1月17日(火) 深夜2時か3時頃に北京に到着。
前におねえと北京駅へ来た時、
北京の軟座の待合所は暖房がきいてて、それなりに快適だった。
ので、とりあえず朝までそこで過ごそうという計画だった。
が、青島旅行の時に北京駅に入るのに、
身分証明書やら見せないと駄目だったり・・と
なんか状況が変わっていたので・・
もしや軟座の待合所に行けないかも・・とフト思ったりもしていた。
予感的中!
北京駅で留まる事ができない!
強制的に駅の外へ追いやられた・・・。
駅の外は、超寒い。
夜中に着く列車の客を狙ってか?
外では、ホテルの呼び込みバスが待機していた。
中国人達は、そのバスに乗っていく・・・
私達は、とりあえずタクシーでも捜すか・・・と思ったものの・・・
こんな夜中にタクシーは見当たらず・・
結局、呼び込みのバスに向った。
が!、外国人は泊まれないというのだ!
こんな夜中に、こんな寒い場所で、一夜を過ごすなんて無理無理!!
なんとか頼み込んで、バスに乗せてもらった。
ホテルに着くと・・・
えっ?ここがホテル?ふつうの住宅ビルでは?
と思ってると、みんな階段を降りて行った。
そう、地下のホテルなのだ。
ホテルに入ると、
「ここに泊まった事は、絶対に言わない事。」
「朝になったら、すぐに出て行く事。」
という条件付で、泊まれる事になった。
もちろん、暖房も無くて寒い。
体が冷え切っていて、寒くて寒くて・・・なのに、水のシャワーしか見当たらず、
渡された洗面器にお湯を入れて、足だけ暖めた。
コートも帽子もマフラーもしたまま、布団にもぐり込み・・・オヤスミ。
あっそうそう、ここは男女別の2人部屋で、I氏はひとり違う部屋だったのだ。
これは、かなり心細いと思われるが・・・どうしようもない。
朝になると、ホントに・・とっとと追い出された。
しかも1泊60元と、結構いいお値段)(高い)。
そこから、北京駅へ向った。
昆明までの列車の切符を取りに行く為だ。
が、「春節の中国人大移動」の激しさを目の当たりにしてしまった。
ものすごい人人・・人人・・・
他の切符売り場(前門售票処、西直門售票処)にも、
行ってみたが、状況は変わらず・・
これでは、北京に何日いても切符を買うのは、不可能だろう・・・
途方にくれていたら、
おねえが、「辛いだけが旅じゃないと思う。飛行機に乗ろう。」と言ってくれたので、
飛行機に乗る決断ができた。
(飛行機は、学割が使えずに、中国人の2倍以上の外国人料金なの)
急きょ、中国民航オフィスへ向った。
そこも、人でいっぱいだった!
が、なんとか今日のチッケが取れた。
と言う事で・・・そのまま、オフィス前から出てるリムジンバスで、空港へ。
搭乗待合所へ来て・・・
この旅始まって・・・初めて「ホッ」とした。
待合所から、これから乗る飛行機が見えた。
見たことのない航空会社で、めちゃめっちゃ小さい飛行機。
でも、そんな事どうでも良くなっていた。
はぁあ・・・あと数時間後には、昆明に着いてるんだなぁ・・・。 |
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