9月27日(金)

駅のモスクにお世話になって、7時にはのこのこ起き上がり、駅の前の道をてくてく歩いていきます。
たいがい、途上国の朝は早いのですが・・・ここではまだほとんど人の動きがありません。
とりあえず、駅の前の道を北にに行くと、小さな町に出て、歩いていきます。 
バスは直接バハルプールには行きません、途中のバザールで電動リキシャー(バッテリで動く三輪車)で行きます。片道50分くらいです
電動リキシャはこちらでは、「イージーパワー」と 呼びます。本には15TK で行ってくれると書いてありましたが 、なかなか どうして、1人りで乗り込むと 50TKはとられます。   

バハルプール遺跡

8世紀に立てられた仏教遺跡、アンコールワットより、ずっと古く、ミャンマーのバガン遺跡にも影響を与えたり、海を渡りインドネシアにまで影響を与えたと言われています。
インド北部まで領土を広げた、パーラ王朝の二代目のダルマパーラ(770から810年頃)が建てたといわれています。
約330m四方の敷地に117の僧坊 最盛期には1000人の僧侶が修行を積んだといわれています。
その後、ヒンズー教やイスラム教の台頭によって、衰退し放棄されていたのを19世紀初頭からイギリスにより発掘が進められ、1985年ユネスコ世界遺産に登録された。
今では土台部分とか、壁画しか残っていないけれど・・・きれいに管理されたところをのんびり回れます。

トラックベースのバスは運転席の横にエンジンがある

雨季でちょっと、天気が悪いけれど、広大な敷地のバハルプールは、管理の行き届いてきれいな場所です。

遺跡の中は時間も早いということもあって、また雨季という時期、まだまだ外国人観光客がほとんどいない というもろもろの状況で、私のみでした。他はのんびり雑草とりをしている人たちだけです。 非常にきれいに手入れされています。

今回の荷物は、40Lのいつものリックと小さなかばんだけです、これを担いで移動していきます。時間があれば連泊して荷物を預けて、手ぶらで見学ということもできますが、私の場合、見学しながら移動していくので、荷物を持っているのです。ホテルに近い場所なら、ちょっと預けれるのですが・・・・

靴は今回はメレルのカメレオン2という、ハイキング用の靴でしたが、失敗でした・・・この靴の最大の欠点は、とにかく雨に弱くすごくすべるのです。特に石畳なんかは1歩1歩踏みしめないと、坂でもないのに、非常に怖い思いをします。
蒸れや防水性は抜群なのですが、残念です。以前にこの靴の同じ物の色違い(黄色)をスリランカで履いていましたが、あまり雨が降らず快適だったので、履きつぶした黄色の変わりに紫を買ったのでした。履き心地(エアークッション)やデザインはお気に入りなので、メレルの靴は、5足も持っています。

町と遺跡の中継地点 バザールの様子

テナジィープール行きバスは少し小さくなったけど、問題ない

バスの中の様子、インドのバスよりいいかも

野菜炒めとチャーハン、ハムを炒めたもの?とコーラ

いったん 町の戻り探し回って、昼食の食べられそうなところを、見つけました。
今日は朝早くから、動き回っていたので、遠くの寺院を見て回ってもまだまだ時間があります。
実は、バングラデシュにきてまともに食事を取ってなかったのです。冷えた鍋に入ったタリーか、小麦粉を練って焼いたものしかめにしなかったので、もっていった、日本酒の久保田を一口飲んで寝ていました。今日はチャーハンを食べている人を発見、そこで昼食をとりました。まあまあです、でも満足 コーラを飲んで、昼からはディナジプールに行きます。北部の町で、そこからまた北にあるカントノゴル寺院に以降と思っています。遠くまできた甲斐があるといわせる美しいテラコッタのレリーフを見に行きます。
4時間ぐらいで到着、鉄道駅の近くのホテル シャハラに泊まります。1泊400TKです。
距離の割りに時間がかかり、移動で時間がさかれてしまうのは、もったいないけれど、バスで移動していると、車窓から見える、沿道沿いの村の景色や人々の様子が見られて楽しい、しかし、たいてい満員で乗っているのでその間は、ひざの上に荷物を載せています。
時には、バスの腹の中に荷物を預けるのですが、到着して扉を開けると、ドロドロになっていることがしばしばです。