　福岡市原爆被害者の会(通称「福岡市折鶴会」）は、原子爆弾による被害者(被爆者）が、みんなで助け合って被爆者の医療・健康や生活上の問題に取り組むため、被爆者自らが組織した被爆者のための団体です。

　主な活動は、事務局に会員が常時１名駐在し、日々訪問される被爆者など来客への対応、被爆者から寄せられる電話・ファックス・メールへの対応、行政機関や各種団体との連絡調整ならびに諸活動への参加などのほか、被爆者の相談に応える相談活動、被爆体験を後世に伝える証言活動、被団協新聞や折鶴会だよりおよび各種しおりなどをお届けする広報活動も行っています。
　あわせて、ふたたび被爆者をつくらないという決意のもと、世界平和のため核兵器の廃絶を求めるとともに、証言活動などをとおして平和の大切さを広く継承していく活動も行っています。