米軍の民間空港利用数が激減
長崎空港の利用は全国一

 2005年の米軍の民間空港利用数が国土交通省のまとめた資料から明らかとなりました。ながさき平和委員会が情報開示請求によって入手したもの。昨年、米軍の使用した民間空港は25空港、計398回で、ここ20年間で最少となりました。

空港別米軍機着陸回数(2005年)
長崎  112 仙台 17 久米島  4 松山  2 八尾  1
福岡 77 名古屋 12 新千歳 3 富山 2 鹿児島 1
奄美 61 高松 11 山口宇部 3 沖永良部 2 那覇 1
大阪 37 新潟 4 宮崎 3 岡南 2 広島西 1
熊本 34 種子島 4 釧路 2 小牧 1 天草 1

 これまで長崎空港の利用は300回前後でしたが、航空医療搬送隊が廃止され、所属していたC-9A患者輸送機ナイチンゲールの退役に伴い、激減しました。03年は3分の2の194回、04年はさらに103にまで減少し、過去最低数を記録しました。今年は横ばいの112回となっています。

 全国の利用数も年間1000回近くあったものが03年は676回、04年587回、そして昨年は398回にまでなりました。従来、長崎空港が全体の3分の1、福岡空港とあわせて2分の1、さらに奄美空港を加えると3分の2でした。全体数は激減しましたが、ほぼその割合を保っています。

 昨年35回だった沖縄県の下地島空港は今回はゼロでした。下地島の利用目的は東南アジアでの演習の中継拠点として「給油」を行なうためです。結局は米軍の都合で自由に民間空港を利用しているわけです。

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