どろめの食べ方

2009年4月30日

4月26日に赤岡の「どろめ祭り」に行ってきました。アパートからは1時間もかからないくらいですが、いつも会議と重なっていて今回が初めてでした。11時半頃着いたのですが駐車場は充分余裕がありました。

海を背にしてステージが設けられ、その前に体育館のフロアぐらいの広さの砂浜が無料席(勝手に名付けましたが、自由に座れる場所のことです)になっていました。で、そこを囲むようにコの字型に張られたテントは有料席で、ござ敷きにテーブル、そして酒を酌み交わす人達で、まさに土佐の宴会場そのものという雰囲気です。

有料席を予約した方が良いのだろうかとも思いながら、今回は予約をせずに行ったので、無料席の砂浜に腰を下ろしました。お目当ての「大杯飲み干し大会」までの間は、「無錫旅情」の尾崎大作が10曲ほど歌っていました。

1時を過ぎて「大杯飲み干し大会」が始まり、男女計25名の飲みっぷりを見ましたが、なかなか楽しいものでした。無料席はテントがないので正面から陽を受けて暑かったのですが、有料席よりステージに近いし、有料席のように目の前を行き交う人がいないのでゆっくり見ることができました。

ここまでは真面目に見ることだけを書きましたが、もちろんその前には飲んでいます。ビールを買って、「どろめ」と「どろめ汁」、「らっきょうのかき揚げ」などを食べました。ご飯ものや酒饅頭も最初にはあったのですが、買いに行った時には売り切れでした。

おじさんのいなかでも「どろめ漁」をやっていたので、どろめはよく食べていました。獲れたてのどろめを洗って、針生姜とポン酢か醤油をかけて食べる、おじさんの家ではこれがどろめの食べ方でした。鮮度の良いどろめは一匹一匹がシャキッとしていて、皿に盛っても口に入れてもサラサラとしています。

ところが高知の飲み屋などで出てくるどろめは酢味噌がかかっているのです。そして多くはドロドロとまでは言いませんが、トロトロッという感じなのです。だから酢味噌で食べるのでしょう。味も見た目も酢味噌が隠してくれますので。

「どろめ祭り」の会場で洗っているのを見ると、この日のどろめは中くらいの程良い大きさで、鮮度も良さそうでした。売られているどろめを見るとぬたのパックしかないので「ポン酢はない?」と訊くと、「どろめやきねえ」と言われてしまい、「どろめはぬたで食べるもの」と決めつけられた思いがしました。

またこのぬたはニンニクの葉をすりつぶして混ぜているのでしょう。緑色をしていてニンニクがよく効いていました。救われたのはぬたが直接かけられるのではなく、アルミカップに入れられていたことです。ぬた自体は良い味をしていたのですが、ぬたの量を少しだけにしたり、全くつけずに食べることもできました。何もかけなくても塩気もあるし、どろめそのものの味が楽しめました。

食べている時にアンケート調査をしているという女性に感想を聞かれたので、「鮮度の良いどろめぬただけでしか食べられないのはもったいない。ぜひポン酢や醤油での食べ方もアピールするよう伝えて欲しい」と頼みました。

今度行く時は、醤油を持って行こうと思います。

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