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始めに
現在も様々に生み出されている、この「動き」の表現ですが、表現方法の1つ1つその特色と効果を
説明していきます。止まっている顔文字に、是非動きを与えてあげてください。
反復技
/_・)/_・)/_・)/_・)/_・)/_・)/_・)/_・)ティ-ス | 完全反復 |
( ・_・)ノ_・)ノ_・)ノ_・)ノ_・)ノ | 部分隠し反復 |
反復は、顔文字一つでは今ひとつインパクトの大きくないポーズを、複数の顔文字で同じ動作をしてその意味強調することができます。
参考例のように完全に同じものを並べたり、或いは重なり(分身?)を表現するために部分的に隠しをいれたりする方法があります。
単純ですが、複数の人に呼びかけられている感じがするために、例えば歓迎の気持ちなどを表現する時などに有効です。
左右技
YAH♪☆0(^^0)*^^*(0^^)0☆♪YAH | 全方向型 |
(^_^ )ノ(^_^)ノ( ^_^)ノ | 左右非対称をうまく応用 |
中央向きの顔文字に左右どちらかに文字を増やしたり、大文字小文字の大きさの違いを使ったりすることで、左向き、右向きを表現できます。
それを複数使うことで、まるでいろいろな方向に話しかけているような表現をすることができます。
選挙カーと同じで(笑)、複数の人に話しかけるとき、呼びかける時に有効な方法です。
大型化
(´▽`)ノ | ( ´ ▽ ` )ノ | 大型化による表現の緩和 |
(┬_┬) | (──┬──__──┬──) | 大型化による表現の強調 |
大きくするということは、2つの効果があります。1つは少し「ぼんやり」「ゆったり」させること。体格の大きい動物が人間に与える印象と同じですね。
もう一つの効果は「強調」です。大きな文字が強調を意味することは、スポーツ紙の見出しの例を挙げるまでもないでしょう。
基本形の顔文字を、縦方向の拡大は難しいので、横方向に拡大して、このような2つの効果をつかって表現を広げることができます。
モーション型
( ^ . ^ )ど(−.−)う(_ _)も | 上下の動き |
ちゃう( ̄◇ ̄= ̄◇ ̄)ちゃう | 左右の動き |
()( )( ) (  ̄) (  ̄ー) ( ̄ー ̄)/ | 回転の動き |
(.-.)ヒマ(:I )ヒマ(°-°)ヒマ( I:)ヒマ | 側転の動き |
ε〜ε〜ε〜(; T_T) | 移動 |
...:.;::..;::: .:.;::….;: ̄)…:.;:□ ̄)( ̄□ ̄*)シャキーン | 出現 |
( ∵ ) (/\) (`_´) 大魔人変〜身 | 腕の左右の動き+表情変化 |
\(・●・)/ワーイ((・●・))エム((・●・)/シー /(・●・)\エ! | 腕の左右の動き+ゼスチャー |
複数の顔文字を使って、もしくは顔文字に小道具を追加することで、様々な動きを表現することができます。
多くは、映画の原理と同じパタパタマンガを左から右に流すような感じで表現を膨らましています。
実際の会話でも非常に頻繁に使われており、なじみ深い表現方法といえます。
[モーション型はそれだけで1つの章になりうるような、バリエーションがあります。いずれもっと情報を充実させます]
口パク型
あ( ̄○ ̄)り( ̄◇ ̄)が( ̄△ ̄)と( ̄0 ̄)う( ̄ー ̄) | 「あいうえお」の応用 |
(*^o^*)コ(*^_^*)ン(*^O^*)バ(*^_^*)ン(*^O^*)ワーー! | 「ん」の発音 |
う( ̄○ ̄)る( ̄◇ ̄)さ( ̄0 ̄)い( ̄△ ̄)な | 「い」「あ」の発音に変化型 |
これは、なかなか面白いと思っています。顔文字に腹話術をさせています。(読むほうからすると読唇術です)
ベースラインは「あいうえお」だけで十分ですので基本形+口(あいうえお)で、いろいろな種類の腹話ができますよ。
言葉の支援型
( ̄∇ ̄)/やぁ!! | ( ̄∇ ̄)/おつかれ〜〜♪ | 言葉の支援で意味が変わる |
ただ\( ̄^ ̄)/いま! | ふん\( ̄^ ̄)/っだ | 顔文字は単に気持ちの上下だけを表現 |
(*^o^*)コ(*^_^*)ン(*^O^*)バ(*^_^*)ン(*^O^*)ワーー! | 腹話術 |
顔文字だけで、意図する表現を完全に行うのは、まず無理です。実際に、上の例のように、同じ顔文字でもそれに添える言葉で全く意味が
異なるものになるのはあえて説明するまでもありません。言葉と、顔文字をどのように織り交ぜるかは、顔文字自体の作成よりも重要だと考えられます。
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