2012年7月号(5月20日発売) ブルックナー特集(ショルティ)と映画「ファウスト」レビュー
・キャサリン・ジェンキンスの来日記念盤
「ある晴れた日に」のライナーを書かせていただきました。7月25日発売です。
・マウリッツハイス美術館展の公式コンピレーションCDの解説を書かせていただきました。
ひとつは
「フィール・フェルメール クラシック」。クラシックのオムニバスです。
もうひとつは
「フィール・フェルメール ジャズ」。オランダ出身のジャズ・シンガー、リタ・ライスのベスト盤的な内容となっています。2枚とも6月26日発売です。
・「intoxicate」vol.98(6月20日発行)にインタビュー記事を2本寄稿しました。
ひとつはヒラリー・ハーン&ハウシュカ両氏への
インタビュー。6月3日にタワーレコード渋谷店で開催されたトークショーと、翌日もう一度お会いした時の内容をまとめたものです。
もうひとつはクラウス・フロリアン・フォークト氏への
インタビュー。新国立劇場「ローエングリン」リハーサル期間にお会いしてお話を伺いました。
あとはジョニー・グリーンウッド&クシシュトフ・ペンデレツキのノンサッチ新譜の
レビューも書いてます。
・ファジル・サイの来日記念盤DVD
「展覧会の絵」の封入解説用にエッセイを書き下ろしました。6月20日、エイベックス・クラシックスより発売です。
・小松亮太氏の映画音楽作曲デビュー作
「グスコーブドリの伝記」オリジナル・サウンドトラックの解説を書かせていただきました。今回は多忙な小松さんに時間を割いていただき、じっくりお話を伺った上で、映画音楽作曲家としての小松さんの魅力に出来るだけ迫ろうとがんばりました。これが映画音楽デビューとは思えない、すばらしいスコアです。6月6日、ソニーミュージックより発売です。
・ウラディミール・アシュケナージ生誕75年&来日記念盤
「ラフマニノフ・レアリティーズ」のライナー翻訳と、日本盤用書き下ろしライナーを担当させていただきました。アシュケナージのラフマニノフ・ピアノ録音プロジェクトの完結編で、世界に先駆け、日本盤が大幅な先行リリースとなるそうです。6月6日、ユニバーサルクラシック&ジャズより発売です。
・ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)とハウシュカ(プリペアードピアノ)の最新アルバム
「シルフラ」のオリジナルライナー翻訳と、日本盤書きおろしライナーを担当させて頂きました。来日記念盤として5月30日発売です。
・6月9日(土)、彩の国シネマスタジオ(彩の国さいたま芸術劇場映像ホール)の
「ピアノマニア」アフタートークは、終了しました。ご来場ありがとうございました。
・ルネ・フレミングがラヴェル、メシアン、デュティーユの歌曲を歌ったCD
「ポエム」のライナー翻訳と、デュティユー作品の歌詞の翻訳を担当させて頂きました。4月25日発売です。
・
「intoxicate vol.97」に寄稿した、映画「アーティスト」のオスカー作曲家ルドヴィック・ブールス氏の取材記事が
こちらから読めるようになりました。
・
「intoxicate vol.97」に寄稿したエッセイ「祝100周年 パラマウントの歴史」が
こちらから読めるようになりました。
・
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭東京公演の
映画上映プレトークは盛況のうちに終了しました。ご来場ありがとうございました。上映作品の概要は、
「モーストリークラシック」2012年6月号(4月20日発売)のムービーの連載で紹介しています。
・朝日カルチャーセンター横浜教室の講座
「見どころ徹底紹介! ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭の楽しみ方」は終了しました。当日の様子が
LFJ公式レポートブログにアップされています。
・
ラ・フォル・ジュルネ 「熱狂の日」音楽祭2012 公式ガイドブックに 執筆しました。4月上旬発売です。
・映画「アーティスト」でアカデミー最優秀作曲賞を受賞したルドヴィック・ブールス氏にインタビューさせていただきました。以下の媒体に取材記事が掲載されます。
映画「アーティスト」劇場販売用プログラム(4月7日より公開劇場にて販売)
「モーストリークラシック2012年6月号(4月20日発売)
「intoxicate vol.97」(4月20日よりタワーレコードその他で配布開始。
こちらからオンライン版が読めます)
たいへん充実したインタビューでしたので、媒体ごとにトピックごとを分けて書き分けることにしました。劇場プログラムは本編の音楽について、「モーストリークラシック」はクラシック寄りのトピックについて、「intoxicate」はサントラ寄りのトピックについて、それぞれ記事を書いています。もちろん、全部お読みいただけると嬉しいです。
このほか、
「ケトルVOL.06」(4月14日発売)にサントラ盤のレビューを寄稿しました。
・映画
「アーティスト」オリジナル・サウンドトラックのライナーを書かせていただきました。音楽は、この作品でアカデミー作曲賞を受賞したルドヴィック・ブールス氏。4月11日、ソニー・ミュージックより発売です。
・
「intoxicate vol.97」に、パラマウント映画100周年に寄せたエッセイを寄稿しました。4月20日よりタワーレコードその他で配布開始です。
・
「ザ・クラシック2012」のライナーを書かせていただきました。4月11日発売です。
・2012年3月29日(木)13時~、朝日カルチャーセンター新宿教室の講座
「指揮者列伝 フルトヴェングラーと巨匠たち」は、おかげさまで盛況のうちに終了しました。ご来場ありがとうございました。
・
「MOSTLY CLASSIC」2012年5月号(3月19日発売)のムービーの連載は「アーティスト」です。ヴァイオリニスト格付け特集のところにも、少し書いています
・「intoxicate vol.96」に寄稿した映画「マリリン 7日間の恋」のレビュー記事が、
こちらから読めるようになりました。
・「intoxicate vol.96」に寄稿した映画「ミケランジェロの暗号」のレビュー記事が、
こちらから読めるようになりました。
・ヘイリーの最新ベスト盤
「祈り~ヘイリー・シングス・ジャパニーズ・ポップス・ベスト」のライナーノーツを書かせていただきました。3月28日発売です。
・NHKドラマ
「開拓者たち」オリジナルサウンドトラックの解説を書かせていただきました。音楽は菅野祐悟氏。菅野氏のサントラ解説を書かせていただくのは、
NHKスペシャル「MEGAQUAKE 巨大地震」以来これが2枚目ですが、今回はわざわざご本人にインタビューに応じていただきました(そのインタビューも解説に収録されています)。3月21日発売です。
・ジョン・ウィリアムズ生誕80年記念リリース
「ベスト・オブ・ジョン・ウィリアムズ」(フィリップスレーベル時代のボストン・ポップスのベスト盤)解説に、序文を寄稿しました。3月21日発売です。
・チェロ奏者ミクロシュ・ペレーニのECM最新盤
「チェロのための無伴奏作品集」のライナー翻訳を担当させて頂きました。ブリテン、バッハ、リゲティが収録されています。3月21日発売です。
・
「キッズ・ピアノ・ベスト」の解説を書かせていただきました。3月14日発売です。
・映画
「戦火の馬」の劇場プログラムに寄稿しました。ジョン・ウィリアムズの音楽についてのエッセイです。3月2日公開です。
・
「世界最古の壁画3D忘れられた夢の記憶」の劇場プログラムに寄稿しました。エルンスト・レイスグルの音楽についてのエッセイです。3月3日より3週間限定公開です。
・3月26日にすみだトリフォニーホールで開催される
トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ第13回定期演奏会のプログラムに寄稿しました(来場者のみの配布)。例によって、高校生以下は入場料無料です(要座席指定券)。
・
「バンド ジャーナル」2012年4月号に、田中靖人氏の2月14日紀尾井ホール公演のコンサートレビューを寄稿しました。3月10日発売です。
・3月9日にすみだトリフォニーホールで開催される
「平和祈念コンサート2012」のプログラム解説を書かせていただきました。
こちらのページの公演情報では、事前に寄稿したエッセイがお読みいただけます。
・2月8日に80歳を迎えるジョン・ウィリアムズの最新作
「戦火の馬」オリジナル・サウンドトラック の書き下ろしライナーノーツと、スティーヴン・スピルバーグ監督のオリジナル・ライナーの訳を担当させていただきました。2月22日発売です。
・ケント・ナガノ氏のベートーヴェン・プロジェクト第4弾、
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」のライナー翻訳と、昨年ケント・ナガノ氏に取材したインタビューを基に構成したライナーノーツを担当させて頂きました。2月22日発売です。また、
「レコード芸術」2012年3月号にもケント・ナガノ氏のインタビューを寄稿しました。こちらは2月20日発売です。内容はかぶっていませんので、両方あわせてお読みいただけると幸いです。
・
タワーレコード「intoxicate」vol.96に、「マリリン 7日間の恋」(新作)と「ミケランジェロの暗号」(DVD)のレビューを寄稿しました。2月20日発行です。
・
「MOSTLY CLASSIC」2012年4月号(2月20日発売)のピアソラ特集に寄稿しました。ムービーの連載は「戦火の馬」です。
・サックス奏者・田中靖人氏の最新アルバム
「モリコーネ・パラダイス」のライナーノーツを担当させていただきました。プロデュースは、マイケル・ナイマン・バンドにいたことでも知られるジョン・ハール氏。昨年9月の録音セッションからずっと取材してきた記録の集大成です。アレンジと演奏に豪華なメンバーが参加した、近年ではちょっと珍しいほど大掛かりなプロジェクトです。2月15日発売です。
また、このアルバムの取材過程の一部として、昨年9月、田中靖人氏の最新アルバム
「モリコーネ・パラダイス」のプロデューサーを務めたジョン・ハール氏にインタビューしました。その時の動画が
「モリコーネ・パラダイス」特設サイトにアップされています。トータルで約50分あり、アルバムやモリコーネのことはもちろんのこと、サックス奏法や現代音楽、映画音楽など、たくさんの話題が登場します。
こちらからご覧ください。
・すみだトリフォニーホールで開催されるレイチェル・ポッジャー《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》公演のために寄稿しました。
こちらの特設ページにある「公演の楽しみ方」で御覧いただけます。
・
「ケトルVOL.05」に、久石譲氏の最新アルバム「フェルメール&エッシャー」のレビューを寄稿しました。2月15日発売です。
・昨年のニーノ・ロータ生誕100周年を記念して録音された
「リシャール・ガリアーノ・プレイズ・ニーノ・ロータ」の書き下ろしライナーと、オリジナル・ライナーの訳を担当させていただきました。2月8日発売です。
・毎年恒例のコンピレーションアルバム
「image12」の解説を書かせていただきました。1月25日発売です。
・イギリスのピアニスト、ベンジャミン・グローヴナーのデッカレーベル専属契約第1弾CD
「グローヴナー・デビュー」のライナー翻訳と曲目解説を担当させていただきました。ショパン、リスト、ラヴェルをユニークに配置したプログラミングです。1月25日発売です。
・タワーレコード
「intoxicate」vol.95に寄稿した、フランチェスコ・トリスターノ&勅使川原三郎両氏への取材記事が
こちらからオンラインで読めるようになりました。
・「MOSTLY CLASSIC」2012年3月号(1月20日発売) のムービーの連載は「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」です。
・映画
「ミラノ、愛に生きる」の劇場販売パンフレットに寄稿しました。ジョン・アダムズの音楽についての評論です。Bunkamuraル・シネマ リニューアル・オープニング作品として、12月23日より公開になります。
・フィギュアスケート関連のCD解説を2枚、担当しました。ひとつは、オフィシャルアルバム
「キム・ヨナ~銀盤の女王」、もうひとつは
「フィギュア・スケート・ベスト2011-2012」。12月21日発売です。
・
「MOSTLY CLASSIC」2012年2月号のムービーのレビューは「ブリューゲルの動く絵」です。12月20日発売です。
・「ケトルVOL.04」に、窪田ミナ氏の最新アルバム「Crystal Tales」のレビューを書かせていただきました。12月15日発売です。
・フランチェスコ・トリスターノ、勅使川原三郎、佐東利穂子の3氏が来年2月に予定している公演
「リユニオン~ゴルトベルク変奏曲」のチラシに寄稿しました。
「リユニオン」オフィシャルページでお読みいただけるほか、
こちらからPDFがダウンロードできます。さらに、フランチェスコと勅使川原両氏への最新インタビューを含む「リユニオン」の特別記事を、タワーレコード
「intoxicate」vol.95に寄稿しました。12月10日発行です。
・タワーレコード
「intoxicate」vol.95にルドヴィコ・エイナウディ氏へのインタビューを寄稿しました。12月10日発行です。
・ジョン・ウィリアムズ作曲の最新作「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」オリジナル・サウンドトラックの書き下ろしライナーノーツと、スティーヴン・スピルバーグ監督のオリジナル・ライナーの翻訳を担当させていただきました。スピルバーグ=ウィリアムズ作品のライナーとしては、
「宇宙戦争」「ミュンヘン」以来となります。今回は、全トラックを本編の場面と照らし合わせて分析することができました。11月23日、ソニーミュージック[
SICP-3359]より発売です。
・
「レコード芸術」2011年12月号に、映画「ミラノ、愛に生きる」と音楽のジョン・アダムズについて書かせていただきました。11月19日発売です。
・
「MOSTLY CLASSIC」2012年1月号に、映画「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」のレビューを書かせていただきました。11月19日発売です。
・「JAZZ JAPAN」Vol.15 に映画「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」のレビューを書かせていただきました。10月24日発売です。
・
「MOSTLY CLASSIC」2011年12月号に映画『ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~ 』のレビューを書かせていただきました。この作品を、音楽的な側面から批評したレビューは、他にあまりないと思います。10月20日発売です。
・テノール歌手ヴィットリオ・グリゴーロのセカンドアルバム
「アリヴェデルチ」のオリジナル・ライナーの翻訳(グリゴーロ自身が書いています)と、書き下ろしライナー、楽曲解説を担当させていただきました。10月26日、ソニークラシカルより発売です。
・
「ケトル」VOL.03にスティーヴ・ライヒの最新盤「WTC 9/11」のレビューを書かせていただきました。10月15日発売です。
・「intoxicate」Vol.93に書かせていただいたアレクサンドル・デプラ(デスプラ)・インタヴューが、
こちらからオンラインで読めるようになりました。
・10月に来日が予定されているピアニスト、ルドヴィコ・エイナウディの来日記念ベスト盤
「エッセンシャル・エイナウディ」 のライナーを書かせていただきました。日本独自の選曲で2枚組です。10月5日、EMIミュージックより発売です。
・マーラー没後100年を記念して公開される映画
「ベニスに死す」の劇場パンフレットに、エッセイを寄稿しました。マーラーをモデルにしたヴィスコンティの名作ですが、その中で音楽がどのような役割を果たしているのか、今までに分析を試みた評論はほとんど存在していなかったので、今回、ぼくなりに答えを出してみたつもりです。10月1日より上映される銀座テアトルシネマほか、全国の上映館で販売されます。
・ラグビーワールドカップ2011公式アルバム
「ワールド・イン・ユニオン」の解説を書かせていただきました。タイトルからもわかるように、大会アンセムの「ワールド・イン・ユニオン」をはじめ、各国代表のラグビーアンセムや応援歌が収録されています。「ワールド・イン・ユニオン」を歌うのは、決勝戦で歌唱を披露する予定のヘイリーです。
「インビクタス/負けざる者たち」オリジナル・サウンドトラックのライナーを書いた時は、いろんな事情で「ワールド・イン・ユニオン」の対訳を載せることができなかったのですが、今回は「ワールド・イン・ユニオン」の歌詞を日本語に訳し下ろしました。いまのところ、9月21日発売予定とのことです。
・久石譲氏関連で、いくつか書かせていただきました。
まず、久石さんがベートーヴェンの交響曲第5&7番と藤澤守「5th Dimension」(世界初演)を指揮したライブ盤
「Joe Hisaishi Classics vol.4」の解説書にコメントを書かせていただきました。久石さんのレーベル、ワンダーランド・レコーズより9月7日に発売されます。
それから、6月9日に東京国際フォーラムで開催された「久石譲3.11 チャリティーコンサート“The Best of Cinema Music”」を収録したライブ盤
「THE BEST OF CINEMA MUSIC」の解説書に、当日の演奏の模様などを綴ったコメントを書かせていただきました。こちらのライブ盤は演奏会の時と同様、売り上げが東日本大震災で楽器を失った子どもたちの為に寄付されるということです。ユニバーサル・シグマより9月7日に発売されます。
そして、上記2つのCDが発売される9月7日に、サントリーホールで開催されるコンサート
「久石譲Classics vol.4」のプログラム解説に、マーラーの交響曲第5番の楽曲解説を書かせていただきました。当日、来場者のみの配布です。
・先日、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1/2」の音楽を担当したアレクサンドル・デスプラ氏に電話インタビューしました(ご本人に確認したところ、“デプラ”ではなく“デスプラ”が正しい発音だそうです)。以下の媒体にインタビュー記事が掲載されます。
・
「CD Journal」2011年9月号(8月20日発売)
・
「レコード芸術」2011年9月号(8月20日発売)
・
intoxicate vol.92(8月20日発行)
当然のことながら、記事の内容は全部異なります(たいへん長いインタビューでしたので、これでも記事が足りないくらいです)。デスプラ氏の単独インタビューが日本で本格的に紹介されるのは、おそらくこれが初めてになると思いますので、3誌ともお読みいただければ幸いです。
・8月29日13時より、朝日カルチャーセンター新宿教室にて、
新設講座「指揮者列伝」の講師を担当いたします。講座内容の詳細と申し込みは
こちらから。裏話満載の楽しい講座にしようと考えています。6月7日より申し込み受付開始です。
・
「ケトル」VOL.02にCDレビューを書かせていただきました。8月12日発売です。
・8月8日と9日にすみだトリフォニーホールで開催される、
トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ第12回定期演奏会のプログラムを書かせていただきました。8日の夜公演と9日の昼公演では、演奏曲が若干異なります。詳しくは
こちらをご参照ください。例によって高校生以下は入場無料(要座席券)、プログラムは来場者のみの配布です。
・ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団のベートーヴェン・プロジェクト第3弾、
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」&第8番、大フーガのオリジナル・ライナー訳と、書き下ろしライナーを担当させていただきました。今年に4月にモントリオールで開催された演奏会が土台になっていますが、当日のコンサートでナレーションを担当した日系三世のカナダ人遺伝学者/環境運動家デヴィッド・スズキの「相互依存宣言」(Declaration
of Interdependence)の朗読も収録されています。8月24日発売です。
・ヨナス・カウフマンの最新録音盤、
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」のライナー訳と、台本の部分訳を担当しました。指揮はクラウディオ・アバド、昨年のルツェルン音楽祭のライブ録音です。8月10日発売です。
・ヨナス・カウフマンのDVD、
プッチーニ:歌劇《トスカ》のライナー訳を担当させていただきました。8月24日発売です。
・アレクサンドル・デスプラ(デプラ)作曲
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」オリジナル・サウンドトラックのライナーノーツ(およびデイヴィッド・イエーツ監督のライナーの訳)を書かせていただきました。
「謎のプリンス」と
「死の秘宝 PART1」に続き、これが3枚目のライナーとなりますが、10年前にシリーズ第1作を劇場で見た時は、まさか自分が最後の作品のサントラ・ライナーを書くことになるとは予想もしていませんでした。一足先に音を聴かせていただきましたが、かなり凄い仕掛けが施されています。7月13日、ソニークラシカル[SICP-3177]より発売です。
・「ぴあクラシック vol.19 2011夏」に、
「赤い靴」と「ブラック・スワン」の2本のバレエ映画の音楽を比較考察したエッセイを書かせていただきました。6月25日より各地で配布されます。ebookのデジタル版でも読めるようになると思いますが、おそらく権利の関係により、映画のスチールなどはデジタル版には掲載されない可能性が高いです。
・ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ(フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ)氏の来日公演プログラムの曲目解説(
6月10日名古屋・電気文化会館コンサートホール、
6月30日東京・津田ホール)を書かせていただきました。例によって、普通の楽曲解説になっていません。それぞれの会場で配布されると思います。
・6月26日(日)14時より、NHK-FM
「サンデークラシックワイド 海外オペラアワー」に出演いたします。曲目はジョン・アダムズ作曲・指揮「ニクソン・イン・チャイナ」のメトロポリタン歌劇場ライブ録音を中心に、スティーヴ・ライヒの2010年トロント公演なども放送します。もともと3月に放送される予定でしたが、震災の影響でお蔵入りになっていました。今回の放送にあたっては追加収録をおこない、ライヒ作品の解説ではちょっとした実験も試みましたので、ぜひともお聴きいただければと思います。4時間枠です!
・ベルリン・フィル八重奏団&仲道郁代オール・シューベルト・コンサート(
6月26日渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール)の曲目解説を書かせていただきました。会場で来場者に配布されます。
・ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団によるベートーヴェン交響曲全曲録音シリーズの第2弾、
交響曲第3番「英雄」&「プロメテウスの創造物」よりのライナー翻訳と日本盤用追加ライナーを担当させていただきました。第1弾の
交響曲第5番の録音がそうだったように、今回もベートーヴェンと現代作家のコラボレーションという形がとられていまして、ブッカー賞受賞作家ヤン・マーテルが「プロメテウスの創造物」演奏のために書き下ろした戯曲を、ぼくが翻訳しました。
第1弾の時のテキストも翻訳を担当させていただきましたので、3年ぶりの続編という形になります。6月22日発売です。
・
「intoxicate」vol..92に指揮者のデニス・ラッセル・デイヴィス氏のインタビューを書かせていただきました。6月20日発行です。オンラインでは
こちらからお読みいただけます。
・
「モーストリークラシック」2011年8月号に、佐渡裕氏のインタビューとベルリン・フィル客演のレポートを書かせていただきました。シネマの連載は「黒い神と白い悪魔」です。6月20日発売です。
・
「ケトル」VOL.01にCDレビューを書かせていただきました。6月14日発売です。
・すでに報道されている通り、
「ぴあ」首都圏版が7月に休刊となります。その「ぴあ」に2002年1月から連載してきたコラム「聴くならこんな曲」も休刊に伴い、あと数回で終了となります。連載期間約10年、連載回数も実に400回以上と、こんな大連載になるとは当初は予想もしていませんでした(「ぴあ」全連載の中でも、かなり長い部類に入ると思います)。あと5回分くらいありますので、何かの形で「ぴあ」をお手にとって、おつきあいいただけると幸いです。
・映画
「プッチーニの愛人」の劇場販売用パンフレットにエッセイを寄稿しました。6月18日より東京公開です。
・ヘイリーの最新アルバム
「癒しのピュア・ヴォイス」のライナーを書かせていただきました。伴奏は、なんとエンニオ・モリコーネ(プロデュース、アレンジ、指揮も担当)。楽曲解説はモリコーネ研究の第一人者、江守功也さんが執筆なさっています。6月8日発売です。
・ヨナス・カウフマンの新譜2枚、シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」(CD)と
マスネ:歌劇《ウェルテル》[DVD] のライナー翻訳を担当しました。シューベルトが5月25日発売、マスネが6月1日発売です。
・「MOSTLY CLASSIC」2011年7月号(5月20日発売)のシネマの連載は「ブラック・スワン」です。
・
「intoxicate」vol.91に書かせていただいた、「マーラー 君に捧げるアダージョ」のレビューが
こちらから読めるようになりました。
・グスタフ・マーラー没後100年の命日にあたる5月18日水曜日、朝日カルチャーセンター新宿教室で開講される「グスタフ&アルマ・マーラー夫妻の愛と音楽- 没後100年・映画『マーラー 君に捧げるアダージョ』公開記念」で講師を担当します。講座内容と申し込みに関しては、こちらのページをご覧ください。さらにパーシー・アドロン監督のご厚意により、本講座のための特別映像をお見せできることになりましたので、映画をご覧になった方も、あるいはこれからご覧になる方も、どうぞ奮ってご参加ください。
・クリント・マンセルがチャイコフスキーの「白鳥の湖」をリミックスした、
映画「ブラック・スワン」オリジナル・サウンドトラック のライナー(とマンセルのオリジナルライナーの訳)を書かせていただきました。「白鳥の湖」の原曲と、マンセルがリミックスした箇所の分析を載せています。4月27日発売(ソニーミュージックSICP-3033)です。なお、クリント・マンセルについては、10年前に出た
「レクイエム・フォー・ドリーム」オリジナル・サウンドトラック国内盤 でもライナーを書いているのですが(曲自体は、すごく有名ですね)、現在は廃盤になっていて入手困難です。ただ、レンタルCDショップのサントラコーナーに、あるところはあるみたいなので、そちらで借りてお読みいただけると嬉しいです。
・
ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2011東京公演(LFJ)関連プログラムの講演会は、盛況のうちに終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
・ヨナス・カウフマン主演の
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》DVDのライナー翻訳を担当しました。今年9月に予定されているバイエルン州立歌劇場の来日演目です。4月27日発売です。
・「マーラー 君に捧げるアダージョ」オリジナルサウンドトラックがついに出来上がりました!
予定通り、キングレコードより4月27日発売となります(KICC-930 税込2800円)。
・公開が迫った映画
「マーラー 君に捧げるアダージョ」関連の記事を多く執筆しましたので、まとめてご紹介します。当然のことながら、全部内容は異なります。
劇場パンフレット掲載のエッセイ「マーラー夫妻の愛と苦悩を分析した“究極の音楽映画”」(
こちらの公開劇場のみの販売。4月30日より)
「レコード芸術」2011年5月号(4月20日発売)パーシー・アドロン監督インタビュー(4ページの特集です)
「MOSTLY CLASSIC」2011年6月号(4月20日発売)ムービー連載内でのレビュー
「intoxicate」vol.91(4月20日発行)o-cha-no-ma CINEMA内でのレビュー
なお、事後報告になりますが、「マーラー 君に捧げるアダージョ」と「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」を含む音楽映画に関して朝日新聞の取材を受け、4月4日全国版朝刊に記事が掲載されました。
・去年、CDレビューを担当させていただいた雑誌「リバティーンズ」が、装いも新たに
「ケトル」VOL.00として創刊され、引き続きCDレビューを担当することになりました。4月14日、太田出版より発売です。
・4月9日より公開される映画
「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」で、音楽を担当したジャン=マリー・セレロ氏にメールインタビューしました。公開劇場で販売されるパンフレットに掲載されます。
・すでに報道などで伝えられているように、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭東京公演(LFJ)は、会場の不具合と演奏家の来日中止により、開催内容が大幅に変更されることになりました(変更告知は
こちら)。これに伴い、4月23日土曜日にぼくが講師を担当させていただく朝日カルチャーセンター横浜教室
「音楽の巨人たち- マーラー・ブラームス・リスト」は講座内容を一部変更し、前半はLFJの新プログラムをご紹介するような形にしたいと思います。講座の後半に予定されている映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」のご紹介は変わりません。詳しくは
こちらのページをご覧ください。なお、受講者にプレゼントされる予定だったLFJ公式ガイドブックは、発売が中止されたため、お渡しすることができなくなりました(印刷そのものを止めたそうです)。ご了承ください。
・4月23日に発売予定だったラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭東京公演公式ガイドブック(ぴあ)は、公演の内容変更に伴い、発売中止となりました。ただし、ぼくが書かせていただいた部分に関しては、読み物として独立しているため、何らかの形で公開しようかと考えています。
・
「マーラー 君に捧げるアダージョ」オリジナル・サウンドトラック (キングレコード
KICC-930)が、ようやく完成しました。こういう時期ではありますが、いや、むしろこういう時期だからこそ、予定通りリリースすべきだということで、4月
27日にリリースされます。収録曲は以下の通りです。
・マーラー:交響曲第10番~第1楽章(全曲)