2013 職場での休暇が取れたこともあって、急遽 旅行の計画を寝ることとなった、今まで行っていない国 アジアでは、フィリピン ブータン バングラディシュ パキスタン ブルネイこの中なら候補を上げていく、治安が悪い国はパス パキスタンを除外した、ブータンはいい国だけど まだ個人旅行が認められていない、なおかつ必ず1日に付き200ドル国内で使う縛りもNGだし、ブルネイは国が小さくて単独では、魅力がない、フィリピンは・・・・悩んだが、イメージがわかない、ならば、アジアの最貧国 バングラディシュに行こうか?

いつもお世話になっている、チケット手配を頼んでいる会社マスターインターナショナルにプランをたずねる、この会社は、乗り継ぎ便、航空会社、値段、いろいろなパターンを調べて、トランジット時間や値段を考慮して教えてくれる、便利な会社で、15年来のお付き合いです。

 今回の便は、     行きは9/25 セントレア/バンコク 17:25/21:25    9/26  バンコク/ダッカ    10:35/12:10   
               帰りは 10/5  ダッカ/バンコク    13:35/17:00   10/7  バンコク/セントレア 8:15/16:10  
               TG タイ航空です。

               AIR代 : ¥75,000+燃油・空港税約¥27,720+航空券手配発券料¥3,150
 バングラディシュは、ビザがいるので、ビザ代行会社にお願いします。   「どんぐりツアー」立航トラベルサービス株式会社    〒104-0041 東京都中央区新富1-15-11 マキプラザ5F
                                                   TEL:03-3552-1373 FAX:03-3552-1377
 値段は3000円です。便利になったものだなぁ

リックは41Lで行こう、そして、向こうでは、なかなか、アルコールが飲めないそうなので、缶ビールや日本酒などももって行こう。 シメシメ・・・

                    

    いつもにぎやかな カオサン通り マッサージやレストランが ひしめき合っています。朝の3時4時でも、レストランはやっています。           
↑ 近頃お気に入りのホテルバングル ボーンバンコックです。
明日は。10時発の飛行機で ダッカに向かいます。                                  



9月26日

順調に飛行機は、ダッカに到着しました。時差は日本の3時間遅れです。ハズラット・シャジャラール国際空港に着き、入国審査を受け、空港の外に出ます。さあどんな、雰囲気かな?インドやなどは、空港の外に出た瞬間、タクシーの客引きが、群がって大変でしたが、(昔のバンコクもそうでした)案外外に出ても、ひつこい客引きはありませんでした。


                     
   ダッカ行きの機内食 カレー です。                                              天然ガスを燃やして走る3輪のCNG、金網は泥棒よけ      近距離はこれ。リキシャも多く残っています。

空港の敷地内からすぐ横は、幹線道路が走っていて、中心部に向かうことができます  ここで三輪タクシーのCNGを拾っていきます。
まずは、世界遺産のマングローブの林「シュンドルボン」に行くツアーをここダッカで予約しておかなければ、当日ではいけないと聞いていたので、旅行代理店を調べておいてそこに行きます。バングラデシュではまだまだ、国民が旅行代理店を通じて、旅行に行くという習慣がないし、外国の観光客もまだまだ少ないので、旅行代理が少ないのです。今から行く旅行代理店は、日本人がよく使う(日本の旅行代理店と提携している)ところです。CNGは基本的に、料金メーターをつけていて、そのメーターで値段を払うということですが・・・・これがなかなか曲者です。
このメーターが付いていないと、罰金を受けるので、付いてはいるのですが、使わない・・・・・ 悪質なものになると、あとで私が遭遇した悪質なCNGのやり方を紹介します。
空港からしばらく南下したところにある、グルシャン地区にある「ベンガルツアー」に行ってみます。CNGの運転手はOKって言ったけれど、路地を廻っては、近所の人に聞きまわり、他のCNGに尋ねようやく到着した、ところは、普通のアパートのような感じでした、「ここでいいのかなぁ」とリックを担いで不安になりながら、運転手の指差す方向に、階段を昇っていきます。
対応してくれた人は、日本語は話せなかったけれど、ここには日本語の話せるスタッフがいるそうです。 シュンドルボンの話をすると、「残念だが、今は雨季でツアーはすべてないよ」やっぱりかあ、今まで、南アジアのこの季節は雨季で、スリランカでも 雨は降っていなかったけれど、海は濁って波は荒れた状態で、がっかりしたことを思い出しました。
仕方ないので、遺跡めぐりの旅と列車に乗ったり、南部の湿地帯を行く外輪船「ロケット・スチーマー」に乗ることを目的にすることとしました。

                     
  ダッカ中央駅の中から入り口方面を見る         中央駅の長距離路線のチケット入り場                駅の外に止まるCNG                       駅前の通りはリキシャが走り回る。

また、CNGに乗って、とりあえずズッーート南下して、ダッカ中央駅に向かいます。旅行代理店の近くの路地で、CNGを拾います、「メーター付いてる?」「付いているよ、ちゃんと使うよ」っていうことで、乗っていきました。メインどおりで走っていても、市内には信号がほとんどありません、どんなに大きな交差店でもないので、いったん流れが変わると、止まったほうの通りは、20分ぐらいピクリとも動かず、車やバスは、エンジンを止めて、CNGは運転手が降りてしまっています。
こちらが優先の南北の道でも同じことです、再び動き出せば、それぞれの車やバスCNG、リキシャが、隙間があれば、頭を突っ込む状況で、車線も何もあったものじゃない状態です。日本であれば15分ぐらいで付くところも、2時間以上かけて到着やれやれと思い、メーターを見ると 200タカ(260円)くらいでした・・・
でました!でましたボッタクリ200タカを払って降りようとすると、
「300タカ」だよって、不敵な笑い「コラコラ、お前これ見てみろよメーターは200タカだぞ、警察に話すぞ」っていうと、ぱっと メーターを消して300タカだって、強硬に出てくる。私は冷静に200タカだけを渡して、降りようとすると、お金を受け取らないばかりか、投げ返してくる。すぐさま、まわりのCNGの運転手も寄ってくる、大方が「300タカ払ってやれよ」って、こうなるとこっちも時間も気になるが、じっくりやってやろうという気になってくる。警察は、当てにならないときもある、スリランカでは、降りるときに値段が違うボッタクリタクシーの顔見知り警官に「払わなければ、警察署に連れて行って、留置する」といわれ、払わされたことがある。
今回もこのパターンか?と思いつつ、納得できないことは、徹底的に拒否する。
そのうちそのあたりのCNGの運転手の親玉が現れて、どこから乗ったか、いくら表示されていたか?を聞いてきて、相手の運転手に「お前それはいかんわ、200タカもらっとけ」といわれ、不満そうだったが、金を持ってどこかにいってしまった.その人に「どうもありがとう、とっても助かりました」とお礼を言うと、「気にしないでくれよ」といって行ってしまった、バングラでもきちんとしようとする人と、外国人ならぼってやろう、いったもんがちだと思う輩がいるので気をつけよう。
ダッカから北部の町ジヨエプルハットまで、3等座席しかなかったが、何とかチケットが買えてほっとした、英語が通じないかもと思っていたが、何とか買えたし、買い方も判った、これでひとつ旅行がしやすくなった・・・・・・ガイドブックによると所要時間7時間半 3等座席は155タカであった、ここバングラデシュでは、列車のチケットは高いほうから売れていくらしく、1等でも315タカだそうです。


                     
  三等座席の車内 扇風機が回る                この椅子で7時間30分かぁ・・・                  朝の駅前の道 袋の中は何だろう?          世界遺産バハルプールに行くバスの内部
降りる駅の確認方法

夜行列車に乗ったときに 一番気になるのが降りる場所がわからないということです。日本のように親切に放送が入るわけでもなく、誰かが起しにくるでもなく、真っ暗な闇の世界で、止まった駅を判断して降りることは不可能です。
私の場合は、近くの人に聞くのもいいけど、その人はそこの駅まで乗っていかないこともよくあります。少なくとも私と同じ駅かそれより遠い駅に行く人でなければ、いけません。だから、おおむねの到着時間が近くなったら(それより早くなることはまずありえません)周りの人に聞いてみる。しかし、多くの人が英語が話せません、行きたい駅名を連呼して外を指差せば、たいがいの人が解ってくれます。そのうち誰かが、俺もそこで降りるから教えてやるよということになります。
しかし、最後の確認を怠ってはいけません、降りる前にもう一度回りの複数の人に駅名を言ってみると、ここだ って指差せば 完璧です。安心しておりましょう。このやり方で、いままで失敗したことはありません。
今回もここだよと教えられて、駅に降り立ちました。時間は朝の4時前です。まだ周りの暗い駅にたって、「どうしようかなぁ」まだ、地元の人たちは、ホームの椅子や床で寝ています。店も開いていないし、バスもリキシャも動いていません、
周りを見渡すと、駅のホームのふちに、まだ建設途中のイスラムモスクがあります、床はきれいな大理石のような石が敷き詰められ、他にもちらほら、寝ている人がいます。
よしここに、リックを枕に一眠りしよう、貴重品やカメラは枕の中に入れておきます。ここバングラデシュでは、強盗は少ない感じです。バックを奪い取るような強盗のいる国では、寝たら最後気が付くと何もないということもありますが、ここでは大丈夫そうです。うとうとしながら、3時間くらい浅い眠りにつきます。
床で寝るのもいいもんだ・・・・・・・・・、南インドやスリランカでも野宿(床寝)をするようになりました。