お薦めのお花見ポイント

2009年4月20日

高知では3月の中頃に開花宣言が出ましたが、それから1週間も経たないうちに花見に行きました。飲み仲間と「土佐のおきゃく」で盛り上がった時に計画したものですが、香美市の鏡野公園に行ってみると、ソメイヨシノは全く咲いていませんでした。それでも持ち寄りの料理とワインで楽しみました。

3月の終わりにはおばさんと二人で堀川に行きました。そこは高知市文化プラザの前から東に桜並木が続いています。ちょうど昼休み時だったので、勤めの人達もベンチに腰掛けて弁当を食べていました。場所のせいもあってか、大人数のグループがいなかったのでおじさん達は落ち着いて花見ができました。

街中では高知城のすぐ西にある城西公園の桜もなかなかのものです。でもここは嫌なことがあるのです。大人数でもまとまって座れるので、場所取りのブルーシートがすごいのです。街に歩いていく時にときどき通るのですが、午前中からブルーシートが敷き詰められています。昼過ぎに帰る時も同じ状態ですので、夜の宴会の場所取りでしょう。

散歩の途中など、本当に桜だけを楽しもうと思ってもブルーシートの強烈な青が目に飛び込んできてせっかくの景色が台無しです。「桜とブルーシート」 <2006年4月20日>で書いたように場所取りの方法を考えて欲しいと思います。

ちなみに、最初に書いた鏡野公園での花見の時は、仲間に「お花見シート」<2008年4月20日>を読んでもらって賛同してもらい、ブルーシートは使わないようにしました。

今年一番良かった花見は中土佐町久礼の「大坂の桜並木」でした。国道から見えるので気にはなっていたのですが、いつも時間に余裕が無くてそのまま通り過ぎていました。今年は思い切って寄り道してみると、小さな川沿いにずっと桜並木が続いているのです。桜も見応えがありましたし、堀川や城西公園では川の臭いが気になるのですが、ここでは感じませんでした。

何組かの家族がお弁当を広げていましたが、場所取りのブルーシートもなく花見客が桜並木に溶け込んでいるようにさえ感じられました。来年は弁当を持って、ゆっくりと楽しみたいと思っています。

   

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