2月6日、三菱長崎造船所に、海自舞鶴基地配備のイージス護衛艦「みょうこう」が接岸しました。今後、3隻目となる「ミサイル防衛」用の特別改造工事が行われるものと思われます。「みょうこう」が長崎港にやって来るのは01年1月から8月の定期検査以来です。
改造工事ではイージスシステムをベースライン4からベースライン7(フェイズ1)に変更し、BMD3.6戦闘システムを搭載します。購入するSM3(迎撃ミサイル)は9発で、うち1発は日米合同の発射テストに使われます。
公表されている「みょうこう」の改造費用(米海軍省を通した契約金額)
BMD機能の付加 232億7231万円
SM3ミサイル発射試験 61億5142万円
(2009年2月7日)
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