気持ちの良い、宿のベット、高台の斜面のロケーション、あっというまに熟睡しました。
5時くらいに起きて、近くのジープを拾ってタイガーヒル(街から11キロにある2590mの丘日の出のポイントとして多くの人が訪れます)に行って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気持ちのよう睡眠をさえぎられたのは、部屋の電話のベルです リイイイーーン リイイーン なんだこんな時間に枕もとの、持参の目覚ましデジタル温度計つきを見ると、3時30分 15度!
「3んじ30じゅっぷん〜日の出までまだ二時間もあるじゃないか!」(怒)「ハロー、なんだって?」
「あと30分で出発するから用意しておいて」「??????何の用意」と私、「昨日、日の出を見に行くって、言ってたじゃない」「言っていたけど・・・」
「だから、ジープの乗合が出るから、サンライズに行くぞ!」「まだ早いだろ!」「ちょうどいい時間だ」「だからあと30分でフロントに着てね」まだ外は真っ暗で、到底日の出の勢いも無い・・・
仕方なく、とりあえずトイレだけ入っておこう、寒くてトイレが近くなりそうだ・・・
30分たって、フロントに行くと、従業員が寝ている(インドでもヴェトナムでも従業員は、フロントの前の床で布団を敷いて寝ていることが多い。
起きていくと、シーーーンと静まり返った、ロビー「オイオイ誰が私を起こしたの?」と聞くと誰も知らない、どこから電話がかかったのか?
多分、ドライバーが電話をしたんだよ、といって、玄関の鉄格子戸をの南京錠を外してまた寝てしまった。
仕方が無いので、外に出てタバコを吸っていると(とっても寒く、トレーナーにヤッケを着込んでもまだ寒い、車には霜が付いている。)
ドライバーが「モーニング」とやって来た、私はまだ寝ぼけている、昨日のビールも少し残っている。
エンジンを掛けランクルの古い型の車はダージリンの坂を登っていく、すぐまた止まって(ガソリン節約のためすぐエンジンを止める)他の客を起こしに行く、30分くらいして4人のインド人が乗り込んだ。
運転席の列に3人、後ろに3人、走り出すと、運転席の真中に座っていた私の足は、シフトレバーがあたり、窮屈で仕方ない、もう少し我慢すればすくはずと、我慢した。
3列目のシートには、展望台に行くチャイを売るおばちゃんたちが乗った、フロントガラスにはタクシーって書いてある、道理で満員になるまで乗せるわけだ、全部で8人乗っています。
山を上る途中で、チケット売り場があった「これどうすんの?」と聞くと、一番言い値段のチケットを買えと言われ、RS40を払った、他の人たちは買っていない、よくわからないまままた、ジープに乗って頂上を目指す。
かなりの車が上にあがっていく、特別な日でもなく普通の日なのにと思ったが、台湾有里山でもこんな感じだったし、インド人の観光地なんだろう。それにしても有里山とよく似ている
タイガーヒル→
★ダージリン駅
※バタシア・ループ
拡大図
★紅茶ナムルズ
★バススタンド
★ダージリン駅
↑ よく読むと、スーパーデラックス ラウンジ
チャイ付き 40ルピーって書いてあります。
山の上には展望台がありすでに多くの人が、来ていました。買ったチケットはこの中に入る入場券だそうです。
20ルピーは二階 40ルピーは三階から見るようです。
しかし今のところ、真っ暗闇です。
気温も11度くらいでとっても寒い、おまけにインド人は喧嘩しているし(インド人は町の中でもよく口喧嘩をしていつまでも、罵り合っていたりする)
日が昇ってくると、太陽がネパールの方向にそびえるカンチェンジュンガ(8598m)を照らし出しました。
澄んだ空気の感じが伝わってくるような・・・・・
絵葉書で見た壮大なマウンテンレンジの姿です
日が昇ると、雲海に覆われた雲が、温度が上がることにより急速に、
晴れ上がるのが、山の特徴だそうで山を見るには、早朝が良いといわれるゆえんです。
右の写真は絵葉書からですが、エヴェレストも天気が良いと見えるそうです。(ちなみに、カトマンズからも見える)8848m
チャイを飲みながら、のんびり山を眺め、朝日のまぶしさに目を細めていました。「いつからこんなに、まじめに朝日なんか眺めるようになったんだろう」妙に このごろ海外に行き
朝日を眺めることが多くなり、どこかで見ることが慣習化してきている。カンボジア・トルコ 台湾然り・・。
しかしそう思いながら、ネパールでも日の出を見てしまった。確かにすがすがしい。
展望台の中はじゅうたんだ敷き詰めてあり、ふかふかのソファーが窓に向けて何脚も並べてありました。
そこに、長いひげを生やした、シーク教のおじさんとおばあさんがいました、頑固そうなおじさんは、おばあさんの写真を山をバックに撮っていました。「一緒に撮りましょうか?」と身振り手振りで、聞いてみるとビックリしたように「いや、いいです」と身振りで、なおもシャッターを押す仕草をすると、カメラを渡してくれました「ここを押すんじゃ」って感じで、撮り損ねないように いい写真であるようにシャッターを押しました。二人で嬉しそうでした。
その後は、しばらく山を眺めていたが、そろそろ帰ることにする。また、車に乗り込んで、山を降りていく。
途中で、テンプルやバタシアループにある公園を周って、宿に帰る時間は8時半くらいだった。
バタシアンループの公園