補給艦はまな、4度目の戦時派遣
ブッシュの戦争の協力に断固抗議
始まった「国民保護」による集会規制

 8月10日、午前10時、海上自衛隊佐世保基地から「補給艦はまな」がインド洋へ向けて出航しました。「はまな」はこれで4度目の戦時派遣となります。前日に横須賀基地を出航した「イージス艦きりしま」と「護衛艦たかなみ」とともに、ブッシュの報復戦争に加担することになります。

 佐世保基地からの出航は14隻となり、マスコミもその数が全国で一番多いことを指摘し始めました。また「イージス艦きりしま」の出航で三菱長崎造船所建造の艦船も延べで14隻出航となりました。

 この日、佐世保市平和委員会と佐世保原水協の呼びかけによる抗議集会が前畑埠頭で開かれ、30名を超える人々が集まり、「自衛隊の海外派兵反対」「はまなは出て行くな」「テロ報復戦争反対」「憲法9条を守れ」「自衛隊は虐待と占領に加担するな」などと抗議のシュプレヒコールをあげました。

 今回は有事法制・「国民保護法」が強行されてから初めての出航で、前畑岸壁への通路にはテロ対策の一環としてフェンスが設置されていました。今後、抗議集会などに対して規制が強まってくることは明らかで、「国民保護」の本質が浮き彫りとなってきました。


新たに設置されたフェンス