相続不動産コンサル

1.相続不動産のコンサルタント
2.空き地や休耕地等の有効活用

1.相続不動産のコンサルタント

土地や建物の相続の相談は誰にしますか?
税理士、司法書士、弁護士、宅地建物取引士・・・。
相続遺産でその半分は不動産が占めると言われてます。不動産の相談は取引のプロである宅地建物取引士が適任でしょう。なぜなら不動産は金融資産と違い、分割や共有、売却して換金分割するにしても複雑な問題を生じやすいからです。

相続税の節税対策や不動産の登記等で税理士や司法書士の協力が必要ですが、不動産の売却又は賃貸をお考えの場合は、全体のまとめ役・相談役として、不動産取引のみならず法令、税金、登記に関する幅広い知識をもつ宅地建物取引士をお勧めします。


弁護士:法律の専門家。争いなければ不用。依頼→紛争。
司法書士:登記手続きの専門家。裁判に関する書類作成。
税理士:税の専門家。相続については相続税。
宅建士:不動産取引の専門家。法、税、査定の知識あり。
不動産鑑定士:不動産価格査定の専門家。
土地家屋調査士:登記に必要な調査、測量等の専門家。
知人等:第三者の立場でみれる人。相続の知識が必要

★自宅を配偶者に贈与 → 財産を減らす
  一定金額まで課税されない
★不動産を相続人に贈与 → 財産を減らす
  家賃収入で遺産が増えないように
★現金を使って不動産を購入 → 評価を下げる
  現金を不動産に変える
★土地を売り賃貸不動産に買替 → 評価を下げる
  不活用の土地は売り賃貸建物を建てる
★賃貸建物を建て土地を有効活用 → 評価を下げる
  評価を下げり一方賃料収益をあげる
★会社を設立し賃貸事業を法人化→ 財産を減らす
  個人より法人が税制上のメリットが多い

2.空き地や休耕地等の有効活用

農業従事者の高齢化、承継者、採算性等の理由で、休耕地や耕作放棄地が増えています。分散する農地を集約し採算を高め、消費地に近く流通性に優れ、旬な作物を供給できること、そしてその地域でないとできない特色のある作物を栽培するなどの工夫が求められています。複数の農家で農業生産法人を立ち上げ、行政支援制度を利用するのもお勧めです。

以下、稲作休耕中の田んぼをレンコン栽培に有効活用した実例を紹介します。米作りの栽培工程は複雑で手間や費用がかかりますが、レンコン作りはより簡単です。ここでは水深がある田を使った本格的なレンコン栽培ではなく、浅い水深の田んぼを利用したレンコン栽培の紹介です。

メリットとしては季節を問わずいつでも旬なレンコンを収穫できること、そして何よりの特色は人を寄せ付ける魅惑的な蓮の花でしょう。美しい狭山丘陵をバックに花の観賞を楽しみに訪れる人、花の下に息づいているレンコンに興味を持って訪れる人、訪問の目的は人様々です。ハスの花は切り花、ハチスや花托や茎はドライフラワーの花材として、レンコンは食材として相乗効果があり、ダブルインカムになります。興味がある方は開花時期にぜひお出かけください。開花状況はブログで適宜お知らせする予定です。

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稲作休耕地をレンコン栽培に転用した土地活用例
(埼玉県入間市狭山丘陵山麓部谷間の田んぼ)
(史書によると名称は「稲荷沢の田んぼ」)
興味ある方は ココ をクリック
(リンク先へジャンプします)

4月中旬撮影
レンコン植え付け前の田んぼです。
 
6月上旬撮影
葉の勢いから順調な生育がうかがえます。
 

7月中旬撮影
水面がハスの葉と花で覆われています。
つぼみを含めてかなりの数が見えます。

 

7月下旬撮影
少し高い位置からより接近して撮影
大きな葉に負けない大きな花です。
8月中旬頃まで観賞できるでしょう。

 

ハスの花のズームアップ
ハスの花は魅力的・神秘的です。
ほのかな香りを発し神々しさを感じます。

 

レンコンの収穫は10月以降です。
水を抜きクワ掘りします。
レンコンはハスの地下茎が肥大化したもの。