100万署名で最高裁勝利を
2000年度総会で決意新たに
1月29日、「100万署名をやりきり、上告審を勝訴で」と、意気高く迎えた2000年度総会には、九州各県の被爆者の代表を含め約100名が参加しました。
99年度は、厚生省の上告理由書への反論書を提出、そしてこれまでの最高裁への提出署名数は48万を超えました。しかし会員数は前年度をわずかながら割り込み、継続会費の納入率も低下するなど様々な困難も生まれました。2000年度は「事務局体制を強化し、残りの50万署名をやり切り、一日も早く上告棄却を勝ちとれる一年とする」という活動方針が提案され、満場一致で採択されました。 →総会決定はこちらをクリック
総会には京都、東京、札幌で裁判をたたかっている原告からメッセージが届けられました。
・松谷さんの挨拶
・各地の原爆裁判の原告からのメッセージ
最高裁調査官との面接
1月21日午後4時から20分間にわたって最高裁調査官との面接が行われました。この面接は弁護団の要請に最高裁が応えて行われたもので、面接には弁護団から6名の弁護士が参加しました。
弁護団から(1)上告理由反論書について補充説明、(2)松谷英子さんの現在の状況、を説明し、(3)最高裁の審理状況と上告人(厚生大臣)の動きなどを聞きました。審理の状況について調査官は『現在、審理中としかお答えできない』『上告人の補充点の提出の予定があるとは聞いていない』と答えました。弁護団は『当方も主張は尽くしている。早急に審理を進めてもらいたい。』と要請し、調査官は『承りました』と答えました。
不当な厚生省の上告に対し、怒りをもって抗議し、ファックスまたは葉書で上告取り下げを要求しましょう。
宛先: 厚生大臣 丹羽雄哉
東京都千代田区霞ヶ関1-2-2
03(3502)3090
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