音したCD「英雄たちの歌~カウフマン・ドイツ・アリアス」 のライナー翻訳と一部歌詞翻訳(ユニバーサルクラシックスより4月6日発売)。まだまだありますが、発売日が確定次第、順次お知らせしていきます。


「MOSTLY CLASSIC」2011年5月号(3月19日発売)のムービーの連載は「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」です

・3月13日(日)午後2時より、NHK-FM「サンデークラシックワイド」に出演します。ジョン・アダムズ「ニクソン・イン・チャイナ」、ライヒ「シティ・ライフ」などのライブ録音の解説役です。4時間の大型枠ですが、ぜひお聴きいただければと思います。東北地方太平洋沖地震により放送中止となりました。犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げると共に、被災者の皆様のご無事と被災地の一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。

・映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」 のプロモーションのために2月に来日したパーシー・アドロン監督とお会いしました。その際、「サントラはお前に任す」ということで、同作のサウンドトラック 編成に携わることになりました。エサ・ペッカ・サロネン指揮スウェーデン放送交響楽団の演奏で、マーラー交響曲第10番~第1楽章の全曲が収録されるほか、本編で未使用となったアルマ・マーラーの歌曲4曲、それにサロネンがこの映画のために特別録音した交響曲第10番のパーツ演奏も収録されます。世界初リリースで、日本だけの限定発売です。4月27日、映画の公開にあわせてキングレコードより発売されます。詳細な曲目リストなど、確定次第こちらでもお知らせする予定です。

・スティーヴ・ライヒの記録映像を収録したDVD「Phase to Face」のレビュー記事を「intoxicate」Vol.90(2月20日発行)に書かせていただきました。こちらからもお読みいただけます。

・映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」の曲目解説を担当しました。こちらからお読みいただけます。

・2月26日からMETライブビューイングで上映されるジョン・アダムズ作曲・指揮のオペラ「ニクソン・イン・チャイナ」の紹介記事を、「intoxicate」Vol.90(2月20日発行)に書かせていただきました。こちらからもオンラインでお読みいただけます。なお、このオペラに関しては、近々新しい情報を発表できると思います(まだ情報解禁になっていないので)。

Elle Japonエル・ジャポンのインタビューを受けました。今春から初夏にかけて公開される4本の音楽映画(「ショパン 愛と哀しみの旋律」「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」「マーラー 君に捧げるアダージョ」「プッチーニの愛人」)について、いろいろお話させていただきました。4月号の掲載で、2月26日発売となります。

・「MOSTLY CLASSIC」2011年04月号(2月20日発売)のムービーの連載は「ショパン 愛と哀しみの旋律」です。

・カズオ・イシグロの原作を映画化した「わたしを離さないで」のオリジナル・サウンドトラックのライナーを書かせていただきました。音楽はレイチェル・ポートマンですが、原作の題名の由来にもなっているナツメロ「ネバー・レット・ミー・ゴー」がフルバージョンで収録されています。どんな歌なのか、詳しくはライナーをお読みください(^_-)
ジェネオンユニバーサル/ランブリングレコーズより2月23日発売です。

・ヨナス・カウフマン主演のビゼー:歌劇《カルメン》DVD解説ブックレットの翻訳を担当しました。2月26日、ユニバーサルミュージッククラシックより発売です。

・すみだトリフォニーホールで2月8日から開催されるフランス・ブリュッヘン指揮新日本フィル《ベートーヴェン・プロジェクト》全4回のプログラム解説を書かせていただきました。当日、会場で配布されますが、こちらのページにおいて、毎回本番の2日前にネット公開されます。短期集中連載エッセイみたいな形式で、もちろんそれぞれのプログラムごとに独立してお読みいただけますが、全4回を通して読んでいただくと、ある主張が見えてくるという形になっています。たいへん珍しい試みですので、ぜひお付き合いいただければと存じます。

・「intoxicate」Vol.89に書かせていただいたピアニスト、デイヴィッド・グレイルザンマー氏へのインタビューがこちらからお読みいただけるようになりました。

・2011年1月29日土曜日午後1時10分からサントリーホール大ホールにて、日本フィルハーモニー交響楽団第627回定期演奏会土曜定期限定プレトーク「オーケストラ・ガイド」に登場します。当日演奏されるスティーヴ・ライヒとストラヴィンスキーを中心としたトークになると思います。
 また、演奏会当日に配布されるプログラムノートも執筆させていただきましたが、今回、異例の試みとして、プログラムノートをWEB上で特別に事前公開することになりました。日本フィルさんのブログ(こちら)からお読みいただけます。ライヒの大編成作品が日本のプロオケで演奏されるのは非常に珍しいことなので、是非ともお越しいただければと思います。

・タワーレコード発行のフリーペーパー「intoxicate」Vol.88に書かせていただいた、ジョン・アダムズ氏へのインタビューこちらから全文読めるようになりました。オペラ「ドクター・アトミック」DVD(ぼくが日本語字幕を担当しました)発売記念で行われた、非常に長いインタビューです。「ドクター・アトミック」は2010年いちばんの大仕事でしたので、ご一読いただけると(そしてDVDもご覧いただけると)大変うれしいです。

今年春に連続して公開される3本の音楽映画のプレスシート(マスコミ向け)に寄稿しました。
まず「ショパン 愛と哀しみの旋律」(2011年3月、銀座シネスイッチほかにて公開)。
それから「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」(2011年春、Bunkamuraル・シネマにて公開)。
そして「マーラー 君に捧げるアダージョ」(2011年GW、渋谷ユーロスペースにて公開)。
いずれも3月から4月にかけて東京地区で公開となります。

「MOSTLY CLASSIC」2011年3月号(1月20日発売)のムービーの連載は「英国王のスピーチ」です。

・大ヒット・コンピレーションアルバム・シリーズ「イマージュ」の最新作「image 11 emotional & relaxing To the next decade」のライナーを書かせていただきました。 2011年1月26日発売です。

・2011年に来日が予定されているテノール歌手、ヨナス・カウフマンの最新アルバム「情熱のテノール~カウフマン・ヴェリズモ・アリアス」のライナー翻訳と曲目解説を担当しました。2011年1月26日発売です。

「MOSTLY CLASSIC」2011年2月号(12月20日発売)のシネマの連載は「最後の忠臣蔵」です。

・タワーレコード発行のフリーペーパー「intoxicate」Vol.89(12月20日配布開始)にピアニスト、デイヴィッド・グレイルザンマー氏のインタビューを寄稿しました。

「ぴあクラシック特別編集」Vol.17に黒澤映画の音楽のエッセイを寄稿しました。

「MOSTLY CLASSIC」2011年1月号(11月20日)のシネマの連載は「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」です。

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」オリジナル・サウンドトラックのライナーノーツ(およびオリジナルライナーノーツの訳)を書かせていただきました。 作曲と指揮はアレクサンドル・デプラで、ロンドン交響楽団を指揮しながらピアノ、フルートソロなども担当しています。これを聴いて「デプラこそ欧米で最も重要な映画音楽作曲家である」という認識をさらに深めました。デヴィッド・イエーツ監督がライナーに寄せたコメントも要注目です。11月24日、ソニークラシカルより発売されます。
なお、前作の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」オリジナル・サウンドトラックのライナーも書いていますので、よろしければ併せてどうぞ。

「リバティーンズ マガジン」No.4にCDレビューを寄稿しました。11月9日発売です。

・来年3月にすみだトリフォニーホールで開催される「地方都市オーケストラ・フェスティバル2011」特設サイトに紹介文を書かせていただきました。各演目のききどころについては「前島秀国のここに注目!」というコーナーで読むことができます。

・ショパン・ファンの方に朗報です。
今年のLFJでも上映されたポーランド映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」の劇場公開が正式に決定しました(配給:ショウゲート、2011年3月シネスイッチ銀座他にて公開)。詳細がわかり次第、こちらでもお伝えしていきたいと思います。


・ザック・エフロン主演のお正月映画
「きみがくれた未来」のオリジナル・サウンドトラック のライナーを書かせていただきました。音楽はロルフ・ケント。12月8日、ジェネオンユニバーサル/ランブリングレコーズより発売です。

・ジョン・アダムズ作曲、ピーター・セラーズ台本・演出のオペラ「ドクター・アトミック」のDVD(2007年ネーデルランド・オペラ上演。映像監督:ピーター・セラーズ)の日本語字幕とライナーノーツを担当しました。サンフランシスコでの世界初演を見に行ったのが2005年10月。それから5年、これほど深くこのオペラに関わることになるとは、正直予想もしていませんでした。後日、特設ページを設けて詳しくご紹介しようと思います。コロムビアミュージックエンタテインメントより、9月22日に発売されます。
追記:DVD発売に合わせ、ジョン・アダムズ氏と電話インタビューすることができました。「ドクター・アトミック」のことをはじめ、いろいろな質問に答えていただきました。このロング・インタビューは、タワーレコード発行のフリーペーパー「intoxicate」Vol.88(10月10日発行)に掲載されますので、ぜひご覧ください。

・久石譲氏のアルバム「Joe Hisaishi Classics ブラームス:交響曲第1番/モーツァルト:交響曲第40番」と、「Joe Hisaishi Classics ドヴォルザーク:交響曲第9番/シューベルト:交響曲第7番」にエッセイを寄稿しました。クラシック指揮者としての久石さんのデビューアルバムになります。久石さんのレーベル、Wonder Land Recordsより発売中です。

「MOSTLY CLASSIC」12月号(10月20日発売)のシネマの連載は、ウディ・アレン監督最新作「人生万歳!」です。

「MOSTLY CLASSIC」11月号(9月18日)発売のシネマの連載は「シングルマン」です。

ヴァイオリン奏者ジャニーヌ・ヤンセンの最新アルバム「美しい夕暮れ~フランス・ヴァイオリン作品集」のライナー訳(ヤンセンの対談)と、書き下ろしライナーを担当させていただきました。夢や眠りをテーマにした、一種のコンセプトアルバムとなっており、非常に面白いです。10月27日発売です。
・マーラー生誕150年および来年の没後100年を記念したアニヴァーサリー・アルバム「マーラー:ベスト・オブ・ベスト」のライナーを書かせていただきました。交響曲と歌曲はもちろんのこと、初期の「ピアノ四重奏曲」や「バッハ(マーラー編曲):G線上のアリア」といった作品まで網羅的に収録した、2枚組のコンピレーションアルバムです。解説にはマーラー年表も付けましたので、ライトユーザーや初心者の方でもお楽しみいただけるとと思います。10月20日、ユニバーサルミュージックより発売されます。

・ヴァイオリン奏者パトリシア・コパチンスカヤの最新アルバム「ラプソディア」にエッセーを寄稿しました。彼女の音楽的ルーツである、モルドヴァとロマの音楽をテーマにした作品です。10月20日発売です。

・ドリュー・バリモア主演の映画「遠距離恋愛 彼女の決断」オリジナル・サウンドトラックのライナーを書かせていただきました。劇中に本人役で出演、演奏を披露するザ・ボクサー・リベリオンの楽曲などが収録されています。10月6日発売です。

・アンドレア・ボチェッリの最新アルバムビゼー:歌劇「カルメン」~デュエット&アリア集の解説の日本語訳と、補足ライナーを書かせていただきました。去る4月に発売された全曲盤から聴きどころを抜粋した、ハイライト盤です。10月6日発売です。

・映画「わたしの可愛い人―シェリ」のオリジナル・サウンドトラックのライナーを書かせていただきました。音楽はアレクサンドル・デプラ。9月29日発売です。

・窪田ミナさんのアルバム「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房 オリジナル・サウンドトラック2」にインタビュー原稿を寄稿しました。9月15日発売です。

「リバティーンズ マガジン No.3」にCD評を寄稿しました。9月9日発売です。

・「intoxicate」Vol.86に書かせていただいた、窪田ミナさんのインタビュー記事がこちらからオンラインで読めるようになりました。

・加古隆氏の新作アルバム「QUARTET」のライナーを書かせていただきました。9月22日発売です。

シャルル・ケクラン作曲の「セヴン・スターズ・シンフォニー(7大スターのための交響曲)」のライナーを書かせていただきました。同じケクランの「ジャングル・ブック」とのカップリングによる2枚組CDとなります(「ジャングル・ブック」の解説は、別の方が執筆)。9月15日発売です。

・サクソフォン奏者のヤン・ガルバレクと、ヒリヤード・アンサンブルの久々の共演となるECM盤「オフィチウムII」の書き下ろしライナーと、オリジナル・ライナーノーツの日本語訳を担当しました。全世界で大ヒットを記録したアルバム「オフィチウム」の、実に16年ぶりの続編です。今回のテーマは“アルメニア”。アルバムの最後には、なんとブルーノ・ガンツの朗読まで収録されています(そのドイツ語朗読の日本語訳も書きました)。9月8日発売です。

「レコード芸術」9月号に作曲家・和田薫氏のインタビューを書かせていただきました。昨年8月のケルン公演のこと、「犬夜叉」のこと、秋に初演される音楽劇「うずら」のことなど、いろいろなお話をしてくださいました。8月20日発売です。

「MOSTLY CLASSIC」10月号のシネマの連載は「わたしの可愛い人―シェリ」です。8月20日発売です。

・3D映画「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」オリジナル・サウンドトラックのライナーを書かせていただきました。2001年に公開された「キャッツ&ドッグス」の続編で、今回は主題歌にシャーリー・バッシーが起用されています。8月22日発売です。

・8月7日より公開される「グラン・ブルー 完全版 ~デジタル・レストア・バージョン~」の劇場パンフレットに、音楽のエリック・セラに関するエッセイを寄稿しました。このパンフレットは、iPad用の電子パンフレットの形でも販売されるそうなので、ぼくのiPadデビューということにもなります。
 ちなみに、以前から多いお問い合わせにお答えしますと、本サイトに使用しているヌイグルミはイルカではなく、ジンベイザメです(笑)。

・まさか、今回もやるとは思っていませんでした!
「セックス・アンド・ザ・シティ2」オリジナル・サウンドトラック スコア・ヴァージョン(音楽:アーロン・ジグマン)のライナーを書かせていただきました。8月25日発売です。ちなみに、今までにぼくがライナーを書いたSATC関連CDは、他にも次のようなものがあります(すべてパート1です)。

トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ第10回記念演奏会の解説プログラム原稿を書かせていただきました(来場者のみ無料配布)。早いもので、もう10回目なのですね。今回は、ロシア~フランス管弦楽名曲選といったプログラミング。例によって、高校生以下は入場料無料です。夏休みの思い出に、ぜひ!
◆夜公演
2010年8月3日(火)19:00開演(18:30開場)
すみだトリフォニーホール 大ホール
〈曲目〉
サン=サーンス:交響詩《死の舞踏》
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調*
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲《展覧会の絵》
〈出演〉
松尾葉子[音楽監督・指揮]
田村 響[ピアノ]*
トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ[管弦楽]

◆昼公演
2010年8月4日(水)14:00開演(13:30開場)
すみだトリフォニーホール 大ホール
〈曲目〉
サン=サーンス:交響詩《死の舞踏》
ラヴェル:バレエ音楽《ボレロ》
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲《展覧会の絵》
〈出演〉
松尾葉子[音楽監督・指揮]
トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ[管弦楽]

「MOSTLY CLASSIC」9月号のシネマの連載は「シスタースマイル ドミニクの歌」。7月20日発売です。

「PIANO STYLE」8月号(リットーミュージック)の映画音楽特集に原稿を寄稿しました。映画音楽作曲家11人を紹介する内容となっています。7月20日発売です。

「リバティーンズ」No.2にCDレビューを書かせていただきました。7月10日発売です。

・7月2日(金)と3日に、すみだトリフォニーホールで開催されるブルーノ・レオナルド・ゲルバー≪ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲演奏会≫のプログラム原稿を書かせていただきました(来場者のみ無料配布)。リンク先には、ぼくがチラシ用に書かせていただいた文章も読めます。

「MOSTLY CLASSIC」2010年8月号のシネマの連載は、清水靖晃さんが音楽監督を務めた「FURUSATO ~宇宙からみた世界遺産」です。6月20日発売予定です。

・「Intoxicate」Vol.86で、朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の作曲をされている窪田ミナさんのインタビューを書かせていただきました。6月20日発行です。

・「ぴあクラシック」Vol.15に、コラム「聴くならこんな曲」の特別編を寄稿しました。テーマは「特撮、アニメとオーケストラ」です。6月下旬より配布開始&オンライン公開が始まると思います。

・6月8、9、10日の3日間、すみだトリフォニーホールで開催される南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団の演奏会≪モーツァルト/ザ・テン・イヤーズ・シンフォニーズ1778-1788≫のプログラム原稿を書かせていただきました(来場者のみ無料配布)。盛りだくさんの内容になってまして、ぼく流の“モーツァルト後期交響曲試論”といったところでしょうか。3日間共通の解説のほか、各日の曲目解説が毎日配布されます。

・ウラディミール・アシュケナージの最新録音盤「バッハ:パルティータ全曲」のライナー(とオリジナル・ライナーの日本語訳)を書かせていただきました。6月2日発売です。

「モーストリー・クラシック」7月号(5月20日発売)のシネマの連載は、「アルゼンチン・タンゴ 伝説のマエストロたち」です。

・このホームページはぼく個人の情報しか発信しないというポリシーで管理していますが、たまには例外があってもいいでしょう。
 先週5月12日水曜日、㈱カンバセーション アンド カムパニーの代表取締役であった芳賀詔八郎氏が肺炎で永眠されました。65歳でした。
 すでにメディアで報道されている通り、芳賀さんはステファン・グラッペリやシャルル・アズナブールを日本に招聘した功績で知られていますが、それだけでなく、芳賀さんはいわゆる現代音楽の紹介にも終生情熱を傾けてこられた方でした。スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラス、ローリー・アンダーソン、マイケル・ナイマン、ギャビン・ブライヤーズ、クロノス・クァルテットなど、多くのアーティストが芳賀さんの後押しで記念碑的な日本公演を成功させました。
 芳賀さんと直接的な面識を得たのは、ほんの10年前のことですが、アルコールが弱いぼくをベルギービールのお店に連れていき、かつて岩波映画で助監督を務めていた時代の話、クセナキスを日本に招聘した時の裏話、その他、数限りない“歴史”を酒の肴として振る舞いました。ぼくが深く関わらせていただいた「チャップリン・フィルム・コンサート・イン・ジャパン2005」と、愛知万博で初演した「日本のアニメとゲーム 夢のシンフォニー」は、そんな芳賀さんとの些細な会話から生まれたプロジェクトです。ぼくのような若輩者の生意気な意見に真摯に耳を傾ける度量の広さと、それを実際に公演として成立させる、大胆なプロデュース能力を持ち合わせていたのが、芳賀さんという人でした。フィリップ・グラスの対談相手にぼくを指名した時、「恐れるな、思いきって政治の話題に突っ込んだほうがいい」と後押ししてくれたのも、芳賀さんでした。ぼくにとっては、実の父親以上に精神的な影響をもたらした存在でした。
 先日、横浜・妙蓮寺で執り行われた告別式で、芳賀さんはグラッペリ、ジェーン・バーキン、レナード・コーエン、グラス、ライヒら、彼が生前愛した音楽に囲まれながら、あの世に旅立って行きました。音楽が単なる娯楽でも教養でもなく、人間の精神の重要な営みのひとつであるということを、生涯を通じて伝え続けた人間にふさわしいお別れでした。
 故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭での講演会「ショパンの映画的宇宙」は満員御礼のうちに無事終了しました。ご来場ありがとうございました。。

・「キネマ旬報」創刊90周年を記念して刊行される「オールタイム・ベスト 映画遺産 映画音楽篇」(キネマ旬報社、4月2日発売)の企画監修(賀来タクト氏と共同)ならびに執筆を担当させていただきました。詳細はこちら

・5月10日に大田出版より創刊される新雑誌「リバティーンズ」に寄稿しました。共同編集長は、かつて「コンポジット」や「インビテーション」を手がけたことでも知られる名編集者、菅付雅信氏。今回、何年かぶりにお会いし、菅付さんの並々ならぬ情熱に賛同しました。この出版不況のさなか、40人近いレビュアーを集めて文学、映画、音楽、アートの批評を世に問うという、非常に野心的な企画です。その40人のひとりということで、ぼくも参加させていただくことになりました。何をレビューしたかは、出てからのお楽しみ。菅付さんのサイトはこちら、ツイッターはこちら

・「MOSTLY CLASSIC」2010年6月号にショパン映画のエッセイを寄稿しました。いつものシネマの連載はカルロス・サウラ監督「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」です。4月20日発売です。

・「♪ドミニク、ニク、ニク…」のメロディが有名な往年のヒット曲「ドミニク」をヒットさせた、女性歌手スール・スーリール(英語ではザ・シンギング・ナン名義)の半生を描いた映画「シスター・スマイル ドミニクの歌」のプレスシートに寄稿しました(マスコミ向け、非売品)。映画は7月、銀座シネスイッチで公開だそうです。配給会社のセテラ・インターナショナルツイッターで随時最新情報をつぶやいています。

・ポール・グリーングラス監督、マット・デイモン主演の映画「グリーン・ゾーン」のオリジナル・サウンドトラック盤のライナーを書かせていただきました。音楽はジョン・パウエル。4月28日発売です。

・朝日カルチャーセンター新宿での講座「カルロス・クライバーの二つの顔」と、同横浜校での講座「ショパン生誕200年に行く ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭の楽しみ方」は終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

「モーストリー・クラシック」 2010年5月号のイギリス特集で「ブリテン以後の現代音楽」という記事を書きました。あと、いつものシネマの連載は、「ウディ・アレンの夢と犯罪」(フィリップ・グラスのインタビューつき)です。3月20日発売です。

・アンドレア・ボチェッリの来日記念盤「ビゼー:歌劇<カルメン>全曲」全曲の解説とオリジナル・ライナーの訳を担当させていただきました。4月10日発売です。

・3月29日にすみだトリフォニーホールで開催される松尾葉子指揮トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ第9回演奏会の公演プログラムを書かせていただきました(来場者のみ配布)。今回は北米がテーマ。ドヴォルザーク、バーンスタイン、クレストン、バーバーといったアメリカゆかりの楽曲に加え、昨年世界初演された「ユニセフ・アンセム」(「子どもの権利条約」採択20年記念曲)をジュニアたちが日本初演します。
 公演情報はこちら
 日本ユニセフ協会の紹介ページはこちら

NHKスペシャル「MEGAQUAKE 巨大地震」オリジナル・サウンドトラック(音楽:菅野祐悟)のライナーを書かせていただきました。3月10日発売です。

・1月から月刊「FACTA」の“掌の上の演奏会”というコーナーで不定期にインタビュー記事を書いてます(予約購読のみ)。2月20日に出る3月号は、来日公演が迫ったフランチェスコ・トリスターノ・シュリメです。

・2月27日にすみだトリフォニーホールで世界初演される、清水靖晃&サキソフォネッツ≪J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲≫のプログラム解説(靖晃さんとのインタビュー)を書きました(当日来場者のみ配布)。

・ベルナルド・ハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のCD「ドヴォルザーク:交響曲第7番&スラヴ舞曲集」のライナーを書きました。3月24日発売です。

「MOSTLY CLASSIC」2010年 04月号に映画「モリエール 恋こそ喜劇」のレビューを書きました。2月20日発売です。

・プラシド・ドミンゴの最新アルバム「無限の愛~ヨハネ・パウロII世の詩による」のライナーと歌詞の翻訳をしました。2月10日発売ずみ。

「MOSTLY CLASSIC」2010年3月号に映画「シャネルとストラヴィンスキー」のレビューを書かせていただきました。1月20日発売です。

・ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領の実話を描いた、クリント・イーストウッド監督の最新作「インビクタス/負けざる者たち」のサントラ盤のライナーノートを書かせていただきました。音楽はカイル・イーストウッドとマイケル・スティーヴンス、演奏は南アフリカのアカペラ・コーラスグループ“オーバートーン”。イーストウッド監督が書き下ろした主題歌「9000デイズ」のほか、映画の中で重要な役割を果たす南アフリカの国歌、ラグビー・ワールドカップ公式ソング「ワールド・イン・ユニオン'95」などが収録されています。2月3日発売です。
CD:SICP-2560 ソニーミュージックインターナショナル 2520円(税込) 2010年2月3日発売

・キャサリン・ジェンキンスのベスト盤「タイム・トゥ・セイ・グッバイ~ベスト・オブ・キャサリン・ジェンキンス」のライナーノート(と訳詞の一部)を書かせていただきました。1月13日発売です。
CD:UCCL-1148 デッカ/ユニバーサルクラシック \2,500(\2,381) 2010年1月13日発売

「MOSTLY CLASSIC」2010年2月号に映画「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のレビューを書かせていただきました。12月20日発売です。

ぴあクラシックVol.13にいろいろ書かせていただきました。Weeklyぴあのいつもの連載「聴くならこんな曲」のクリスマス・スペシャル版など。

「アンドレア・ボチェッリ&デイヴィッド・フォスター/マイ・クリスマス-ライヴ」(DVD)のライナーノートを書かせていただきました。12月2日発売のボチェッリのCD「マイ・クリスマス」の映像版(2009年9月公開収録)となります。12月23日発売です。
「アンドレア・ボチェッリ&デイヴィッド・フォスター/マイ・クリスマス-ライヴ」
DVD:UCBS-1009 ユニバーサルミュージック \4,800(税込) 2009年12月23日発売

・9月に発売されたCD「NHKスペシャル 20th ANNIVERSARY」「NHKスペシャル MUSEUM」の総集編とでも言うべき、3枚組CD「NHKスペシャル・20年の歴史」のライナーノートを書かせていただきました。今回はNHKスペシャルのアバンタイトルで使用されていた2種類のジングルをはじめ、初CD化の曲がいくつか含まれています。特に、細野晴臣氏がアレンジした「マネー資本主義」のテーマ「Smile」は、CDとしてはこれが初リースになるんじゃないかな。詳細はまたアップします。12月23日発売です。
CD:RBCS-1104(3CD)ユニバーサルジェネオン/ランブリングレコーズ 5040円(税込) 2009年12月23日発売

・CDクラブよりリリースされる「ヘンリー・マンシーニ グレイテスト・ヒッツ」のライナーノートを書かせていただきました(会員制販売なので、一般のCDショップやオンラインショップでは入手することができません)。

「MOSTLY CLASSIC」2010年01月号に映画「ベジャール、そしてバレエはつづく」のレビューを書かせていただきました。11月20日発売です。

・オバマ大統領来日&ノーベル平和賞受賞記念! 9月に発売された「Yes We Can!-オバマ・クラシック」に続く、オバマスピーチ×クラシックのコラボレーション第2弾「核なき世界~オバマ・クラシック2」のライナーノート(総論部分のみ)を書かせていただきました。今回は大統領就任演説と、“核なき世界”の実現を宣言したプラハ演説を収録。12月9日、ノーベル賞授賞式の前日に発売されます。
「核なき世界~オバマ・クラシック2」
CD:AVCL-25450 エイベックスクラシックス ¥1,890(税込) 2009年12月9日発売

・今年9月1日、惜しくも74歳で亡くなった指揮者のエリック・カンゼルを追悼してリリースされる、3枚のアルバムのライナーノート(および原盤ライナーの日本語訳)を書かせていただきました。ミュージカル「キスメット」に使用されたボロディンの音楽をカンゼルが再構成した、珍しい組曲を含む「ラヴェル:ボレロ/ビゼー:「カルメン」第1組曲・第2組曲 他」。コルンゴルト、スタイナー、ワックスマン、ミクロス・ローザ、レナード&エルマー・バーンスタイン、アレックス・・ノースなど、ハリウッド映画音楽の教科書というべき名曲を演奏した「ヴィンテージ・シネマ」。そして、次代を担う十代の若手演奏家たちと共演した、カンゼル最後のアルバム「フロム・ザ・トップ・アット・ザ・ポップス」。いずれも12月2日発売です。